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皆さま、こんにちは!
Suprieve株式会社 広報担当の呉山です。(@Suprieve_Kurety)
年内も余日わずかとなりましたが、お変わりなくお過ごしでしょうか?
今回は年内最後のオープン社内報をお届けいたします。
この度、弊社の人材サービスを展開する人材事業部が分社化し、【Evand株式会社】(読み:エヴァンド)として来年の2021年7月(予定)から事業をスタートします。
今回はEvand株式会社の石田社長にインタビューを行い、分社化の理由や造語である社名の由来、そもそも人材事業ができたきっかけや、求める人物像などお聞きしました。
ぜひとも最後までご覧いただけますと幸いです。
(※記事の最後には、ご覧いただく皆さまへメッセージをいただきました)
【聞き手:広報担当 呉山】
【石田 優太郎(いしだ ゆうたろう)】東証一部の大手人材会社より、2016年Suprieveにヘッドハンティングされ、当時の人材事業部の立ち上げに参画。 2018年には東京本社の立ち上げを行い、サービスエリアの拡大に尽力。 2021年、人材事業部がSuprieveから分社化するとともに、1000名の正社員が在籍するEvand株式会社の代表取締役に就任。 現在では人材派遣、人材紹介、SES、人事システム等、人材サービス業界にさまざまなサービスを展開中
◆ホールディングス化を見据えた上での分社化だった
――石田社長、本日はどうぞよろしくお願いします。
石田社長:はい。よろしくお願いします。
――では早速こちらの質問から、この度、どうして人材事業部はSuprieveから分社化されるのでしょうか?
石田社長:そうですね。
Suprieveとして、今後の戦略としてホールディングス化というものを考えております。その中で、人材事業部はこの5年6年で従業員が800名、次の4月には1000名ほどの従業員数へと急成長し、それに伴いもちろん売上や事業規模も大きくなってきました。
なのでこのタイミングで、ホールディングス化を見据えた上で、人材事業部を切り離していこうというのがきっかけですね。
――そうだったのですね。人材事業は他事業と比較し、従業員数が圧倒的に多い部署ですよね。
石田社長:なので、「何か1つの制度をつくっていこう」「何か大きな方針を変えていこう」「中身の仕組みを変えていこう」という風に、常に変化していきながら事業をしてきたんですけど、本当に規模が大きくなってきた中で、やはりSuprieveという会社の1事業部として、他事業部としてのバランスをしっかりとっていかないといけない部分とかがあって…
――バランスですか。
石田社長:そうです。
もっと僕たちとしては「成長スピードを上げていきたい」と。
そうなってきたときにはやはり、他事業部としてのバランスをとりにいく、制度をつくり、仕組みを変えるときにはどうしても時間がかかってしまうので、さらなる「急成長」のため分社化し、1つの法人として、人材事業に特化した意思決定が迅速にできる最大のメリットのため、このタイミングで分社化しました。
◆Evandは「ever」と「find」を掛け合わせた造語
――ありがとうございます。
続いて、Evand株式会社の「Evand」の社名の由来をお教えください。
石田社長:由来ですね。
Evandの社名を作るにあたって、考え方としてはSuprieveと同じような考え方ですね。
2つの単語を組み合わせた造語になっています。
――造語?Suprieveの社名と同じく造語なんですね!
一緒です(笑)
石田社長:その2つの単語が何かというと、1つ目が「ever」2つ目が「find」、Evandはこの2つを掛け合わせています。
――「ever」と「find」ですか。
どのような意味で組み合わされたのでしょうか?
石田社長:「ever」に関しては、いろいろな意味があると思うんですけど、僕らが採用した意味としては「かつて~したことがない」とか「今まで~に行ったことがない」「~したことがない」という部分を採用しました。
一方で「find」は単純に「みつける」「発見する」の言葉の意味があると思うんですけど、この2つの単語を掛け合わせることによって、「まだ見たこともない」というような意味やメッセージを込めました。
――「まだ見たこともない」ですか。未来に向かっていくような言葉ですね。
石田社長:ありがとうございます。
さらには「ever」と「find」の前に「the vision」という単語を置くことによって
The vision ever find.
~まだ見たこともない景色~
というのを社名の1つのサブメッセージにしました。
ようは、この日本、世界に対して、「僕らがまだ見たこともないような景色をみんなで見に行くんだぞ」このような思いを込め「Evand」と社名にしました。
ちなみにですが…
――はじめから、Suprieveのように社名は「造語にしよう」と考えていたのですか?
石田社長:Suprieveのように2つの単語を造語にしていく考え方は、Suprieveの理念をもって分社化している訳なので、「そこは引き継いでいきたいよね」と思いはありましたね。
――なるほど。
分社化したとしても、社名さえ変わらない、揺るがない思いがあったんですね。
では続いて、Evandの企業理念はどのような理念でしょうか?
石田社長:企業理念は
「人」が輝く「世界」がかわる
これが僕らの企業理念になっています。
◆「人」でしかできないもの、「人」でしか提供できないものがある
――「人」が輝く「世界」がかわる
こちらはどのような思いが込められているのでしょうか?
石田社長:思いを込めたメッセージとしては、今後の社会を考えたときに例えばAIや5Gと、社会構造が大きく変化していく中で…
とは言っても、やっぱり「人」でしかできないもの、「人」でしか提供できないものっていうのが間違いなくあるだろうと思っているんです。
――――たしかに「人」でしか成し得ないものがありますよね。
石田社長:もともと僕らは、Suprieveでは、人材事業という「人材領域」で事業を展開してきたというところもあって、やはり「人」というキーワードには絶対こだわりたいと。
――その中で「人」が輝く状態とはどういった状態ですか?
石田社長:「人」が輝く状態は、やはり働くことを通して
「なりたい自分になっていきたい」
「今までこういうコンプレックスを持っていたけどもEvandで働いていることでなりたい自分になっていった」
「嫌な自分を克服できるようになっていった」
このような状態のとき、めちゃくちゃ人が輝いているなとイメージを持っています。自分自身の思いが前を向き、思考がプラスに働いている状態ですね。
――「世界」がかわるこちらはどうでしょう?
石田社長:こちらは、輝いているメンバーが、1人から10人、100人、1000人になったとき…
もちろん自分が見えていた景色の、いわゆるこれを「世界」と定義し、自分が見えていたこの景色、世界が変わっていく、さらには沢山の社員が輝くことによって、そもそもの世界全体の景色が変わっていく、変えていく。そういう思いを込めた企業理念が「人」が輝く「世界」がかわるです。
――この企業理念が達成できた状態って…?
石田社長:そうですね。
「人」が輝く「世界」がかわることは、すごく抽象的なものになっているので、企業理念が達成できた状態とは、抽象的な企業理念をしっかりと補完するものこれがミッションだという風に定義しており、僕らのミッションは「働く」を通して人と企業のできないをゼロにする。ことです。
――「人と企業のできないをゼロにする」ですか。めちゃくちゃ格好良いですね!
石田社長:これ、めちゃくちゃ気に入っています(笑)
この言葉の通りなんですけど、そうやって僕らの従業員が輝いて、見えていた景色、そもそもの世界が変わってきた…
じゃあそういうときの状態って、自分ができなかったことができるようになったり、僕らの顧客が課題にしているもの、顧客ができなかったもの、これもEvandがいることによって、人と企業のできないがゼロになったら企業理念を達成したよねと。
――正直、いつ課題がゼロになるのか、そもそも課題となるものが今いくつあるのか分からないですよね…
石田社長:そうですね。
それでも、とにかくゼロにしていくんだと。そしてゼロになった状態が、まだ見たことないからこそ、ゼロにした景色を見に行くんだと。
このような形で社名の由来から、企業理念、ミッションを一気通貫させてつくり、想いを込めました。
――ありがとうございます。どこまでも「人」を重視し、企業理念を達成していくのですね!
続いて、今年で人材事業は6期目に入りますが、そもそも人材事業は何がきっかけで事業化されたのでしょうか?
◆仕事はなくなってしまったけども、雇用を守っていきたい
石田社長:きっかけですね。
これは僕がSuprieveに入社する前の話になるんですけど。もともとSuprieveが▶枚方でオフィスを構えているときに、社内で数名のアルバイトの方を雇っていたんですけど、何かしらのきっかけで、アルバイトの方の業務が少なくなってしまった時期があって…
――仕事がないと雇うことができなくなりますよね…
石田社長:そうですね…。
通常の会社であれば、「〇〇さん、仕事がなくなってしまったので、今月でごめんな…」というような判断をするのが、経営視点からすると当たり前なのかもしれないんですけど、当時森社長は、仕事はなくなってしまったけども、何とかアルバイトの雇用を、仕事をつくってあげたい。雇用を守っていきたい。と思いが非常に強くて…
ただ、Suprieveでは仕事がなかったんですよね…
石田社長:なので他の企業や地元の企業に声を掛けにいったんですよ。
「今こういう人がいるんですけど、人手が足りてないですか?」
そしたら「それであれば…」ということで、元々アルバイトの方々を他の企業に、これがいわゆる一般的な人材派遣のモデルなんですけども。
――その過去の経験がきっかけなんですね。
石田社長:「人の雇用を守ることは幸せだよね」とプラスし、そうすることで、人をなかなか採用できない企業や、人員不足で困っている企業はハッピーになるんじゃないかというのがきっかけで、「じゃあこれをもっと拡大していこう」と、この経験が人材事業を展開するきっかけになっています。
――全ては人の思いからはじまるんですね…!
石田社長:そこからですね、現在▶AsFine株式会社の代表である吉田社長たちが人材事業を立ち上げていき、その後に現在▶コドモジャブ株式会社代表の橋本社長が入り、次いで僕が入り、その後はこの3人で立ち上げていくんですけど。
ちょっとここから余談になっちゃうんですけど…
――余談ですか!聞きたいです!
いいですか!
石田社長:あのー、当時はよくこの3人(吉田社長・橋本社長・石田社長)で、立ち上げ当時うまくいかないことももちろんありましたし…遅くまで仕事をしていく中で、よく居酒屋に行ってたんですよ。
その時に、いつかこの人材事業部を大きくして、そしてさらにはこの3人が全員Suprieveの各事業の代表ですよね、「3人がいつか社長になっていようぜ!」とよく夜な夜な飲みながら話していたんですけど…
そこからもう…5、6年くらい経った今、それぞれ3人とも各グループの代表、社長になれて「やってやったぞ!」と。
――すごい…痺れました…!みなさん格好良い!
石田社長:僕も代表になるというときには、サプライズで吉田社長と橋本社長が、でっかい花束を持ってきてくれて、お祝いしてくれたっていうのも嬉しかったですね。
いやぁ、あれは嬉しかったなぁ
――いかがでしょうか?体感としてこの5年6年は早かったですか?
石田社長:もう一瞬。
こんな早いのっていう感じですよね。正直あんまり覚えてないですよね、細かい事って。
大きい出来事しか全然記憶に残っていなくて、ずーっとなんでだろうなと思っていたんですけど、先である「明日どうしよう」「来月どうしよう」「次の1年後3年後どうしよう」ってことばかりを考えていたんで、あんまり昔のことは覚えていなくて、なので5年6年は早かったですね。
――話をお聞きし、本当に光のごとくだったんだろうなと感じます。
続いては、Evandが目指すものをお聞きしたいなと思います。
石田社長:一言でいうと、「企業理念の実現」これが全てですね。
それを踏まえて目指すところは、先程もお話させていただいたように、ミッションの部分ですね。
――ミッションは「働く」を通して人と企業のできないをゼロにする。ですよね。
石田社長:そうです。
「この状態を作るには、どうすればいいか」というのが、僕らの目指すもの。
言い方を変えると、”事業戦略”であったりすると思うんですけど、僕らはもともと「人材業界」いわゆる「人材サービス業界」の中でも、複数カテゴリーがある中で、まずは「人材派遣」から事業領域をスタートしてきましたが…
――してきましたが…?
石田社長:本当に「人と企業ができないをゼロにする」ことを考えたら、1つの事業領域だけではお客様の課題を解決できないことを沢山経験しました。この事業領域だけで、「従業員のキャリアを作れるの」であったり、やはり疑問が残るんです。
――そうなると…事業領域の幅を広げるしか?
石田社長:そうです。
Evandはお客様と従業員、「人」の部分の課題を解決していくことが事業戦略や目指していくもので、今後は、 人材サービス業界のすべての事業領域を展開していきます。
――ありがとうございます。
人材領域を網羅していくということで、リーディングカンパニーを目指しているのでしょうか?
そうですね…
石田社長:「リーディングカンパニー」のキーワードでいうと、正直人材サービスの業界って、一般的に言われる「レッドオーシャン(競争が激しい市場)」と呼ばれ、参入している企業が数多く、例えばリクルートさんであったり、パーソルさんのような、超大手の会社がいわゆる「リーディングカンパニー」という状態になっています。
――誰もが知っている超大手企業ですよね。
石田社長:ただ、僕らの後発企業として、大手では手を伸ばせないサービスや、僕らにしかできないこと、ここを差別化できることが、非常に強みだと思っています。もちろん目指していく企業の規模でいうと、そのような大手さんみたいになっていきますけど、ただ「大手になりたい」というわけではなく、単純に理念の実現とミッションの達成、細かい差別化ポイントはこれからつくっていくところですが、今後も変わらず突き進むことでリーディングカンパニーにもちろんなっていくのかなと。
――ありがとうございます。
続いて、Evandは今後も採用活動を継続されるかなと思うんですけど、どういった方と共に働きたいかと思いますか?人物像をお聞きしたいと思います。
◆企業理念ミッションへの「共感」、「成長」していきたいというマインド
石田社長:そうですね。
求める人物像みたいなところでいうと、2つありまして。まず1つは、先程話をさせてもらった通り、僕らの企業理念であったり、ミッションにしっかりと共感してくれる方が非常に重要だと思っています。
「思いに共感してくれるか」ですね
石田社長:もう1つは、ありきたりな形になってしまうんですけど、やっぱり「成長」というキーワード、ここが非常に重要だなと。「成長意欲」とか「成長していきたい」と、本当に思っている人っていうところかな。僕らの中で「成長」というキーワードは、しっかり定義を持っていて、 「できなかったことができるようになること」だと定義しています。
――「成長したい」と思い続けられる人ですね。
石田社長:その中で、会社の成長を考えると
「今までは、提供できなかったお客様に新たなサービスが提供できるようになった」
「今までは、採用できなかった求職者の方に対して採用ができるようになった」
「今まで積めなかったキャリアが積めるようになった」
こういった形で会社としても成長し続けなければいけない。なぜなら常に社会っていうのは変化し続けていくわけなので、現状維持は絶対ありえない。常に会社自体成長し続けなければならないっていうのが事実としてあります。
――テレビでも毎日違うニュースが入ってきますよね…
石田社長:その中で常に会社は成長、言い方を変えると「変化し続けなければならない」
なので究極ですけど、昨日言ったことは今日になって方針転換することは十分にあり得ますし、ただそこにしっかり成長意欲、「成長」というキーワードを持つメンバーであれば、しっかり環境の変化であったり、会社の変化に対応してくれると感じております。
――会社の変化に対応しながらも、成長していきたいと思える方ですね。
石田社長:そうですね。
「変化に対応してもらう必要がある」=「それには成長していきたいんだというマインド」がないと、難しいと思っています。なので求める人物は、企業理念ミッションへの「共感」と、「成長」というキーワードに強い思いを持ってくれているメンバーの2点かなと思っています。
――ありがとうございます!
では最後に、ご覧いただきました皆さまにメッセージをお願いします。
石田社長:いろんな方が見ていただいているんじゃないかと思うんですけども、特にこれから就職活動をされているような学生さんや、転職を考えているような転職者の方とかですね。そういった視聴者が多いんじゃないかなと思います。
僕らとしてはSuprieveというグループからこの度「Evand」と分社化しました。やはりSuprieveグループとして、これからいわゆる「急成長」とキーワードは引き継いでありますし、Evandとしては、人材領域で拡大していくと。
そして「何のためにやっているのか」、企業理念ミッションというところ、こういう思いに少しでも共感してもらったり、「おもしろいな」とか「なんか興味あるな」ということであれば、ぜひですね、弊社のホームページ等からお問い合わせしていただければと思います。
一方で僕らは採用活動だけではなく、「人」と「企業」というところがキーワードとなっていますので、もしですね、企業や法人の方がご覧になっていただけているのであれば、僕らのサービス、自信を持って提供していますので、ご連絡をいただけると嬉しいなと思います。
――本日は貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました!
石田社長:ありがとうございました。
【取材・文・編集=広報担当 呉山/撮影=Evand株式会社 採用推進チーム 木俵】
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