株式会社KDDI研究所 / セキュリティグループ 主任研究員
共著:Intrusion Trap System における安全で有効なログ収集のための動的切換え機能の実装 | IPSJ Journal
侵入者をおとりシステムへ強制的に切り替えてその行動の監視を行い、攻撃手法の分析や追跡をするプラットフォームとして Interner Trap が注目されている。しかし、継続中のTCPコネクションを切り替えることができないために、正規システムを攻撃されかねないという問題がある。 本論文では、侵入検知システム(IDS: Intrusion Detection System)を利用して、不審な挙動を知らせるトリガをきっかけに、TCPコネクションへの開始時点のみならず継続中のTCPコネクションについても、正規システムからおとりシステムへと迅速に切り替える手法を提案する。 著者:竹森敬祐, 力武健次, 三宅優, 中尾康二