なにをやっているのか
◆ECサイト開発を中心に新規プロダクトも次々とリリースしております
クラベスは高難易度のECサイト開発を中心に、その周辺プロダクトを次々とリリースしております。
(1) ECサイト開発事業
主に高難易度のECサイト開発をしております。これまで大小問わず複数のECサイト開発実績を積んできました。現在では、簡易的なECサイト開発よりも、新しい取り組みやオリジナル機能を持つECサイト新規開発を中心に行っています。また、ECに関係する全てのシステム業務が対象となり、データの連携やカート機能の改修などはもちろんのこと作業効率UPのツール構築も行っています。一般的なUI/UXやパッケージ製品で可能な要件の場合は、そちらをオススメし、お断りするケースもあります。
(2)新規プロダクト開発事業
クラベスの顧客貢献のゴールは企業成長、つまり売上UPです。ECサイト開発をする"だけ"では売上UPに直結しません。そのゴールを達成するために、クラベスでは継続した開発やコンサルなどを行うグロースハック事業があります。その中で、生まれるサイト改善の種から、新規プロダクト開発を進めており、多くの顧客に導入できるようにSaas製品として開発しています。
◆ECサイト受託開発と自社プロダクトをバランスよく展開するクラベスです
一般的に転職市場において「自社プロダクト」を持つ企業のほうが応募が集まる傾向にあります。理由としては、1つのプロダクトを自社内で開発をし続ることに希望を持つ方が多いためです。
これについて違和感はないのですが、ただシステム/プロダクト開発者として重要なのは「その界隈で、永続的にスキル取得をし続け、成長し続け、最新トレンドをキャッチし続ける」ことだとクラベスは思っています。
1つのプロダクトに集中することで得られるスキルはあります。ただ、常に”多種多様な”システム/プロダクト開発に携わることにより、様々なケースを学び、経験することができます。特にECサイト開発における直近の市場ニーズは非常に高く、進化のスピードは著しいです。
そういった状況下で、クラベスはECサイトを”受託する側”で顧客支援をし、最新トレンドをキャッチし続け、且つ自社プロダクトも開発することに誇りを持っています。この両者をバランス良く取り組むことによって、顧客のためにもなりますし、自社プロダクトのためにもなる、クラベスはそう思っているのです。
また、クラベスはECサイトの受託開発を7年程度実績を積んで参りました。ただ、ECサイト開発をする"だけ"では顧客の本質的な課題を完全に解決することは難しいと感じておりました。そこで、これまでの開発実績/経験をもとにいくつかの自社サービスを開発し、受託支援 + 自社プロダクトを用いた両者において顧客貢献をすることが好ましいと感じているのです。
なぜやるのか
◆予想以上に複雑で、難易度が高いECサイト開発における面白さ/難しさ
他のWebシステム開発と比較して、ECサイトの開発は複雑であり、難易度が高いことが特徴です。
ECサイトの目的は「商材を販売し、売上を向上させること」です。
もちろん他のWebシステムも同じように売上を向上させることが目的であることもありますが、ECサイトは、店舗販売をするための諸々の業務を、Webを通じて行うため、そのために必要な機能をすべて用意する必要があります。例えば、検索機能 / 商品紹介機能や、物流に絡む在庫システムとの連携、配送期間指定、冷蔵 / 冷凍便などの区別、認証機能や会員管理、決済機能などが挙げられます。
また、ECサイトはリアル店舗の体験に序々に近づいてきており、顧客からの要望も日々難易度が上がっています。現在、ECサイトは顧客にとって生命線です。時代背景も後押しとなり、市場ニーズが上がり続けるECサイトの開発は、他Webシステムと比較してもエキサイティングであり、関わっている開発者のスキルも大きく向上させることができると自信を持って言えるのです。
また、効果がどれだけ出たのかが「数字」として顕在化され、それがクライアントへの成果として実感することができます。
皆さんが日々利用しているWebサービスのほとんどが「ECサイト」に内包されます。
皆さん、休暇はどのように過ごしていらっしゃいますでしょうか?NetflixやHuluを用いて映画を見たり、ZOZOTOWNで買い物をしたり、メルカリで出品/購買をしたり、楽天トラベルで旅行の予約をしたり、Uber eatsで昼食を頼んだりしているかと思います。
これらは広い意味ですべて「ECサイト」に内包されます。
ECサイトとは、インターネット上で商品を販売するWebサイトのことです。サイト上で何かしらの「商材」が販売されています。日本でECが本格化したのは1996年ころのことですが、それ以降は様々な業界でECサイトが導入されています。皆さんが日々利用しているサービスの大半がECサイトなのです。そう考えてみると、ECサイトを身近に感じられるのではないでしょうか?
クラベスはこのECサイト開発には絶対の自信を持っております。
クラベスは「全ての距離をなくす」ために、培ってきた設計開発のスキルをもとに、同じ事例のない新しいECの構築に挑戦し、実現しています。
◆トレンドである020の流れにECが後押しされています。
コロナの影響により店舗販売のニーズより、ウェブを通しての販売(ECサイト)のニーズが強くなっています。これまでも日本のEC化率は順調に増え続けておりましたが、2020年以降、コロナの影響によりぐんとEC化率が伸びています。
これまで対面での販売にこだわっていた業態もECサイトの開発が増えてきています。「●●は実物を見ないと買えない」と言っていたユーザも気軽にウェブ上であらゆるものを購入する時代になってきています。また、これまでもウェブを通じて購入することがスタンダードであった商品を販売しているEC事業者は、これまで以上に購入体験を良くするために開発に力を入れています。
そして、あらゆる業態の店舗販売がEC化すると同時に、ECサイトに求められる体験は変わってくることが予想されます。例えば、ECサイトでの購買体験を店舗販売の体験と限りなく近づけるようなアクションが必要になってきています。
◆世界と比較して低い日本のEC化率。今後伸びていくことが予想されます。
その理由は国土がやや狭いことが挙げられます。
アメリカの国土は日本の26倍あり、東海岸に住んでいる方が西海岸まで買い物に行くことは考えにくいです。そのためEC化率が高くなっています。また、天候や交通の便など様々な要因が起因して世界におけるEC化率は変動しています。
ただ、今回のコロナの影響により日本人もECでの買い物におけるハードルも下がってきており、一気にEC化率を上げることができるタイミングに差し掛かっています。ECサイトを自社開発できる非IT企業はごく稀です。そのため、クラベスには追い風となっており、各社がECサイトの開発に力を入れれば、最新トレンドの変化スピード、また最新技術を用いた開発スピードも上がってくることが考えられます。今まさにECサイトに注目が集まっているのです。
どうやっているのか
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◆細分化されるEC市場。日本のEC化率も徐々に上がってきています。
2021年度のBtoC市場におけるEC市場は、市場規模:20兆6,950億円(対前年比:7.35%増)、EC化率:8.78%(対前年比:8.08%)となっています。
序々に日本のEC化率は上がってきており、今後も上がることが予想されます。
また、「ECサイト」と聞くとイメージをするのはAmazon、楽天、Yahoo!ショッピングなどではないでしょうか?主にモール型と呼ばれる代表的なサイトです。その他にもZOZOTOWNやユニクロ、ヨドバシカメラなども売上が大きいサイトとして有名です。出品型、メーカー型、小売型のような分類ができます。その他にも多種多様なECサイトが存在しています。
- 書籍/映像など:34.2% 1兆3015億円
- 電化製品 :32.8% 1兆8239億円
- 生活雑貨/家具:23.3% 1兆7428億円
- 衣類/服装雑貨:13.9% 1兆9100億円
- 化粧品/医療品:6.0% 6611億円
- 食品/飲料/酒類:2.9% 1兆8233億円
- 自動車/自動二輪車:2.9% 2396億円
上記は「商材別」のEC化率と市場規模を羅列しています。上記の通りそれぞれ数値は異なりますが、一口にECサイトと言っても様々な側面で分類することができます。また、細かく「業界」に分けて動向を見ていきます。
(1)サービス系分野のEC市場規模
これは旅行/宿泊、飲食などのサービス分野です。
旅行サービスにおけるEC化は、1990年代後半から開始しています。国内外関わらず、ネットでいつでも手軽に航空券や宿の予約ができることはユーザーにとっても便利です。また、直近数年間で理容院やマッサージ店の予約のネット化は急激に進んでいます。旅行代理店の窓口に行っても担当者の方がパソコンを使って調べたり予約確保していたものが、OPENにされ、個人がネットで手配できる時代になりました。
(2)デジタル系分野のEC市場規模
これは電子出版、有料音楽・動画配信、あるいはオンラインゲームなどの分野です。
NetflixやHuluなどの有料動画配信サービスの普及が急激に進んでおり、「有料動画配信」が昨年対比で18.5%成長をしています。スマートフォンにおける「趣味」や「空き時間の娯楽」時に、電子書籍やオンラインゲームを利用していたユーザーが動画配信サービスに流れた影響もあります。デジタルコンテンツ販売とも言われ、モノ自体には意味は持たず、中身であるコンテンツに意味のあるものはネットとの相性がいいです。
(3)日本のフリマアプリ、ネットオークション(CtoC)の市場規模
メルカリ、ラクマなどCtoC市場が急速に拡大しております。ただ、この影響でブックオフなどのリユース市場が商品の仕入れに難航しており売上にも影響が出てしまいます。CtoC市場も物品だけではなく、サービスの販売、知識やスキルの販売なども含め、これからも成長していくことが考えられます。
(4)スマートフォン経由の市場規模の直近5年間
- 2021年の物販のBtoC-EC市場規模 13兆2,865億円
- スマートフォン経由 6兆9,421億円 (52.2%)
スマートフォン経由における決済額は今後伸び続けることは間違いありません。ECサイトはいかにスマートフォンに適切なUI/UXにするのかもポイントとなります。クラベスではモバイルファーストの考え方をお客様に伝え、デザインや開発に役立てています。
※その他の変化
- ネット購入の普及により、宅配荷物の増加と宅配業者の人手不足や残業が社会問題に。
- Amazon Payや楽天ペイ等の「ID決済」が普及しはじめたため、コンビニ決済、代金引換比率が減少。
- デジタルトランスフォーメーション(DX)が実行できていない企業が淘汰されている現状。
◆ECサイトの受託開発に圧倒的に強みを持つ背景は経営陣の経歴から
代表の堀内が前職のワークスアプリケーションズでECパッケージの開発に従事しておりました。堀内はECシステムの導入チームマネージャとして、最大20社程度を扱うチームを束ねた経験があります。その際に培ったECにおけるノウハウと、新規プロダクト立ち上げ時に必要な要件整理や機能化の能力を存分に生かすことができています。
もう一つは、CIOの瀬戸が前職でサプライチェーンパッケージの設計・開発の経験を積んでおり、商品販売を取り巻く複雑な仕組みを深く理解しているため、開発におけるベストプラクティスを持っているためです。