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モヒカンが光る部署責任者が語る。知られざる過去とこれからの話。

今回お話を伺ったのは、Zenken株式会社Zenkenの黒田 高弘。これまでのご経歴から、Zenkenの雰囲気、特徴、バリューイノベーション事業部の仕事内容など幅広くお聞きしてきました。

【目次】
①モヒカンがトレードマーク。黒田のこれまでの経歴に迫る。
②最初の印象は気持ち悪い?全研とはどう出会ったの?
③ただの制作ではない。それが全研の特徴。
④中小企業の課題を解決し、日本を元気にする。

「黒田ってどんな人なのか気になる!」という方は、①から、ディレクターやWeb編集者の業務内容や事業部の雰囲気が知りたい方は③から読むのをオススメしています!

モヒカンがトレードマーク。黒田のこれまでの経歴に迫る。

ー早速ですが、自己紹介をお願いします!

黒田 高弘(くろだ たかひろ)です。
バリューイノベーション事業部のシニアマネージャーを務めています。
こんなモヒカンですけど、今年で50歳です(笑)本日はよろしくお願いします!

ーモヒカン非常に似合っていて、私は好きです(笑)
ー次に、これまでのご経歴を聞かせてください!

新卒の時代から話をすると、ソニー・ミュージックエンタテインメントという会社に新卒として入社をしました。そこで、CDやレコード、洋服などの通信販売に10年間、ファッションブランドの立ち上げ、マネージメントに8年間ほど関わり、40歳の時に初めて転職をしました。

ーファッションブランドの立ち上げ、すごいですね!どんなお店だったか気になります!

立ち上げたブランドはBEAMSさんや、SHIPSさんのようなセレクトショップでした。
当時は表参道ヒルズや大阪の梅田にも店舗があったんです!店舗デザインから運営も自分で行ったのでとても思い入れが今でもありますね。

ー聞いているだけでとてもワクワクします〜!
そこからどんな会社へ転職をされたんですか?

1社目を退職後から、Zenkenに入社するまでに、3社転職をしました。
それぞれの会社で、アプリ・キャンペーン系の受託開発・Web制作における上流工程の開発や設計、マネージメントの経験を積みました。

こうしてこれまでのキャリア全体を見ると、まだまだ流通業に身を置いていた部分が多いですが、一環としてやってきたことが、"クリエイティブ"というところでした。紙だったり、店舗であったり、ブランディングであったり、Webであったり媒体はさまざまでしたが、この経験が今のZenkenの仕事にも非常に活きてきています。

ーなるほど…。学生の時からデザインやクリエイティブに関しては学ばれていたんですか?

いえ!全く学んでいませんでしたし、当時はファッションにも興味はありませんでした(笑)
デザインや構成、企画などは、全て会社に入ってから学んでいましたね。

最初の印象は気持ち悪い?Zenkenとはどう出会ったの?

ーこれまで、さまざまな会社で働かれていたと思いますが、Zenkenには入社したきっかけはなんだったんですか?

Zenkenを知ったきっかけは、知り合いの紹介で、Zenkenのイベントに招待されたことからでした。

ーどんなイベントなんですか?

全研では年に2回、全社で行う社内向けイベントがあり、それに参加したんです。
そのイベントで昇進発表がされていたのですが、それがとても感動的だったんです。

ー感動的…? すごく気になります!もっと詳しく教えてください!

Zenkenの名前くらいしか知らない僕はゲストとして参加していたのですが、そのイベントの見ていた時、突然ステージ上のスクリーンに社員であろう人の名前が映し出されたのです。すると会場の後ろの席から「やったー!」という絶叫とともにダッシュでステージに呼ばれた人が駆け上がっていくんです。

最初は何が起こったのか全然わからなかったのですが、ステージで名前が出るたびに喜びが巻き上がるので、表彰なのかなとは予想ついたのですが、その直後にうちの会社の良い意味で気持ち悪いところが見えてしまいました。

ー気持ち悪いところ?(笑)

こういった表彰の時って本人が喜ぶのが当たり前じゃないですか。
でも、本人よりも隣の人が喜んだり、泣いたり、ハグしたりしているんです。
しかもそれが毎回ですよ?なんだこの異常な光景はと正直思いましたね(笑)
でも、だんだんとその雰囲気が心地よくなってきて、わくわくするなと思ったのが転職のきっかけです。

ーどうしてそう思ったんでしょう?

そうですね、それはおそらく新卒の時の経験から来ていると思います。

ーというと?

僕が、なぜソニーミュージックを選んだのかというと日本のポップスが好きだったからなんです。
ただ、入社後に配属された先がグループの通販会社だったものですから、とても悔しかったんですね。なので、絶対に同期の誰よりも最初に出世をしてやろうと思っていました。事実最初に出世はできましたが、とにかく負けたくない、人の昇進なんて素直に喜べない!と思っていたので、他人の昇進発表で泣くとか、心の底から喜ぶって全く信じられなかったんです。

でも実際の様子を見ると誰も嘘で喜んでいるようには見えませんでしたし、自分ができなった分、そんな風に喜べる人がたくさんいるのは素敵だなと思ったんです。

ーもうその段階で全研に転職しようと決めたんですか?

いえ。とても興味を持ったのは事実ですが、その時はもう40歳を超えていましたから、その理由だけで転職するのは躊躇しました。ただこれも縁だと思い選考を進めることにしたんです。

ーふむふむ…。選考には進まれたんですね!

はい。そうです!そして、選考がすすむうちに役員面接をすることとなりました。
その時に少し早く到着したので、会議室に通されて、待っていたんです。
そしたら役員の松島に今日面接ですよね頑張ってくださいと言われ、軽く雑談をしたのですが、急に廊下を歩いていた2人の女性を呼んで、私の前に座らせたんです。

松島の記事はこちら↓

ベンチャーと大手のいいとこどり。役員が語る、壁のない透明な「全研」を好きな理由。 | 全研本社株式会社
【目次】① 事業に失敗、「社員のための会社」は小さな組織から始まった② ベンチャーのように借金がなく、大手企業ほど下積みが要らない。だからチャレンジができる③ 会社で大切にしている「国の課題解決をする」「嘘をつかない」④ 風通し良く、若い人が働きやすくするための「敬語ルール」⑤ これからの全研のメンバーの皆さんへ ...
https://www.wantedly.com/companies/zenkenjinji/post_articles/251686


ーえ!(笑)とても急ですね!

そうなんです。そして女性2人に、ちょっと早めに黒田さんが到着されたみたいだから繋いどいてと言って出て行ってしまったんです。
とても急ですし、役員面接を行う人と、個室で3人で話すなんて状況普通ないですよね。
でも、彼女たちが座った瞬間に、「お名前はなんとおっしゃるんですか?」「お仕事は何をされているのですか?」「一緒に働くんですか?」とか質問を矢継ぎ早にしてくるんです。

あれ役員面接じゃなかったかな?と思いつつも、自分が聴き間違えたのだなと、スイッチを入れ替えて話すことにしました。とにかく熱量がすごかったので、てっきりやらせか、サクラを仕込まれたなと思いました。

ーそれで実際サクラだったんですか…?

それを松島に聞いたら、「いやサクラじゃないですよ、あれうちの新卒です。」って言うんです。普通新卒で、役員が通している人相手にそんなことできないじゃないですか。
その時にこの会社の成長意欲とか、熱量ってすごいなって思ったんです。

それまでは事業責任者だったりエグゼクティブな転職をしていたので、役員だったり、会社理念を見て転職していたのですが、僕は新卒にホタされて入社してしまったんです!

ー昇進発表の時もそうですが、本当に熱量の高さが伺えますね…!

ただの制作ではない。それが全研の特徴。

ー入社されてからは、どのようなお仕事したのですか?

まず、自社メディアを運営しているチームに配置され、マネージメントを任されました。その後、私の事業部が他の事業部と合併し、バリューイノベーション事業部という部署になりました。現在はこのバリューイノベーション部の制作の責任者を務めております。

ーWeb制作とかメディア制作って色々な会社が事業として行っていると思うのですが、全研ならではの特徴ってあるんですか?

そうですね、メディア制作と言ってしまうとなんだか簡単な感じに聞こえるかと思うのですが、Zenkenの特徴としては、単なる制作ではなくて、戦略立案からメディア制作、運用するとこまでワンストップでやっている会社です。

一般的なイメージの受託開発や制作でいうと、作るものが決まっているものに対して、オリジナリティを出すという形になります。

ただ、Zenkenはお客様の課題のヒアリングから、戦略設計、情報整理をし、その課題の解決の1つの手段としてメディアという形に、落とし込み、制作をしていきます。なので、Zenkenのビジネスはどういうものですかと言われると、お客様の課題解決とそれに伴ったいわゆる集客支援というのが非常にわかりやすい説明になると思います。

ー1年間どのくらいのメディアを制作しているのですか?

そうですね、年間500以上のサイトを公開しています。
我々が基本的にターゲットにしてるのは全業種で、それこそ弁護士事務所や美容クリニック、歯医者、写真館、住宅系など非常に幅が広いです。いわゆるウェブマーケティングを通じて物を売ったり、サービスを知らしめたりしたいと思っている業種業態が全て我々のターゲットなので、非常に守備範囲が広いんです。

ー500本以上!メディアってそんなに求められているんですね!いろいろなジャンルのメディア制作に関われるのはとても面白そうです!

僕も含めてですが、Web制作やメディア制作に関わる人って、自分が作ったものを世に送り出したいという願望が、少なからずありますよね。なので、打席に立つ数が多く、自分が関わったものがたくさん世に出るという点においては、とても楽しみながら仕事ができると思います。

ー制作部には何名ほど在籍しているのでしょうか?

90名ほど在籍しており、それぞれ、ディレクター、デザイナー、フロントエンドエンジニアというチームの分かれ方をしています。

ー特にZenkenでは、戦略設計からするということで、ディレクターの業務が特徴的になるのかなと思うのですが、ディレクターはどのような仕事をしているのですか?

一般的には要件定義書を元に進捗管理や制作業務を進めていくのですが、
全研ではディレクターが市場分析をし、戦略を立て、クライアントに提案するところから行います。

色々なニーズがあるだろうけど、自分の仕事の領域を広げたいとか、これまでずっと制作だけやっていたけれど、もう少しマーケティングをやりたいとか、上流工程をやってみたいっていう方には、Zenkenはぴったりかなと思います。

ー全研では、未経験の方も採用されているんですか?

そうですね、未経験者も積極的に採用していますよ!
現在でも、元々Web業界からでないところから転職をされてきています。その中でも比較的多いのは、出版などのデジタルではない、アナログ的な業界からの転職者が多いですね。

ーZenkenにはどのような人が多いと感じますか?

基本的に前のめりで、課題意識や成長意識が強く、個人というよりはチームプレイを大事にする人が多いです!もちろん案件を実際にディレクションしてくっていう時は一人でやることは多いですが、クオリティのチェックなどは、全く違うセクションがチェックをするなど、1人で物作りをするというよりも、組織チームでもの作りをするっていう感覚がすごく強いですね。

ーしかも人のことを喜べる方がとても多いという印象もあります!なので、入社した手の人でもすぐに馴染めそうですよね!

そうですね、特に中途だと、即戦力を求められがちなので、その人のスキルにばかりフォーカスが当てられ、中々職場に馴染めないということもあると思います。特にZenkenは、制作部だけでも90人いるので、個人にスポットライトが当たりにくいのではないかと、スペックを聞くだけでは感じられる方もいるかと思いますが、真逆で、むしろ喧しいくらいです(笑)

ーZenkenでディレクターとして働くにあたり、役に立つ力はありますか?

やはり、コンテンツを運用した経験は役に立つと思います。

他方で、通信販売とかBtoCのビジネスの経験も役に立つと考えています。どういうことかというと、お客様からお金を預かりするお支払いするっていうところまでをを経験されていると、なぜお客様が選ぶのかという、本質的な部分が理解できるので、戦略設計や分析をする時に非常に役に立つんです。

むしろ、PMの経験が5年ありますと言っても、通用しないかもしれません。

ー確かに…!お客様の課題を解決するというところにフォーカスするのならば、必要な力は変わってきますもんね…!

中小企業の課題を解決し、日本を元気にする。

ー今後Zenkenでどのようなことをしたいと思っていますか?

自社事業だけで、売上や影響力を拡大させるのって時間がかかりますよね。
ただ、クライアント様の力を借りると、非常に大きな市場を創造することができるんです。おこがましい言い方かもしれませんが、僕らが持っているソリューションを使って、日本の中小企業の課題を解決することができれば、日本の国力の底支えをすることができ、日本を元気にすることができると思うんです。なので引き続き、今の事業を伸ばし、多くの企業の課題を解決できればと思います。

ー最後にZenkenに応募を考えている方にメッセージをお願いします!

50すぎた白髪のモヒカンが部署責任者をやっている会社ってどんなもんだと見にくるのは良いと思います(笑)

と、不真面目な回答は置いておいて、先ほどお話ししたように、これまで4社も転職をしてきました。また、その中でさまざまな出来事があり、色々な人と出会って、話してきました。その経験から、Zenkenとマッチするのか、しないのかということは、直接お会いすればお伝えできると思います。なかなか時間はかかってしまいますが、転職活動の中では直接お会いするというのが一番効率的であると思っています。

また、Zenkenは業態として、文章だけでは伝わりにくい部分が一定あるんです。
なので直接一度お伺いしていただくというのが、一番深く理解をしていただくには適切だと思います。しかもZenkenはなんでも喋る会社なので、齟齬がなく、マッチングがお互いするかというところを判断できるかと思うのうで、ぜひ、まずは、動物園の珍獣を見に来る感覚でお気軽にお越しください!(笑)

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