株式会社KDDI研究所 / セキュリティグループ 主任研究員
共著:在宅テレワーク用境界システムのセキュリティ確保 | IPSJ SIG Notes 2002-CSEC-17
在宅テレワークは会社員やパートタイム勤務者の働きからの主流の一つになった。呼応速なインターネットへのアクセス手段が普及するにつれ、勤務者が自宅から作業を行うのに十分な帯域を使うことができるようになった。 しかしその一方で、家庭の危機は企業内ネットワークのそれらに比べ十分に守られておらず、セキュリティ攻撃の格好の対象になっている。 本稿では、まず在宅テレワーク用の一般的なシステム設定が持つ技術的弱点を分析し、それをふまえた上で在宅テレワーク用システムのネットワークセキュリティを強化するための基本的な要請事項を延べ、家庭内と外部の双方のネットワークの海峡にゲートウェイシステムを使った構成例を提案する。 著者:力武健次, 菊地高広, 永田宏, 濱井龍明, 浅見徹