400万人が利用する会社訪問アプリ
久保 裕丈
2018年4月に日本初となる家具のサブスクリプション・サービスを立ち上げました。自社で企画開発した家具を月々400円から個人・法人向けにレンタル。 このサービスを通して目指しているのは「その人にとって最適な空間価値を提供」することです。「人が囲まれたいと思う空間」の最適解は、時代や状況に合わせて変化します。 たとえば、以前は「家はリラックスできる空間であることが一番」と思っていた人もコロナ禍以降、自宅で仕事をするようになれば効率的に仕事ができることが優先になったり室内で運動をするなどリフレッシュする機能を求めたりするかもしれません。職場の環境もそうです。リモートワークの普及により広いオフィスを持つ必要がなくなりより小さなところへ引っ越す企業も増えてきています。そうなれば、家具や家電ももっとコンパクトな物が求められるはずです。その人にとって、その企業にとって「最適な空間」はがすぐに変わる。であるなるば必ずしも家具を「所有」しなくてもいいのではないか?ライフスタイルや状況の変化に合わせて、家具も変えることができたらもっと自由に軽やかに暮らせる。クラスのサービスはそんな思いから生まれました。家具のレンタルサービスを通じて個人やオフィス、ホテル、店舗などに対して最適な環境を提供する空間プロデュースに取り組んでいます。 今は仕事が一番楽しいのですが、それ以外ではハードトレーニングで体を鍛えることに時間を使っています。具体的にはキックボクシング。追い込むトレーニングは胆力も付きますし追い込んでいる間はキックボクシングだけに集中していられる。唯一仕事の思考回路をシャットアウトできる時間なので最高の気分転換になっています。 好きな言葉は「挑戦」です。実は起業するのは今回が2度目。大学卒業後、最初のキャリアは戦略系コンサルタントでしたが外から経営を見るのではなく自分で経営がしたくなりアパレル関係の会社を起業。ただ、始めての経営とあって失敗や反省も多くありました。2度目の挑戦となる今回は経営戦略はもちろん、人事や採用に対する考え方も変えました。能力やスキルはもちろん重要ですが一人ひとりの人生の目標に対して、うちの会社で働くことがどんな意味を持つのか真剣に向き合うようになりました。ベンチャー企業の成長過程には様々な困難がありますが、同じバスに乗った仲間たちと明るい未来を目指して挑戦を続けていきます。
Hiroto Iseki
東京大学大学院卒業後に大成建設株式会社に入社。物流施設の設計施工や物流コンサル業務を中心に経験。株式会社ジェネックスパートナーズではBPR案件やシックスシグマ導入支援等のコンサル業務を担当。その後はベンチャー企業にて事業責任者やSCM領域の責任者を務め、2022年よりクラスに参画し、SCM本部ゼネラルマネージャーに就任。