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こんにちは!vivit株式会社で採用/広報を担当している渡辺です。
vivitでは、個性豊かなマネジメントメンバーが社員を1つの方向に導き、vivitが持つ力を最大化させています。そこで、そんな頼れるマネージャー陣を【マネージャー列伝】として、数回に渡ってご紹介します!今回は技術開発部マネージャー村山さんに、入社の思いから、今vivitで最もうまく機能しているであろうエンジニアチームができるまでの話、そしてこれから目指す先をインタビュー。ぜひ最後まで読んで見てください。
先に簡単なプロフィールを!
村山健一郎(35)
2011年4月 株式会社ワークスアプリケーションズ入社し、会計資金管理システムの開発や従業員50,000人規模の新規受注案件のプロジェクトに参加。プロジェクトでは、チームリーダーとしてマネジメント、折衝、要件合意、詳細設計、コードレビュー、プログラミング、スケジュール策定等を行う。
2014年10月 株式会社ブレインパッドに転職。リスティングをメインとしたデジタル広告運用補助ツールおよび関連サービスの開発に従事。バックエンドの開発を中心に設計から運用保守まで幅広く担当。
2018年10月 vivit株式会社に転職。キャンプ用品レンタルサービスのリニューアルを担当。翌年4月からはエンジニアリングマネージャーとしてチームマネジメント、採用なども担当しつつ引き続きバックエンドエンジニアとして開発も行なっている。
「自分が使いたいサービス」と「スピード感」
つくるならtoCの「使いたいと思う」サービスを!
ー まずは、vivitに入社されるまでの経緯をお聞きできればと思います!
前職には、ほとんど不満がなかったのですが、唯一「自分達の思ったものが作れない」ことだけ気になっていました。受託に近い形で、クライアントの要望に沿ったものを開発していて、あるとき「今、一体何を作っているんだっけ?」と違和感を持ったのです。もちろん、当時の仕事にも十分価値があると思うのですが、自分自身が体験できず、作ったものはユーザーにとどかない。僕にとってはやりがいを感じにくいものでした。
そこで、ユーザーと近く自分自身もユーザーになり「使いたい」と思える。チームで考え抜いて作り上げていける。そんなtoCサービスを展開する企業を探しました。
△1年前の社員合宿でも同じことを発表していました。
ー そんな中出会った企業が、vivitというわけですね。
そうです。事業内容以外にも「スピード」を求めていて、その部分でもマッチしました。前職は会社の規模が大きくなり、決定や行動のスピードがだんだんと遅くなっていたのに対して、当時のvivitは社員15人程度で良いスピード感でしたね。
ー vivitへの入社するにあたって、最後の決め手は何だったのですか?
最後は水谷さん(弊社代表)の存在が大きかったですね、話をしてみて、裏表なく正直な人だなと強く感じました。トップは信頼できると感じられるのは重要です。
また「キャンプ」という領域も決め手の一つです。余暇や遊びの領域で、自分自身も楽しみやすい。そして、自分のするべき仕事が想像しやすい。「キャンプ用品をレンタルしてもらう」「キャンプ場を予約してもらう」のように、システムの目的が明快で、その中でやるべきことも明確なんです。前職では基幹業務システムをつくっていて、目的もやることも複雑であったことも相まって魅力を感じました。
一番の魅力は「No,why」ではなく「Yes,how」の精神
ー 入社されて2年、従業員数でいうと3倍ほどに増えました。「スピード」に変化を感じますか?
確かに人は増えたのですが、スピード感や決断・判断の早さは変わらずですね。むしろ早くなったかもしれません。推進できる人が増えた分同時に多くの事柄が走っていて、すべてを把握しきれなくなってきました(笑)
そう思うと、入社当時から大きく変わった部分は「役者がそろってきた」ということでしょうか。入社当初、300人規模でチームで仕事をすることが当然だった分、個人でなんとかしているvivitの状況をみて「やばい会社に来たな」と思っていました(笑)
ー 当時はまさにそんな状態でした(笑) 具体的に「役者がそろってきた」というのは?
「チームを引っ張る人」「専門性の高い人」が増えたということです。結果として、チームで働く文化や仕組みが整ってきているなと思います。まさに今年躍進しているレンタルチームはその代表例ですね。
ー 変化をしている中でも、一番魅力に感じている部分はどこですか?
一番は...。フットワークが軽いことですね。水谷さんの性格からか、企業文化としても根付いています。よくvivitでいう言葉でいうと「No,why ではなく Yes,how」。やれない理由を探すよりも、やる方法を考えましょう!という前向きなやっちゃいましょう精神です。スピード感にもつながっているのだと思います。
最高のチームへ変化を遂げる軌跡
サービスを作りたいと思っていたのに...。
△マネージャーになりたての頃の村山さん
ー 話は変わって、今の仕事について聞いていきたいと思います。
今は、技術開発部のマネージャーが主な仕事ですね。
ー よく考えると、最近はあまりサービスをつくる部分に関わっていないですね...。
そうなんです、昨年6月に前任のマネージャーが転職してしまい、いつのまにかマネージャーに。サービスづくりから離れてしまったんです。マネージャーをやりたいなんて全く思っていない中、新規事業の開発明けに着任。チームでの仕事がうまくいかない時代だったのでギスギスした空気で、最悪のスタートでした...(笑)
ー 今の開発チームからは全く想像できない状況ですね...。
ここ数ヶ月で大きく変わりましたね。まずは、チームで依頼を受けてチームで開発を行う体制を整えることからはじめました。もともと個々人で依頼を受け、個々人で開発を行うスタイルだったんです。チーム開発の体制になると、雰囲気が悪くても仕事が回りだし、効率的に良い仕事ができるようになります。そこからは、チームで課題発見・課題改善を行うよう意識付けを繰り替えしていけば、自ずと仕事内容もチーム環境も改善していくと考えたんです。
ー その考えがうまくはまり、今のチームにつながっているんですね!今はチームマネジメントを楽しんでいると思うのですが、心境の変化があったのでしょうか?
当時導入していた、チームのモチベーション状態を可視化するツールで、最高の結果とフィードバックが帰ってきたあたりで、大きく変化した思います。最低評価から最高評価まで、CCC → A → AAA と3ヶ月ごとに評価が向上し、最終的にメンバーのフィードバックには「働きやすくなった!」という言葉が多く並んでいました。正直、割りに合わない大変な仕事だと思っていたのですが、皆が楽しく、質の高い仕事ができるように変化していることを感じて「なんて楽しくて面白い仕事なんだ!」となったことを覚えています。
「アップデートするチーム」へ
ー 今、どのようなチームに進化を遂げたのでしょうか?
今のチームは、問題点を話し合いどのように解決するかまで、自分たちで当然のように行う状態にあります。週単位で変化し続けているんです。一言で表すと「アップデートするチーム」になったと感じています。
最初こそ僕が主導して進めましたが、自走していくことが当然という文化が生まれ、勝手に変化しはじめました。その後は、文化が浸透するのを見守りつつ少しずつ離れ、最終的には完全に任せています。
ー これから先、目指すチーム像はありますか?
正直いいところまで来ていると思っていますが、さらにもう一步先へ進むのなら「責任を負うチーム」「チャレンジするチーム」でしょうか。開発は、手探りでわからないことも多いので、安全に「いつまでにできるかわからない」と言いたくなってしまいがちです。そんな中、自己防衛に走らず、チャレンジしてしっかりコミットする。実際にやってみてできない部分が発生するのであれば説明責任を果たす。この2つができると最高のチームになるのではないかと思います。
もう一步上を目指して、の話をしましたが、本当に素晴らしいチームです!こんなにもプロダクトに愛を持っていて、課題発見&改善を自主的に繰り返し、技術的にもチャレンジできる。そんなチームはなかなか無いと思います。先程の話を除けば、100点あげられるチームです。
ー そんな素晴らしいチームにおいて、こんな方に入ってほしいというイメージはありますか?
技術的な話は勿論ありますが...。今一番足りないのは「視座の高い全体を見れる人」だと思っています。物事を横断的に進められる、各プロダクトやチーム同士をつなぐ視点を持った人 というとわかりやすいでしょうか。キャンプのプラットフォームを作ろうとする中、今は個別のプロダクトを進行するだけでなく、プロダクト同士をつなぐタームに入っていきます。そこでチームやプロダクトの利害関係を調整し、垣根を越えていける人が開発にも必要なんです。
ー 一緒に働きたい、チームでワークしそうな方でいうと?
フラットに議論ができる方大歓迎です。自分が正しいと思う意見を発信することができ、その上で相手の方が正しいと思えば素直に受け入れられる。そんなメンバーが集まって今のチームができています。また、個人の成長意欲や、プロダクトを成長させたい気持ちの強い方は、チームで大きなバリューを発揮できると思っています。
目指すは「頑張っているつもりがなくても、成果が出てしまうチーム」
思い描く未来
ー ここまでチームを作り上げて来られて、村山さん自身はどのような道に進んでいかれるのですか?
僕個人としては、マネジメントのプロ、組織や文化育成のプロになりたいと思っています。体系的・客観的に組織を見ることができれば、今は雰囲気でうまくいっているかどうか判断している部分も定量化できると考えていて、それを実現したいです。組織や文化、マネジメントの話を科学していけると、さらに面白くなるとだろうと思います。
今のチームでも、うまくいっているのかどうか、外から見ても自分たちから見ても正しく測れていないことがあります。そこが見える化されて、最終的に自己判断できるようになるのが理想です。
ー 最後に、プロへの道を歩む中で、「vivit」というチームをどのようにしていきたいですか?
つらいつらいと思って仕事をするのではなく、「頑張っているつもりがなくても、成果が出てしまうチーム」にしたいですね。一見矛盾して見えるのですが、実現可能なことだと思っています。
KPIから定量的なアクションへ落とし込み、行動を起こしていく。アクションを繰り返す中で正しく分析をして、肝になる部分を見つける。そうなると、やったこともやることも明確でいつの間にか当然に成果が出るはずです。どうしても雰囲気や勢いだけで仕事をしてしまう部分があるのですが、ただがむしゃらに頑張るもでは疲弊するばかり。マネジメントや組織・文化を科学する中で、この理想のチームを会社全体のスタンダードにしたいと思います。
いかがでしたか?今後もマネージャー陣をご紹介していきますのでお楽しみに!
このような雰囲気の会社で働きたい!と思ってくださった方、ぜひ一緒にこれからのvivitを盛り上げましょう!