はじめまして。新潟生まれ、コシヒカリ育ちの、新卒入社2年目の岡村と申します。私は現在遊びのマーケットプレイス asoview! を運営するアソビュー株式会社で働いています。ちょうど2年前に新卒で入社して、まもなく3年目を迎えます。このタイミングで一度アソビューでの日々を振り返って見たいと思います。どうぞ、お付き合いください。
アソビューとの出会い
大学2年生の秋。何気なく見ていたTwitterのタイムラインに、「地方創生スタートアップの創業インターン募集!」という言葉が目に飛び込んできました。これがアソビュー株式会社を知る第一歩でした。
当時から地域を元気にしたいという漠然とした思いはありましたが、どうやって行動に移せばいいかわからない。そんな時にアソビューの会社説明会に参加して「日本全国にある地の利を活かした体験を、もっと多くの人に広めたい」という社長の言葉を聞いて衝撃を受けたのを覚えています。僕もいずれ地域を盛り上げたいと思っていたので、目指す先は同じ。でも言葉の説得力や熱意が違う。そして、具体的なビジョンと、どうやってこの大きな山を登っていくのかが、すごく具体的だし、イメージできる。その瞬間に
ここで働きたい。
と思うようになりました。その思いが伝わり、アソビューでの激動のインターンシップが始まることになります。
(写真)インターン顔合わせとキックオフパーティー
ビジネスのイロハを学んだインターンシップ
私はアソビューの創業インターンメンバーとして、営業を担当する事になりました。同期で入社した8名で、チームマネジメントは社長。社長がチームリーダーとなって、ビジネス経験のない私たちに挨拶の仕方や名刺交換の作法までを丁寧に教えてくれました。会社の規模が100名を超えた今、当時を振り返ると、今ではありえないほどの時間を社長自ら私たちに費やしてくれて、こういう社長と社員が机を並べて仕事をできるのは、本当に幸せな事ですし、ベンチャーの醍醐味だなと感じています。(ちなみに、100名になった今、社長との距離が遠くなったかというと、全くそんなことはないです。多忙な中でもランチ会を企画してくれるなど、風通しの良い会社です。)
この時に、「学び」とは何かをすごく考えたことがありました。私は同期の誰よりも成果を残したいと思って、インターンを始めましたが、私よりも成果を残していたメンバーはたくさんいました。では、彼らができていて、私ができなかった決定的な違いは何か。何度も何度も考えました。わかったことがあります。それは、真似して盗めるかどうか。私の大きな勘違いは、真似することは恥ずかしいこと。真似せずに、成果が出せたらかっこいい。この勘違いに気づくことができたのは、大きな収穫でした。とにかく成果を出している人の真似をする。言葉尻一つとっても、徹底的に真似るんです。一番売れていた同期の会話を録音して、行き帰りの電車でひたすらリピート再生していたのが、今となってはいい思い出です。
(写真)インターン時代の業務風景
(写真)半年間かけて追いかけた重要指標の達成の瞬間
ゲストやパートナーと徹底的に向き合ったアルバイト時代
インターンを卒業した後は、アルバイトとして引き続きアソビューに関わりました。ちょうど、サービスも軌道に乗り始めていた時です。インターン時代に、全く実績もないサービスを、熱意と将来性だけを信頼していただいてご契約させていただき、鳴かず飛ばずの数ヶ月を経て、初めてのお申込が入った時は社内は大盛り上がり。取引先に電話をするたびに、「やりましたー!」と歓喜していました。
この時期の売上はほんのわずかでしたが、そのわずかな売上を見るたびに、お客様からのありがとうの結晶が売上となり、その売上によってサービスを運営できているんだという社会の原理原則に気づかされました。社長がいつも口にしている、ありがとうの対価として報酬をいただいているという言葉は、社会人になった今でも、大切にしていきたい考え方の一つです。
(写真)アルバイト時代の業務風景
とにかく何でもやった新卒1年目
1年目は、とにかくすべてのチャンスを無駄にしたくない、頼られたことには全力で応えたいという思いから、首を縦に振ることだけを考えていました。そうすると、なんとなく「やった気」にはなるのですが、それが会社の成果に繋がっていたかというと必ずしもそうでは無いわけです。つまり、本質的な課題や問題に向き合って、どうすればその成果を最大化できるかという思考を踏むことなく、頼まれたことには疑問を持たずになんでもやるというスタンスになっていました。これには一部反省しています。
唯一、アソビューは行動指針のひとつに「挑戦を賞賛する」という言葉(文化)があるので、何でもやりますという姿勢は賞賛され、信頼を得ることはできたと振り返っています。できるかできないかわからないけど、とりあえず「やります!」と宣言してから考える。一見、自分で自分の首を締めているかのように見えますが、先に追い込んでしまうというのは、結果的に成長に繋がったのかもしれないです。できなくて当たり前、でも出来たらヒーローくらいの気持ちを持てていれば、もう少し心に余裕があったかもしれないですね。
(写真)新卒の入社式
Whyを意識し成果の最大化にこだわった新卒2年目
しかし2年目のタイミングで、御用聞きではなく、要望を自分の頭の中で整理をして取り掛かるように意識を変え、さらに社内外のコミュニケーションの取り方を変える努力をしました。その結果、やるべきことと、やる必要のないことの分別がつくようになりました。
Whyを徹底的に意識する。
この考え方は、限られた時間の中で何を優先して取り組むべきか、この仕事は本当に意味を持つのか、そんなことを意識的に考えるようになったということです。
ちなみに、アソビュー株式会社ではイシューを用いたコミュニケーションが会話の中でも活発に展開されています。社内でも年次関係なく、勉強会を実施して、ベースの考え方や認識を合わせる。すると、コミュニケーションのトラブルになりやすい認識の齟齬や、受発注(ここでは、誰かに業務を依頼する意味で)のスキルが格段に上がります。今は気持ちのいいコミュニケーションが社内に浸透しています。
さらに、アソビューには、「想像を超えた創造を実現する」という行動指針が存在しますが、まさにその行動指針こそが、今の働き方に繋がっています。1年目のなんでもやります!という姿勢は大切にしつつ、どうすれば価値ある成果を出せるか。徹底的にWhyを考える。そして、期待値を超える創造を実現する。想像を超えた創造をできるだけ多く生み出していくのが、これからの目標です。
(写真)出社前のスカイツリーカヌー体験
ファーストキャリアとしてのアソビュー 「入社してよかったこと」
良かったことは、たくさんあります。その中でも、創業当初から変わらぬ「ミッション」というのがすごく良いんです。アソビュー株式会社は "とっておきのワクワクを もっと身近に すべての人に"というミッション(企業理念)を掲げています。
実はこのミッションは2012年の私がインターンで入社したときから一貫して代表の山野が口にしている言葉で、おそらくその背景含めて全従業員が、即答できるほどの浸透具合です。このミッションに共感して入ってくるメンバーが多く、ミッションを実現するための取り組みが日々社内で展開されています。
驚くこともたくさんあります。でもそんなときは「これぞ、ベンチャー!」と前向きに考えるようにしています。例えば従業員10名以下の時に入社して、現在100名ともなると、それは目まぐるしく組織が変わったり、戦略が変わったりするわけですが、すべてが私にとって刺激的で、そのたびに、あぁベンチャーに入って本当に良かったと感じます。ちなみに、私は入社後に部署変更を片手で数えられないくらい経験しました。それは、会社の成長を表すいい例だと思っていますので、決してネガティブな意味では無いです。だからこそ、そんな環境を楽しめる人が集まればいいなと思いますし、ここまで色んな経験をつめる恵まれた環境はないと思うので、本当に入社してよかったと思っています。
商社に入った友人が死ぬまで石油を売り続けるんだ!と言っていたのを聞いて、それはそれですごいなと感銘を受けつつ、私は変化の激しい業界、会社にいますので、改めてアソビューとこの業界の変化の速さに圧倒されています。圧倒的な成長や、ファーストキャリアから裁量権のある仕事をしたい人にはぜひ仲間になっていただきたいです。
(写真)社内のハロウィンイベントでアソビューのロゴを表現
アソビューでのこれから
いよいよ春から入社3年目になります。3年目は、40年ある社会人生活の中でも1回目の節目と言われることが多いです。これまで積上げてきたものを持って、どれだけ成果を残せるか。事業にインパクトのある貢献ができるかどうかが求められますので、個人としても会社としても結果にこだわりを持ってやっていきます。
会社としては、今後海外展開を含め新規事業も積極的に手掛け、世界レベルで遊び産業のリーディングカンパニーになります。より一層ゲストへの提供価値、そしてその影響範囲やワクワクの輪を最大化してまいります。
個人としては、事業、組織の成長に伴いあらゆる環境の変化が生じることが予想されますが、その変化に対して、自分も成長し順応していきます。
私たちは"とっておきのワクワクを もっと身近に すべての人に"というミッションを、創業時から変わらぬ思いで持ち続け、その実現に向けて走り続けています。"幸せでありたい"という言葉と同じくらいの壮大なテーマです。まだまだやれることはたくさんあって、可能性の大きな仕事なので、ぜひ気になる方はご連絡をお待ちしております。