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メイカソン2024未発表アイデアをひとつご紹介!ユカイ工学の考えるエンゲージメント向上ツールとは

こんにちは。ユカイ工学 COOの鈴木です。

ユカイ工学では毎年、「メイカソン」というものづくりイベントを行っています。

全社員でものづくりを楽しむレクリエーションであり、新商品アイデアコンペであり、ついでに社員旅行でもある、夏の一大イベントです。

取締役・ソリューションセールスの担当者である私も、エンジニアやデザイナーや他のメンバーと肩を並べ、お互いに遠慮なくアイデアを出し合ってプロトタイプの作成に挑んでいます。



今年、2024年のメイカソンは例年以上にコンセプトのしっかりしたアイデアがいくつも出てきました。

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ユカイ工学のものづくりイベント「メイカソン2024」を振り返る|ユカイ工学
こんにちは、ユカイ工学 コーポレート部の石原です。 ユカイ工学では毎年「メイカソン」というものづくりイベントを開催しています。 今回は2024年のメイカソンでどんなことをしたのかを紹介したいと思います。 メイカソンとは ...
https://note.com/ux_xu/n/ncd5d5b467bf4

鋭意製品化に向けて進行中の各プロダクトのうち、いくつかは10月に開催したDESIGNARTの展示で公開していました。

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DESIGNART TOKYO 2024 ユカイ工学展示の"ちょっぴり裏側"|ユカイ工学
こんにちは! ユカイ工学 デザイナーの前田です。 今回は2024年10月18日〜27日まで開催していた、DESIGNART TOKYO 2024でのユカイ工学の展示の"ちょっぴり裏側"をご紹介します。 展示の概要 DESIGNART TOKYOとは DESIGNART TOKYOは、「INTO THE EMOTIONS ~感動の入口~」をコンセプトに、2017年にスタートしたデザイン&アートフェスティバルです。世界屈指のミックスカルチャー都市である東京を舞台に、世界中からインテリア、アート、ファッション、
https://note.com/ux_xu/n/nba4280a5e93e




今回は、DESIGNARTでは公開していなかった、私のチームのプロダクトについてご紹介します。

名前は「icy(アイシー)」※仮名

ちょっとしたオシャレなインテリアのような、涼やかなプロダクトです。



名前とビジュアルの由来となったのは、会議やワークショップなどの場を和ませるという意味の「アイスブレイク」。はじめは複数のicyがくっついていて、それをその場の人たちで分け合います。アイスブレイクに有効な方法とは…?いっそ物理的にアイスをブレイクしてしまおう!というのがコンセプトのひとつだったりします。

初対面・一度きりの場だけでなく、新入社員や、新しく集まったプロジェクトメンバーが一定期間をかけて親睦を深め、その後も話しやすい関係が残る、そんなイメージです。

機能としては分け合ったicy本体と、スマホ・PCのメッセージツールを連動させ、光や音の演出を楽しみつつ、ちょっとした質問などを介してお互いのことを知っていきます。テキストでのコミュニケーションと、icy本体を介したノンバーバル(非言語)コミュニケーションの組み合わせで自然に人となりが伝わるようなプロダクトを目指しています。

コンセプトとビジュアル、カランという氷の効果音が好評を博し、メイカソン2024の社員投票では見事優勝しました!

その後も、どんな機能・演出があればより楽しく・使いやすくなるか、社員同士でお試し利用をしながら開発を進めています。



私たちのチームでは、集まったメンバー自体がそれまであまり平常業務で関わったことのない組み合わせで、またリモート率の比較的高いメンバーも多かったことから、「仕事上のコミュニケーションを円滑にするには」という方向性で話が進んでいきました。

当初は、連絡手段や意思表示そのもののハードルを下げること、例えば離席中や業務の切迫状況を表示するシステムであったり、ひとりだけリモートでMTGに参加する際に目配せや頷きといったリアクションをしてくれる身代わりロボットなど、そういったアイデアが出てきました。

しかしそのうち、「そもそも、不便だな・うまく伝わっていないな、というときに、それを素直に伝え合えない関係性の方に問題があるのではないか」という話になり、

「お互いのことをほんのちょっと知ることができるプロダクト」というアイデアが誕生しました。

(実は、このアイデアに至るまでの話し合いに開発期間のほぼ6割方を要しました。プロトタイプを一気に仕上げてくれたデザイナーやエンジニアたちには頭が上がりません!)



ここで重要なのが、

あくまで「ほんのちょっと知る」に留めること。「仕事上の」コミュニケーションを円滑にすることが最大目的であり、過度に仲良くさせようとするものではないということ。

「初めてお互いを知ってから、慣れるまでの時間」を後押しするのであって、その後の関係性は本人たちに委ねること。そのため、一定期間だけ使う(最後に返す)という利用を想定しています。

この線引きをいかに見定めるか、この塩梅に適した機能を実装できるかどうか、がこのプロダクトのカギとなると思っています。



「共通の質問に答える」というアイデアは、かつて平成女児の間で流行っていたという「プロフィール帳」から来ています。

(今回たまたまチームメンバーの半分以上が平成初期生まれの女性だったため、この話題にたどりついて大変盛り上がっていました。私ともう一人の男性はちょっと置いてかれていましたが…)

なので、追加機能のアイデアとして、「回答がプロフィール帳のようにまとまって後から眺めることができる」なども出てきています。どのように実装されていくかはわかりませんが、メイカソン当日から早4ヶ月、まだまだアイデアと熱は尽きません。



これはユカイ工学に今までなかった「会社の中でのコミュニケーション」に関わるプロダクトです。

また、toCの売り切りアイテムではなく、toBの本体レンタル・サービス配信での提供を想定しています。なので機能だけでなく、売り方やターゲット選定もこれまでにない試みとなっていきます。

ここは私が気合を入れて、代表含め社内外の人間を巻き込んでいかねばと思っております!!

今後のステップとして他社様に試作品をお貸出ししてのモニター調査も考えています!

さて、メイカソンの概要はたびたび紹介してきましたが、開発途中のプロトタイプについて具体的にご紹介したのは実は初めてだったかもしれません。より具体的にメイカソンの様子を感じられていれば嬉しいです。

ユカイ工学ではメイカソンをはじめとした新規開発の他、様々な事業を行っています。

ご興味のある方はぜひ、他のストーリーやユカイ工学公式note、HPをご覧ください!


ユカイ工学 | YUKAI Engineering Inc.
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