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【Interview#4】香港から日本へ—キャリアの転機と新たな挑戦の軌跡

こんにちは!人財開発室の古茶です。

本日は、インバウンドテクノロジー (以下 IBT) の外国籍メンバーである、莊 卓燃さん(通称ジャッキーさん)へのインタビューです。
ジャッキーさんは、中途で IBT の人材紹介事業部に入社してくれたメンバーになります。
中国語が話せるので、自身の語学力も強みにしながら、人材紹介を行ってくれています。中華圏の方は特にジャッキーさんに相談しやすいのではないでしょうか☆彡

今回のインタビューでは、ジャッキーさんの IBT での業務内容や仕事をする際に意識していることなどに密着しました!!


莊 卓燃

香港生まれ。イギリスの大学でビジネスマネジメントを4年間学び、修了。
その後、香港に戻り、キャリアを積んだ後、日本に移住。
趣味はゲームやミステリー小説を読むこと。好きな食べ物はマグロ。甘いものが苦手でお酒が好き。


ーーーIBTに入社する前のキャリアについて教えてください。

大学生の4年間はイギリスにいましたが、卒業後は香港へ戻り、物流の会社で働いていました。

大まかにどんな会社かお伝えすると、香港経由で中国に輸出される荷物をマネジメントしたり、スケジュールの管理を行っていました。

ーーーなぜ物流の会社を選んだのですか。

昔から真面目な性格だったり、あまり多くの人と話すのが得意ではなかったため、この会社を選びました。

対人というよりも、物やスケジュールのマネジメントが多かったので、自分の性に合っているのではないかと思いました。

ーーーそうだったんですね!IBT ではコミュニケーションがメインとなるお仕事をしているので、とても意外です。
では前職から今に至るまでどんな人生ヒストリーを歩んできたのですか?

香港の会社で1年半ほど働いたタイミングで、家族の後押しもあって日本にくることが決まりました。

姉や兄も日本におり、また元から僕自身も日本が好きだったのもあり、日本にくることにしました。
姉や兄が日本に行ってから家族で住むのは10年ぶりだったので、なんだかとても嬉しかったです。

日本に来てからは、約1年半、日本語学校に通い、日本語学校を卒業するタイミングで就職活動を始めました。

ーーー就職活動中は、どんな企業を見ていたのですか。

人材紹介会社に絞って探していました。

姉も人材紹介の会社で働いていたため、イメージが付きやすかったのもありますが、何より、自分が苦手だと思うこと(コミュニケーションをとること)に挑戦したいという気持ちが強く、人材紹介で探していました。

ーーーなるほど。それが前職から大きくキャリアチェンジした理由だったんですね!



そうです。

人材紹介の仕事は、「話す」ことはもちろんですが、「ヒヤリング」をして、相手の言葉・気持ちにしっかりと耳を傾け、「ニーズを把握する」ところまで行わなくてはいけません。

候補者のニーズも1人1人違いますし、企業側が求めるニーズもそれぞれ違います。
そんな不明確なことが多い中で、自分の苦手とも向き合える。そこにやりがいを感じられそうと思い、人材紹介を軸として探していました。

あとは、転職軸で言うと、外資というより日本の企業に入りたかったので、日系の会社を探していました。

ーーー日系の会社を探していたんですね!それはまたなぜなのでしょう。

外資系の企業は香港にもたくさんあります。
日本独自の企業だからこそ経験できることがあると思いました。

今感じるのは、日本の会社はチームの意識が強いということです。

特にIBTがそうなのかもしれませんが、チーム意識が強いと感じます。ワンチームという言葉がしっくりきます。

例えば、個々で売上の数字を追うのはもちろんですが、自分がなかなか成果を上げられない時期は、周りの人が「こうしたらいいのではないか」と一緒に考えてくれます。

同じ未来を目指し、一緒に頑張る仲間がいると思うと、とても心強いですし、僕自身もより一層頑張ろうと思えます。

ーーー現在はどのような業務を行っていますか。

主に、LinkedInでの集客・履歴書のスクリーニング・企業様からの対応・候補者からの対応です。

LinkedInでの集客に関しては、市場と相手に関する勉強だと思ってやっています。
どのようなスキルが市場的に価値があるのか、この人はどんなスキルやどんな経験があるか、それを分かったうえでスカウトするように心がけています。

候補者の履歴書のスクリーニングでは、企業が求めるペルソナやスキルとマッチしている人材かを見極める作業をしています。

企業様対応については、主に面接・面談のアレンジメント、オファー前のすり合わせを行っています。候補者対応では、ニーズのヒヤリングや面接対策、アドバイス等が業務内容です。

ーーー業務を行う中で意識していることはありますか。



常に、この候補者さんが叶えたいことは何かを忘れないようにしています。

企業と候補者さんのニーズをしっかりとヒヤリングし、この企業が、例えばAさんの悩みを解決できる場所なのかということは常に考えています。
そのためには、僕が企業様のことを理解していないとだめなので、企業様のニーズも社風や環境などもできる限りヒヤリングし把握するようにしています。

また、例えば、まれにですが、内定がいくつかでると、最初に言っていたニーズよりも多くのものを求めてしまう方がいらっしゃいます。せっかく内定がでても、「もっと良い条件」「もっと○○」というのが出てきてしまうんです。

そんな時は、「あなたが転職したい理由はこうでしたね。」と原点に一度かえっていただき、自分が本当に実現させたいことは何かを思い出してもらいます。
仕事は人生の中でかなりの時間を占めるものですから、表面的な要素ではなく、本人が本当に望む環境や仕事を提供したいと思っています。


ーーーその人の仕事探しを手伝うって、確かにその人の人生選びの手伝いみたいなものですよね。とはいえ、会社として売上目標など数字と向き合わなければならないこともあると思います。目標達成の観点からはどうしていますか。

僕が一番苦労した部分になります。シンプルですが、逆算して業務を行うことです。

1カ月で、候補者と企業のマッチングを1件クロージングするという目標があったとします。
過去のデータをもとに、そのためには何人分のスカウトが必要で、何人分の履歴書を見る必要があり、何人と話す必要があるかを計算し、それを実行するようにしています。

ーーー最後に、今後のキャリアについて展望をお願いします。

キャリアについては2つあります。

まずは、この仕事が好きなので、これからも人材紹介の仕事を続けていきたいなと思います。そんな中で、企業様にとっても候補者にとってもWin-Winな提案ができるようにこれからも頑張りたいと思います。

特に思うのが、「妥協をしたくない」ということです。
たまに、企業様側から、候補者の希望額より低額でオファーをいただくことがありますが、そんな時には、候補者の市場価値やどう活躍できるかをしっかりと具体性と現実性を踏まえたうえで伝えるようにしていますし、今後もそうしたいと感じます。

2つ目は、信頼できるようなコンサルタントになりたいということです。

現在は僕からスカウトを送ったり、僕から候補者にアプローチをかけることが多いですが、そうではなくて、困ったときに相手から連絡がくるような、そんなコンサルタントになりたいと思っています。

ーーー最後に、就職活動中のみなさんに一言お願いします!



最後まで自分を信じて進みましょう!

IBTには一緒に成長できる仲間がいます。みなさんの参加をお待ちしています!




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