★弊社は、2022年12月14日をもちまして社名を【ワンダーラボ株式会社】から【ワンダーファイ株式会社】へ変更いたしました。
神﨑 共哉
自らもディレクターとして現場をリードしながら、コンテンツ統括としてワンダーラボの開発全体を担っている。
代表の川島とは大学時代からの友人で、同じフットサルチームで汗を流した仲だった。大学卒業後は特許庁に入庁するが、川島から「うちに来ないか?」と誘われ、二つ返事で転職を決める。
社内では親しみを込めて“ともやさん”と呼ばれ、常に乾杯の挨拶を任される。家庭では3歳の娘のパパ。
「次はどんな面白いコンテンツを作ろうか」と、そればかり考えていた創業期
ワンダーラボに入社する前は、どんな仕事をしていましたか?
新卒で特許庁に入庁し、公務員として働いていました。誰も辞める人がいないような職場だったのですが、私自身は日々業務をこなしながらも、何か熱中できない物足りなさを感じていました。
そんなときに、大学時代の仲間だった川島から「会社を立ち上げるけど、うちに来ないか?」と誘われたんです。
川島とは大学のフットサルチームの仲間で、彼は学生時代からやることなすこと面白い人間でした。だから「川島とだったら、きっと面白いことになりそうだ」と思って、条件も何も聞かずに二つ返事で転職を決めたんです。学生時代に築いてきた、信頼関係というやつですね(笑)。
実際にラボに入ってみて、どうでしたか?
私がワンダーラボに入社した2015年頃は、まだ正式なサービスが何もない状態で、これからすべてを作り上げていくフェーズでした。川島がいて、問題を考える学生チームがいて、そこに私が入っていった形です。
入ってみたら、まさかのエンジニア業務を任され、それまでやったこともないプログラミングを見よう見まねでやっていたのは今では笑い話です。そのような貴重な体験をしながらも「まだこの世にないコンテンツをみんなで作ることが、とにかく楽しい!」と思ったことは、よく覚えています。
そんな中で、最初に立ち上げたサービスが「シンクシンク」でした。
当初はワンダーラボ(当時の社名は「花まるラボ」)の主催している授業講座*のために毎週教材となるコンテンツを作っていたのですが、ある程度作り進めるうちに「これは一つのサービスとして勝負できるのでは!」と思い立ち「シンクシンク」のサービスを立ち上げました。
「創業期は大変だったのでは?」と言われることもあるのですが、正直大変だと思ったことはあまりないですね。楽しい思い出で塗り替えられているだけかもしれませんが(笑)。「次の授業にむけて、どんなコンテンツを作ろうか?」と、そればかり考えていたので、みんなで楽しみながら仕事をしていた感じです。
※ワンダーラボでは、創業期からずっと子どもたちと授業をおこなってきました。
これが現在の研究授業の原型となっています。
自分一人では想像もできなかったようなコンテンツが、チームによって生まれる嬉しさ
コンテンツ開発の仕事の面白さは、どんなところにありますか?
やはり、自分一人では想像もできなかったようなコンテンツが、チームによって生み出されるところですね。自分の想像を超えて、何か新しいものが生まれていく過程は、本当にわくわくします。
そして、完成したコンテンツを子どもたちが試したときに、教室が騒々しくなるくらい良い反応をみせてくれたときは、すごく嬉しいですね。
コンテンツ制作は、ディレクターとクリエイター、デザイナー、エンジニアがチームを組んで進めていきます。特にディレクターとクリエイターは「どういうコンテンツを作るか?」という、コンセプト段階からコンテンツを練り上げていきます。
そのため、会社が企画したものをただ作るのではなく、本当に自分が心の底から良いと思うものを作れるので、コンテンツ作りが好きなメンバーにとってはとても面白くやりがいのある仕事だと思います。
デザイナーやエンジニアも、ディレクターが提案した原案に対して、それぞれの観点からアイデアを出しながら制作を進めていきます。ただ単に「こういうものを作ってほしい」と言われてデザインやプログラミングをするのと違って、ものづくりの醍醐味を味わえるのではないかと思います。
コンテンツ開発チームをまとめる役割として、心がけていることはありますか?
コンテンツ開発チームの人たちには、“自分らしさ”を大切にして、一人ひとりが個性を発揮してほしいと思っています。
たとえばディレクターは、チームを引っ張ってコンテンツを作っていく役目があるので、できあがったコンテンツはディレクターの色がすごく出るんですよね。普段感じていることや考えていること、大げさに言うとその人が歩んできた人生がそのまま作品になってあらわれるんです。
メンバーはいろいろなタイプの人がいていいし、多様性が必要だと思うんですよ。いろいろな考え方があるから、多様な視点でコンテンツがブラッシュアップされていく。みんなが同じような考え方をしてしまうと、同じようなコンテンツしか生まれなくなってしまいますからね。
教育視点寄りの人がいたり、ゲーム視点寄りの人がいたり、メンバーによって興味の方向性も考え方も違うのですが、それでいいんです。
今よりももっともっと面白いコンテンツを作りたい
代表の川島さんはどんな人だと思いますか?
ひとことでいうと、面白いことが好きな人ですね(笑)。常に面白いものに対してアンテナを張っていて、彼が「これ、面白いよ!」と言ったものは、やっぱり本当に面白いんですよ。だから、面白いものを見つけたり、作ったりする才能は、すごくあるなと感じています。
バリバリの会社経営者とかワンマン経営者とか、そういう雰囲気はまったくなくて、どちらかというとクリエイター気質なところがありますね。
その反面、いろいろと得意じゃないこともあったりして、そのアンバランスが面白いんです(笑)。たとえば整理整頓が苦手とか。何か周囲が助けてあげたくなるような感じがあって、みんなに慕われています。そして自分がやるより人に任せると決めたことは、信頼して最後まで任せてくれるので、こちらとしても応えたくなります。
メンバーがのびのびと働いているのも、そういう代表だからなのですね。
そうですね。代表を始め、マネジメントに関わる全員が「みんなに楽しく幸せに輝いてほしい」と思っているので、メンバーがのびのびと働ける環境は常にあると思います。
「子どもをわくわくさせる面白いものを作りたい」という人は、ぜひワンダーラボにジョインして、一緒にコンテンツを作りましょう!
これからワンダーラボでどんなことをやっていきたいですか?
今までワンダーラボで作ってきたものに満足せずに、もっとコンテンツの質を飛躍的に向上させたいと思っています。それを実現した先にあるコンテンツがどういうものなのか、言語化するのは難しいのですが、自分がワンダーラボとして目指したいものは、今より一段階も二段階も上のものなんです。
私たちはこれからも、子どもたちがよりわくわくするコンテンツを追求し続けますが、それと同等、もしくはそれ以上に私たち自身がわくわくしながらコンテンツを作ることが大事だと思っています。
また「子どものこういう力を伸ばしたいからこれを作ろう」ではなくて「とにかく面白いものを作っていたら、それで遊んだ子どもたちが自然と変わっていった」みたいなコンテンツ作りをしていきたいです。
そして、まだまだ発展途上ではありますが、当たり前に世界一の教育コンテンツを作り出し続ける組織にしたいですね。
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