キャリア採用に力を入れ、事業成長を加速させているwevnal(ウェブナル)。2023年3月に中途入社した髙田 美沙子さんは、BOTCHAN Engagementのカスタマーサクセス(以下、CS)のチームリーダーを務めています。
15年半、大手のショッピングセンターで販売促進や新サービスのローンチなどさまざまな経験を積んだ髙田さん。なぜ、スタートアップ企業であるwevnalで新たな職種への挑戦を決めたのでしょうか。
目次
- 「その経験、うちで活かせるよ」職種未経験でも活躍できる環境がある
- スピード感と柔軟性のある環境で、“やりたい”を諦めない環境
- 自分も、メンバーも、そして会社も。成長の過程を楽しみたい
「その経験、うちで活かせるよ」職種未経験でも活躍できる環境がある
──wevnalに入社前は、大手ショッピングセンターで新卒から15年半働かれていました。具体的にどのようなお仕事をされていたのでしょうか?
最初の4年間は横浜店に配属され、ビル管理全般を行っていました。有楽町店立ち上げのタイミングで異動し、主に販売促進を担当するようになります。集客のため、エリアターゲット分析からキャンペーンの企画立案、実行、結果分析まで一気通貫で行っていました。グループリーダーもその時に2年経験しています。
その後、本社のカスタマーマーケティンググループの配属となり、自社アプリの上位会員向けのサービス構築を担当しました。転職する前は開発準備室に異動し、出店交渉や顧客向け新サービスの開発などを担当していました。
──幅広いご経験ですね。最初に前職の会社に就職した理由は何だったのでしょうか?
昔から人とコミュニケーションを取ることが好きで、接客業に興味を持っていたんです。なかでも洋服に関わる仕事がしたいと考えて、百貨店やファッションビルを候補にしました。
前職は接客をする仕事ではないですが、来店されたお客様にアプローチでき、各テナントのスタッフとも密にコミュニケーションを取ることができます。その両方と関わりを持てることが魅力と感じて、入社を決めました。
入社後は担当フロアを回り、テナントのスタッフと毎日のようにコミュニケーションを取りながら一緒に課題解決に取り組むことが楽しかったですね。
──そんな中、なぜ転職を考えたのでしょうか?
さまざまな立場で働くうちに、もっとスピード感を持って、自分が良いと思えることを提案し、実行までできる場所に行きたいと考えるようになったことが理由です。
また、働く環境も重視していました。中学受験を控える子どもがいるので、現場に出向く仕事やシフト制の稼働に難しさを感じていたんです。そうして、柔軟な働き方ができる会社で働きたいとも思うようになりました。
そこで、スピード感があり柔軟な働き方ができる会社が多いイメージのあるIT業界、なおかつ未経験OKの2つの軸で転職先を探しました。
──IT業界にもさまざまな企業がありますが、wevnalに決めたのはなぜでしょうか?
面接を通して、今までの経験が活かせそうだと感じたことが大きな理由です。他社では、「未経験でうちの業務をするのは難しいね」と言われることもあったんです。しかし、wevnalの面接では私の経歴に興味を持ってくれて。「それ、うちでも活かせそうだね」と言ってもらえたんです。
──未経験でも、今までの経験を活かしてチャレンジできると感じたのですね。
はい。特に、久川さんとの面談が印象に残っています。
前職は、数十の担当店舗とやりとりしながら売上を最大化できるようサポートする仕事でした。他社では直接関係ない業務経験と捉えられていたのですが、wevnalでは「CSも同じ仕事です。むしろ、こんな経験があるなら心強い」という言葉をかけていただいたんです。
自分が今まで大事にしてきた仕事に興味を持って、活かせると評価してくれたことが嬉しかったです。wevnalなら、今までの経験も無駄にせず新しいことに挑戦しながら働けるイメージがつきました。
スピード感と柔軟性のある環境で、“やりたい”を諦めない環境
──現在の業務について教えてください。
入社当初からBOTCHAN EngagementのCSとしてクライアントワークをメインに行ってきました。現在はチームリーダーを務めています。業務の半分はCSとして、半分はリーダーとしての業務を行っています。
クライアントワークでは、今までの経験で培った折衝力が活かせていると感じます。CSとしてクライアントと関わる中で、さまざまな交渉が発生します。たとえば、wevnal側からクライアントに何かを提案したいとき。単に自社にメリットのあることを伝えるのではなく、相手にもメリットのある情報を提供した上で提案するなど、クライアントの立場に立ってコミュニケーションを取ることを意識しています。
前職での経験が活かせている点もありつつ、新しいこともどんどん学べる環境なので、楽しく業務ができていますね。
──新たな環境を楽しみながら仕事に向き合っているのですね。初めての業務は、どのようにキャッチアップしていったのでしょうか?
知識は覚えていくしかないので、とにかく一つひとつ覚えていきました。入社前は「新しい環境でやっていけるか」と少し不安もありましたが、レクチャーもしっかりしていただけるので進めていくうちに不安が少なくなりました。
社内には習熟リストがあって、スケジュールを組んで順にインプットしていきます。項目ごとにレクチャーする担当社員がいるので教えてもらいながらキャッチアップしていきました。また、毎週1on1があるので、その都度疑問や不安を解消しながら進められました。
──そして入社から1年半でリーダーに。どのような経緯だったのでしょう?
入社後は、初挑戦となるCS業務自体が新鮮で、プレイヤーとして業務にのめり込んでいたんです。その一方で、前職での経験をもとに、組織体制や教育体制について「もっとこうしたら良くなるのではないか」と気づいたことは意見を言うようにしていました。そういった過程から、マネジメントにも関わるようにシフトしていきました。
リーダーになってからも、リーダーミーティングなどでアイデアを提案し、実行に移しています。提案に耳を傾けてくれ、実行するまでのスピード感も早い環境なので、転職活動をしていた当初求めていた環境とピッタリだと感じています。また、そんな環境なので「こうしたらどうだろう」と考えが浮かんだことも諦めずに伝えて、実行に移そうと思えるんですよね。
自分も、メンバーも、そして会社も。成長の過程を楽しみたい
──働いて感じる、wevnalの仕事の魅力を教えてください。
一番は、スピード感が早いことですね。前職は店舗を通した業務だったため、何か施策を実施しても、結果を分析できるのは早くても1ヶ月後。今はWeb完結なので、すぐに結果も分かって分析改善につなげられます。
また、クライアントワークが楽しいことも魅力です。コミュニケーションも取りながら、知見をもとに施策を回す技術力も求められるのがCSだと感じていて、仕事の面白さでもあると思います。
──最後に、今後の展望を教えてください!
リーダーになって数ヶ月。今はチーム力を高めることを意識しています。4名のチームなので、一人ひとりがしっかり役割を持ち、存在感を出すことがチーム力を高める鍵だと思っています。
また、振り返ってみると、人の成長を見ることが私の楽しさでもあると気づきました。今後は、教育体制の整備にもより積極的に取り組んでいきたいと考えています。Engagementチームで新卒社員を採用しはじめて2年となる今、体制を整えるべく、入社後3ヶ月計画を作る取り組みなどを進めています。その後の研修プランやスキルアップシートなども組み立てていきたいです。
私は2児の母でもあり、ママ社員がとても働きやすい環境と感じるので、ママ社員にとってのロールモデルとなれるような働き方もしたいですね。
現在のwevnalは組織が大きくなっている最中なので、会社としての変化も大きい時期です。
その中で、提案も柔軟に受け入れてくれるような環境なので、アイデアややりたいことが湧いたら今後もどんどん発信して形にしていきたいと思います。
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取材協力:CASTER BIZ recruiting