どーも。堀内です。
小さい頃、自分は恥ずかしいという感情があまりなかったように思います。
自分の子供達やその友人達を見ていると、結構な確率で「恥ずかしい」という感情を持っています。
大人だなぁと思ってしまう反面、成長のチャンスを失っていないか心配、と思ってしまいました。
写真や映像に残る世界になって、自分のことを客観視しやすくなったのもあると思いますし、情報が有りすぎて、やって良いことといけないことを体験せずに知っていることも多いのかなと思います。自分はたくさん褒められたと思いますが、同じくらい怒られていたと思います。小学校高学年くらいになると、怒られないように悪いことをする一番嫌なやつだった気もします(笑)
本題の、「オープンにできる強み」についてですが、オープンな場所/状態で会話/行動ができる人は、自信があると思っています。
自信"過剰"かどうかというのはあると思いますが、それは話を聞く相手の雰囲気や動きでもそこはわかりますね。自信"過剰"な人の周りには、その人の権力に媚びている人や仕事上聞かないといけない人以外には人は集まってこないと思っています。
以前に「情報発信する人は信頼できる」という記事を書きました。
情報発信する人は信頼できる
オープンな場で話せないのはなんでなのか考えた時に、先述の子供たちと同じで「恥ずかしい」があるのかと思いました。
・自分の知識のなさが恥ずかしいから
・自分の考えが間違っていたら恥ずかしいから
この恥ずかしさが、他のことに勝ってしまうからオープンにできないのかと思っています。
基本的に、自分の能力を良くも悪くも隠す必要はあまりないと思っています。特に社内や仲間内ですね。
お客様相手に良く見せたいというのは良くわかります。
他にも実際よりも良く見せたいケースはあるのだと思います。例えば恋愛、相手にかっこよく、かわいく、見られたいんだなあというのはわかります。
大人になってくると、何かを隠しても仕方がなくなるのも分かってきます。
恥ずかしさよりも、隠したり、クローズドで行ったことによるデメリットを知っているからだと思います。
「恥ずかしさ」は何から来るのか、結論から言うと「何かを知られたくない」なんだと思います。
うまくできなかった時の失敗を見られたくない、無知を知られたくないんだと感じます。
大小を問わず、組織は失敗を許容しないといけません。
また、メンバー側も、指摘をされること/改善を求められることを許容しなければいけません。
そのどちらもが成り立ってこその、良いチームワークだと思います。
↑良いチームワークをテーマに研修も行ったりしています!
知らないことを知らないと発言することは許されていて、わからないことを相談することも許されるべきです。
反対に、何度も同じようなミスを繰り返してはいけませんし、事前に知っておく必要があるものは努力して知っていかなければいけません。
そのバランスが取れていると、より良い循環がでてきます。
お互いの期待がつり合っている感じですね。
・わからないと発言したら教える
・教えてもらう側も何がわからないのか説明をする
・情報を取りに行けてないのであれば伝える
・しかしその努力を怠っているのであれば指摘をする
・指摘をされることがあれば改善する
この、サイクルのような相互の関係のバランスが保たれていると良いチームができていくと感じます。
若手や新メンバーからの突き上げのような状態で、ガツガツ来るとうまくいっている気がします。
この良いチームへの過程は、全てがオープンでできる状況を生み出せているかどうかだと思っています。
まずは個人個人がオープンにできる最低限の勇気を持つこと
組織は失敗を許容する最低限の勇気(寛容)を持つこと
そこから始めるのはどうでしょうか?
お互いに求めているラインを伝え合いながらプレー(仕事)できていると強いチームになると思っています。
健全な言い合い大歓迎です。
ではまた。
2024.03.15 堀内文雄(ハイキューを見て、子どもとバレーボールをやってみました。手が痛い)