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こんにちは!コドモン人事です。
インタビュー形式で、コドモンの中の人を紹介していく、この企画。シリーズ第2弾は、「ご機嫌に!」が合言葉で、いつも笑顔で営業を支えるスーパーアシスタントの木島さんです。
ロケットスタートで始まった社会人生活
---------どんなキャリアを歩んできたんですか?
もともと海外に興味があって、大学生の時に海外のボランティアに行った経験から「必需品ではないファッションが老若男女誰でも笑顔にできる」と思うようになりました。それで小売業界に興味を持って、大手百貨店に新卒で入社しました。
販売ではなく、総合職として新規事業やCSRなどにも取り組む本部採用だったのですが、入社してすぐに思いがけずチャンスを手にしたんです。社内公募で新規事業に応募し、CSRチームの立ち上げを提案しました。もともとやりたかったことは、「海外の恵まれない人々をファッションの力で笑顔にしたい」というものだったので、とにかく熱意だけを武器にプレゼンしました。
そして、なんと、、、その提案が採用されたんです(笑)
そこからは、販売の現場で研修を積みながらも、全国から集まった7名の有志と、CSRプロジェクトを始動。会社代表としてペルーにいき、副大統領にお会いする機会をいただいたり、NGO団体とともに衣類など自社商品を届けながらファッションの良さを伝えたり、学習支援をしたり、幅広く事業を展開しました。
現在も、その中の一部は続いている一大プロジェクトになり、それを23〜24歳で経験できたのは、感謝しかありませんし、密度の濃い時間だったなと思います。
社会人となってすぐに夢が実現してしまって、その後、少しキャリアに悩みながらも、バイヤーを経験させてもらって、やってみたいことはほとんどやらせてもらいました。ただ夢を叶えたという達成感が強く、次第に辞めることを考えるようになりました。
そこで、また新たなチャレンジとして社内広報に配置転換となります。主に社内報の作成や新卒の教育など、会社の文化浸透に取り組みました。広告代理店の方々にも協力してもらいながら仕事をする中で、広報やPR、マーケティング戦略といった外向きに宣伝することに魅力を感じるようになったことで、百貨店を辞めることを決意します。
「ファッションの力で笑顔にしたい」という思いは変わらず持っていたので、アパレル関係のクライアントを持つ広告代理店へ営業として転職したのですが、お客様との信頼関係を築き、ブランド成長へのアドバイス、広告提案をする仕事で、これはもう天職でした。とにかく仕事が楽しくて、どんどんのめり込んでいったんです。
しばらくして、私生活でも結婚、出産という転機が訪れました。産休と育休を経て復帰はしたものの、子育てと営業の両立は難しく、当時部下だったメンバーのアシスタントとして働くことになります。
お互いに気持ちの整理もつかないまま、私自身はキャリアも失う形で悔しい思いをしました。しばらくは我慢もしていましたが、家庭を顧みず働くことも難しいなと悩みは一層深くなり、転職活動をしました。
---------最初からとんでもないペースで色々な経験をされていますね!この大きな転換期どんな会社・仕事を選ばれたんですか?
ここでたまたま出会ったのが、「家庭も仕事も全力で頑張っていい!両立を目指して頑張ろう!!」と応援してくれる会社で、家族をターゲットにしたアプリの開発会社でした。素晴らしい考えに共感して、『なんでもやります』のスタンスで入社し、総務部の立ち上げ、人事の立ち上げ、広報の立ち上げと、バックオフィスをそれぞれ立ち上げてきました。
とてもやりがいのある仕事で、来るボールを打ち返すような日々が続いていました。家庭での時間を大切にしながら取り組んでいたのですが、だんだん時間を忘れて仕事にのめり込んでいくようになっていく自分に、危機感を感じるようになっていきます。また、一人で進める仕事が多く、仲間と一体感を持った仕事もしたいという気持ちが強くなりました。同時に経営判断で自分の担当だった広報の仕事を縮小せざるを得なくなり、次の新しい仕事の話が来ていたのですが、一体感ある仕事をしたいことと、子どもも大きくなってきたので、ちゃんと時間をとってあげたいと感じるようになって、次の働き方を考え始めました。
自分にとって働くことの楽しさは何なのか。子どもは自分の背中を見て育つ、そこで子どもに見せる姿はこのままでいいのか。と考え、三度目の転職に踏み切ります。
---------さらっとまとめるしかないですが、めちゃくちゃ濃密ですね。立ち上げのしんどさは、本当に共感します。 その溢れんばかりのエネルギーや仕事への情熱はどこから来るんですか?
とにかく負けず嫌いなんです。デキスギくんのような兄と常に比較されてきたので、その経験から男性には負けたくない!男性とは対等に戦いたい!!という考え方が根底にあります。だから、結婚や出産という変化があるのは女性だけというのが納得いかないなって正直思っちゃいます。
なぜ、女性だけが産休や育休期間を通じて、キャリアを諦めたり、社会から閉ざされなきゃいけないのだろう?とも考えてしまうこともありますし、実際、本当に孤独を感じました。
このままではいけないと思っていて、こうした納得できないことや思い立ったことをやらずにいることは自分らしくないし、全力で向き合っていきたいというのが自分なのかな?
もはやマネジメント領域のスーパーアシスト
---------今、社会的にも一番ホットな話題のど真ん中でいろんな経験をされてきたからこその想いですね。コドモンとの出会いは?
もともと子どもが通っていた保育園には、保育システムが入っていて、その便利さには感動しきりでした。帰りの電車で連絡帳が読める、スマホで簡単に連絡帳が書けるなんて本当に素晴らしい!そんなふうに感じていて、たまたまfacebookの投稿でコドモンという存在を知って、私が使っているもの以外にも「いろんな会社のサービスがあるんだな」「もっと広がるといいな」と思っていたんです。
その後、ご縁があってコドモン人事担当者と、なぜか広報ランチ会でご一緒しましたね(笑)
---------そうですね(笑)まさかきてくれるとは思いませんでしたが!入社を決意してくれた理由は?
前職への入社を決めた時から、軸が「ファッション」から「子育てと仕事の両立支援」というものに変わっていた中で、保育園での感動体験と、コドモンがもつサービスの魅力、社会貢献性の高い事業への興味があって、お話を伺ってみたら「面白そう!」と思ったのがきっかけです。
その上で、コドモン人事とも色々とお話をさせていただいて、キャリアをどう進めていくか、子どもとの時間をどう作っていくかを考えました。
私自身は、完成形の組織は好きじゃなくて、成長過程を楽しみたいとも思っていましたし、これまでとにかくゼロイチをやってきたので、1にはなっているけどそこからどう成長させていくかを、仲間と一緒に考えて実現していける環境があるということもあって、飛び込みました!
---------なんでもできる木島さんが、アシスタントを選んだ理由と仕事内容は?
いろいろな経験はしてきているものの、広く浅いと自分では思っていて、特化した武器があるとは思っていないんです。営業は好きだったけど、のめり込んでしまって、子どもとの時間を削るわけにもいきませんし、結果として営業アシスタントなら、自分らしく働けるのではないかと思って、やっています。
主にやっている仕事は、以下になります。
・補助金案件の見積もり作成
・請求書関連
・クライアントとのメールのやり取り
・機材の発送
・契約書の確認、管理
・申し込みフォームの管理
・受注に関しての連絡
・キャンペーンの管理
・代理店の対応
ただ、これで終わりというわけではなく、11人の愛すべき仲間が円滑に業務できるようにフォローするのが私の役割なので、決められた仕事はないと思っています。お客様からのご要望に応えていくことはもちろん、メールを追いかけて適切にフォローしていくことで、お客様も、営業メンバーも、コドモン導入へスムーズに導いていけるようにしています。
ここにきてわかったのは、仕事の優先順位のつけ方は、自分の強みだと思えるようになりました。これまでの立ち上げ経験や営業としての経験など多くのことが今の自分を支えてくれています。
うまいこと整理することで、「5%の余裕」を持っておけるようになってきて、緊急度の高いものや営業の特徴に合わせた動きまでできてきました。言われたことをただやるのではなく、先回りと気配りをどれくらいできるか、あとは何でもかんでも受けずに、任せるものは任せてチーム全体の生産性が高い状態を作っています。
---------もはやアシスタントではなく、マネジメントですね。すごい!そんな木島さんが働く上で大事にしていることは何ですか?
自分自身がご機嫌に仕事できているかはいつも気にしています。
「ご機嫌に!」という言葉を使いながら、日々仕事を楽しめているか、いつも笑顔で対応しているか、快い返事ができているか、俯瞰して自分という存在を観察しています。なので、「楽しそうだね」って言われると本当に嬉しいですし、実践できているなと実感できます。
もう一つは、相手目線になれているかということですかね。愛すべき11人をサポートする上で一人一人の性格に合わせたコミュニケーションを大事にしたり、クセや特徴を理解したり、行間を読んで先回りして仕事をできるようにしています。
---------いつもキラキラしていますけど、落ち込むことはないんですか?
落ち込むことは、ほぼないかもしれません。昔はあったけど、コドモンに来てからは一切ありません。
ただ、一人反省会はしますね。言いたいことを言ってしまう性格なのもあって、あの時のあの言い方、対応は良くなかったかなと思うことはあるんです。
でも、それも含めて、自分らしくいられるのはコドモンだからかな。
これまでの職場で、落ち込んでしまうときは自分らしさを失っていて、些細な失敗を気にしてしまって、失敗が怖くて前に進むことが怖かった時期もありました。でも、コドモンでは周りを信頼しているし、何か失敗しても、一緒に前を向いてもらえる仲間がいる。
だから失敗が怖くなくなったし、今は毎日が本当に楽しいです。子どもにも胸張って仕事が楽しいと言えます!
日本の社会問題を仲間とともに解決したい
---------木島さんなくして、営業の目標達成なし!そんな空気がありますが、木島さん自身はコドモンでどんな未来を創っていきたいですか?
大きな話になっちゃいますが、やはり社会問題の解決をできるサービスであり続けたいです。今は、保育士さんの労働環境問題、定着率の向上がメインとなる業務支援サービスですが、これから保護者向けサービスの拡充や、先生方と保護者とのコミュニケーションもよりサービス内で活発になっていくと思っています。
だからこそ、コドモンにしかできないこととして、このサービスの強み、ネットワークを活かして保育士問題にとどまらず児童虐待や養子縁組の普及など多くの社会問題に向き合い、解決していきたいですし、多様な家族のあり方を受け入れていける社会を創っていきたいです。自分たちの子どもがより生きやすい社会にしてくのが目標です。
自分自身も保護者として日々感じる課題がありますし、そうした面からも問題解決をしていきたいと思っています。
---------最後に、どんな仲間に集まってきてほしいですか?一緒に働きたいですか?
相手の目線に立って働ける人に、参画してもらいたいです。アナログな業界にIT導入する上で、相手の視点に立って説明できることは必須ですし、お客さんの思いを汲める人でないと、先生の辛さ、保護者の辛さを何も考えない提案をしてしまいそう。
相手を理解し、相手のためになることを突き詰めた結果、世界が良くなっていくような仕事、働き方をしたい人と一緒に働きたいです。
あとは、価値観の多様性を受け入れられる人。コドモンはいい意味で、多種多様な人がいる会社なので、みんなキャラが立っていて、いろんな人生を歩んでいると思っています。相手の気持ちを汲んで、いつもご機嫌にお仕事してくれる人が増えると嬉しいです。