ブランド コンサルタント 兼 クリエイティブディレクター 水野 可奈子と「次世代を担うリーダー・若手たち」のトークルーム
ブランディングやデザイン制作に関わる様々なテーマを取り上げ、ゲストとともにトークを展開。リスナーの皆さまの視点でテーマと向き合えるよう、これからのアンティーグループを担うリーダーや若手をゲストとして招待し、クロストーク形式で進めていきます。これまでの経験や実績に裏付けされた、知識、ノウハウも交えながら分かりやすくお届けします。
前職は大手CDショップチェーンの販売スタッフ!
32歳未経験からキャリアを確立した、喋れるエンジニア「重松さん」が目指すところ
・#17 XAグループとのコラボ企画 Vol.3
XAグループとのコラボ企画第3弾!次世代リーダーを迎えてお届けするシリーズがスタート!!
実は水野もファン?!初回のゲストは「重松さん」
「一生の仕事にしたい」と覚悟を決めて、32歳未経験でWeb業界に飛び込み、エンジニアとしての成功を掴んだ重松さん。「やれることは全部やろう」道を切り開いてきた重松さんの姿勢やマインドには、いつの時代にも、またどんな世界においても欠かせないエッセンスが詰まっています。とても難しいことではありますが、誰もが持てる武器でもあります。新しい環境でチャレンジしたいと思っている方は、ぜひ、参考にしてみてください。
また、技術だけでなく、人と人をつなぐ部分の役割も大切にしている重松さんのエンジニアスタイルには、「新たなエンジニアの働き方」と共に、「もっともっと面白くなっていくクリエイティブの可能性」が感じられます。
ぜひアクセスしてみてください!
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#17のサマリ
テーマとポイントをリストにしています。どんな内容で盛り上がったのか、ちょっとだけ覗いていただき、詳細は、ぜひ、Apple Podcast / Spotify / YouTube にてお聴きください。YouTubeのコメント欄にはショートカットリンクも掲載しています。テーマを選んで聴いていただくことも可能です。ぜひ、ご利用ください。
0:00~ オープニング
本日から数回に渡り、XAグループの次世代リーダーをゲストにお迎えしてお送りしていきます!
初回は、”喋れるエンジニア「重松さん」”です
アンティー・ファクトリーには、入社してからキャリアをスタートし成功を掴んだ方が多くいます
重松さんもその一人です
職能部長の内田さんと一緒に詳しくお聞きしていけたらと思います!!
1:28~ 本日のゲストの紹介
【名前】 重松 啓一郎(しげまつ けいいちろう)
【入社】 2019年10月1日
【支社】 東京
【職能】 フロントエンドエンジニア(以降、エンジニア)
2:03~ 重松さんのキャリアスタート@アンティー・ファクトリーはどんな感じだった?
重松さん
なんと!!32歳未経験でアンティー・ファクトリーに入社
「一生食いっぱぐれない、安定した職業につきたい」とエンジニアの道へ!
- 業界未経験(フリーランスとしての経験はあるが、会社としては未経験)で、アンティー・ファクトリーに入社
- 前職は大手CDショップチェーンの販売スタッフ、インストアライブ等で音響の手伝いも行う
- その時長くお付き合いをしていた彼女から「結婚を考えたときに先が見えない」と振られる・・・
- この経験から、「次は、絶対に一生食いっぱぐれない仕事に就くぞ!」と決意
- 将来を見据え「安定した職業=エンジニア」の考えに至り、エンジニアとしてアンティー・ファクトリーに入社
5:22~ 未経験で応募してきた重松さんの印象はどうだった?
内田さん
履歴書を見て、直ぐにこの人に会ってみたい!となり、面接に至った
- 履歴書から、「分析力」「言語化能力」の高さが伝わり、働く姿も想像できた
- 直ぐにこの人に会ってみたい!となり、面接に至った
- 実際に会ってみても好印象「喋りが上手」「とても真面目そう」「実直そう」
7:08~ 未経験、且つ”32歳”という年齢での挑戦はどうだった?
重松さん
とにかく全力を尽くそうと思った
それくらいしないと拾ってもらえないという自覚があった
- 採用面接の前に、アンティー・ファクトリーのWebサイトのソースコードを全部見た
- 中川社長の講演会も視聴可能なのものは全部見た
- 32歳の自分には、それくらいしないと拾ってもらえないという自覚があった
8:20~
晴れてアンティー・ファクトリーに入社した重松さんの未経験からのスタートはどうだった?
どんな風に学び、どんな風に成長していった?
重松さん
「やれることは全部やろう」という覚悟でどんどんチャレンジしていった
- 具体的な勉強方法やメソッドといったものはない
- ただ、大きな焦りはあったので「他の人が一年で覚えることは半年で」「やれることは全部やろう」と思った
- 具体的には「進んで検証作業を行う」「抱えている案件数を気にせずどんどんチャレンジしていく」といったことを1、2年続けた
内田さん
良い意味でXAっぽくない人が入って来た!という印象だった
- 当時、寡黙なタイプの先輩が多かった
- そこに、重松くんが臆することなく、積極的にコミュニケーションしている
- 重松くんが一人でずっと喋っている感じ、笑
- でも、だからこそ最初の頃から「重松くんは頼りがいのある人」というイメージがあったのだと思う
- 細かく指導はしていない 大きなポイントを伝えただけ
- 推進力を持ってどんどん成長していってくれた
10:44~ 元々、XAグループには未経験の人材を育ててきた経験が多くあった?
内田さん
特別なことは行っていないけど、未経験からでも成長できる「土壌」や「文化」は当初からあったと思う
また、先輩が自分の成長過程を後輩に教えるという好循環のサイクルもあると思う
- 未経験や他業種から入って来る人が多いので、成長できる「土壌」や「文化」は当初からあったと思う
- また、先輩に当たる人たちも未経験からスタートした人が多いので、先輩が自分の成長過程を後輩に教えるという好循環のサイクルもあると思う
- 東京だけでなく、各支社(名古屋や大阪)にもXAがいるので、この状況の中でいかに品質を均一化できるかという視点において、かなり意識して作業内容をドキュメントに残すようにしている
重松さん
こうでないと!と締め付けるのではなく、それぞれに合わせて成長させてくれる「土壌」みたいなものがある
- 未経験の人でも高品質を担保できるよう、共有リスト(例えば、入社時に案内されるソフトウェアリスト)のようなものはあるが、成長自体の道しるべがガチガチに用意されている訳ではない
- それぞれが目指すところに合う形でしっかり成長させてくれる「土壌」みたいなものがある
12:52~
XAグループの「4つのロール」について
全てを網羅しているジェネラリストタイプの重松さん このスタイルはどのようにして作られてきた?
重松さん
自分の特性を最大限に活かすために、あえて特定の武器を持たないできた
結果、ジェネラリストという形になった
- 入社時「”喋ることが得意なエンジニア”が自分の強みなのではないか」「この特性を発揮したい」と思った
- この武器は、技術的なものに直結している訳ではない
- また、特定の技術を極めることへの関心が高い訳ではなかった この背景には、エンジニアを志した時「一生食いっぱぐれない仕事」を目指したことがある
- この2つの理由から、自然の流れでジェネラリストという形になった
水野
自分のキャリア形成に近いなと思い、親近感が沸いた
私も「技術+話力」の形で自身のバリューを最大限に高めてきたタイプ
- 美大の頃は、漠然と「卒業したらこのままデザイナーになるんだろうな」と思っていた
- でも、自分よりもデザイナーとして技術力の高い人が沢山いることに気付く
- 自分を活かすために何をしたら良いのか考え、「得意な話力を活かしたい」と思うようになる
- 結果、お客様とコミュニケーションを取りながらデザイナーが作ったものを通訳する技術を磨くことによって、自身の市場価値を引き上げることになる
14:53~
アンティーでキャリアを築いた重松さんだからこそ見えたものは?
アンティーの良さ、アンティーだからこそできること、やりがいなど
重松さん
XAもデザインの一端を担う一人
ここに、アンティーならではのやりがいを感じる
- アンティーは、デザインと向き合う姿勢を大切にしている会社
- 職能に限らず、デザイン(課題解決をした上で、新たな価値創造)に携わることができる
- XAで言えば、ソースコードもデザイン
- また、結果として表示されるものにも、当然、課題解決・新たな価値創造が求められる
内田さん
コーディングのデザインを考えながら仕事ができるのは、とても楽しいこと
- 私も、元々はデザインが好きで、Webデザイナーになりたくてアンティーに入社をした
- そんな中、たまたまコーディングが得意ということからXAになった
- 広い意味でも狭い意味でもデザインに日々触れ合えることはとても刺激的
- 重松くんも言っているように、コーディングのデザイン(表層のデザインだけでなく、裏側をどうデザインしていくか?)を考えながら仕事できるのは、とても楽しいこと
17:34~
デザインを受けてコーディングを行うとき、デザイナーとの関係性で苦労したことはある?
重松さん
関係性に問題が生じても、良いものを作りたい!という思いは共通
どんな状況も乗り越えられるはず
- デザイナーとの関係性で苦労することは、勿論沢山ある、笑
- ただ、良いものを作りたいという思いは、プロジェクトメンバー共通なはず
- この意識を強く持つことができれば、どんな状況に置かれても良い成果物ができると、きっと皆信じているはず
水野
難しい局面を一緒に乗り越えて、皆で何かを達成することがチームワークなのだと思う
- 重松くんと最初に仕事で組んだとき「動きが、キレキレ過ぎる」とダメ出ししたことを覚えている
- ダメ出しをされても、それを乗り越えて、皆で何かを達成することがチームワークなのだと思う
19:38~ 最近のお仕事のこと、ジェネラリストとしての活躍状況など
19:48~
まず、XAグループの「4つのロール」を復習 ♯16のエピソードから
- マークアップエンジニア(HTML・CSS、SEO、アクセシビリティ領域)
・HTMLやCSSを駆使してWebサイトを実装する役割(Webの根幹を担う)
・大規模サイトにおける「保守性」「運用性」「拡張性」など未来を考慮した設計など得意とする
・SEO、アクセシビリティに関する専門性も兼ね備えている
- インタラクティブエンジニア(アニメーション、インタラクション領域)
・ユーザーの体験を向上させる目的でUIに動きをつけることによって、Webサイトをより魅力的に見せる役割
ex. スクロールで絵が動く、文字が前に出てくるなどの演出
- フロントエンドエンジニア(アプリケーション領域)
・プログラミングを駆使してアプリケーションを開発する役割
・アプリケーションエンジニアと呼ばれることもある
・見た目のデザインというよりは、ロジックであったり、バックエンドとの連携を得意とする
- デザインエンジニア(最もデザインと近いところにあるエンジニアリング領域)
・デザイナーとの境目にいるエンジニア
・UI/UXに大きく関わりながら、コンポーネントやデザインシステムの作成などを担う役割
・デザイナーと一緒に動くことが多い
21:30~ 改めて、重松さんはジェネラリストタイプ?
重松さん
- 得意と言えるかどうかは分からないが、「4つのロール」全てを大切にしているタイプだと思う
- 案件を通して一通り経験できている
22:02~ XAグループにはジェネラリストが多い?
内田さん
- 4つのロールを網羅できている人はあまり多くない
- でも、得意分野を複数持っている人は結構いる
- 2つの分野に特化している人が多い
22:57~ ジェネラリストとしての強みを活かしながら、どんなタイプのお仕事をしている?
重松さん
ブランディング案件において、技術者でありつつ、クライアントに直接説明する部分まで担っている
- 案件の一つに、水野さんと一緒に行っているブランディング案件がある
- ブランドやクリエイティブコンセプトと照らし合わせながら、操作性(動き、スピード、触り心地など)を考えUIの設計から実装まで行っている
- 技術者でありつつ、クライアントに通訳しながら技術の説明や要件定義をする部分まで行っている
24:03~ ここで水野の一言!
「重松くんのような存在(専門領域の人・説明が得意)」は、とても貴重
クライアントの納得感が増し、プロジェクトメンバーとしても心強い
- Webは、「読む」「見る」「使う」ことができる立体的なメディア
- ブランドの視点で捉えて、操作性(動き、スピード、触り心地など)を実現していくことが求められる
- クライアントに実装内容を説明する際、コンサルタントの私が全て説明するのではなく、重松くんのような存在(専門領域の人・説明が得意)に直接説明してもらうことによって、クライアントの納得感が増す
- また、IT系のクライアントも多いので重松くんのような人がいてくれるとプロジェクトメンバーとしても心強い
26:02~ 今のXAグループには、喋れるエンジニアが多い?
重松さん
- 実務としてクライアントと直接やりとりするエンジニアは限られてくる
- でも、職能部のワークショップを見ているとプレゼンテーションが上手なエンジニアが多いと感じる
水野
- XAは、ロジカルシンキングの人が多いので、文章の組み立てが上手な印象
- ディレクターに向いている人もいるな、、と横目で見ている
- 単にエンジニアリングするだけでなく、お客様とコミュニケーションをとるのもありだなと思って見ている
27:12~
入社して4年 重松さんが今後やりたいことは何?
2つの視点「ジェネラリストとして」「環境の急速な変化(AIの進化)」を捉えながら
重松さん
どちらの視点においても、ビジネスシーンにおいて「人と人とのコミュニケーションを技術者として担える」この部分を大事にしていきたい 自分の強みだと思っている
- ビジネスシーンにおいて「人と人とのコミュニケーションを技術者として担える」ことには普遍的な価値がある
- 単純作業がAIに代替されていく一方、これらを駆使して効果の上げ方を考え実践することは人でないとできない
- 自分の得意な部分でもある 引き続き活かしていきたい
ジェネラリストとしていろいろな技術に触れながら「新たなエンジニアの働き方」を探っていきたい
- 今後、技術が劇的に変化していくと思う
- この状況を踏まえ、ジェネラリストとしていろいろな技術に触れていくことで、様々な局面において最適なパスを示すことができる力を身に着け、仲間に提案していきたい 新人教育にも活かしていきたい
30:07~ 前回の振り返り 「作業」ではなく「仕事」をしよう!
内田さん
- 作業、タスクではなく仕事をしよう!
- 実は、忙しい忙しいと言っていることの大半はタスク
- この部分は、AIの進化によって軽減できる
- 一方で、エンジニアの本当の仕事はどんどん増えていくと思う 価値もどんどん上がっていく
- AIを使って作られたものの品質管理や責任をとることができるのは人 こういった人材にならないといけない
31:05~ 重松さんが今後会社の中でやりたいことは何?
重松さん
アンティーで学んで良かったと思うことの一つに「人としての仕事の取り組み方」がある
みんなにいかんなく個性を発揮して欲しい
- いろいろな個性を持っている人たちが、キラキラしながら、時代に合った良いクリエイティブに果敢に取り組んでいけるような空気感を作っていきたい
32:05~ ムードメーカーとしても期待が大きい重松さんのキャラクターについて
重松さん
僕は、たまたま声が大きく目立つタイプだけど、いろいろな個性があって良いと思う
- 僕みたいに声が大きく目立つタイプもいれば、普段は寡黙だけどふとした時に面白いことを言うタイプもいる
- それぞれの個性の中で、時代をにらんで「良いクリエイティブって何?」「このプロジェクトにおける最適解は何?」「自分に必要な次の成長は何?」をしっかり考え、お互いに研鑽を積み、成長していくことが大事
33:52~ 最近、会社の中に大人しい人が多いなと感じる?
重松さん
少し大人しい雰囲気に変わったと感じているが、悪いこととは思っていない
それぞれのやり方で活躍することができる環境を作っていきたい
- コロナを挟んで、オフィスが少し大人しい雰囲気に変わったと感じているが、悪いこととは思っていない
- でも、それぞれにもっと個性を発揮し合って活気が出ると、会社ももっと良くなると思う
- みんなもっと好き勝手やっても良い、時に目立ってみても良いと思う
- 他のメンバーと切磋琢磨しながら、人を巻き込み、みんなで何かを作っていくお仕事
- それぞれのやり方で活躍できる環境を作っていきたい
34:58~ ここで水野の告白
水野
実は重松ファン、笑
- 重松くんに期待をしていることがとても多い 共感する部分も多い
- 人間らしい部分がとても魅力的 みんなもついていきたくなると思う
- アンティーが面白かった時代、個性の強い人が多くいた時代、初期、中期くらいを思い出す
- 私も、会社をもっとごちゃ混ぜにしたい、良い意味で起爆したいと思っている
37:00~ 最後に募集告知「こんな仲間に来て欲しい!!」
覚悟があれば、年齢や経験は関係ない!
エンジニアリングに興味があって、デザインに興味のある方、ぜひ一緒に働きましょう!!
個性を存分に発揮できる環境がここにあります
38:30 ~ 総括・クロージング(水野・内田)
水野
本日は、XAグループから重松くんという良い意味で個性的なキャラクターの次世代リーダーをお迎えしてお送りしました 期待を裏切らず面白い人でした
内田さん
いつもより大分控えめではありましたが、笑
とても良いことを話してくれたと思っています
水野
重松くんには、期待をするところがとても大きいです
また、自分と近いところもあり謎の親近感を持っています、笑
思ったことをしっかり相手に伝えるというスタンスが私と良く似ています
時に、相手が社長であっても提言できるところがとても良いなと思っています
内田さん
XAグループの次世代リーダーとして、また、アンティー全体のリーダーとして、次の時代を担っていってくれるのではないかと期待しています
水野
我々も、重松くんのような人材をバックアップしていきたいと思います
ぜひ、のびのびと活躍していって欲しいです!!
今回もお聴きいただきありがとうございます
引き続き、XAグループから次世代リーダーをお迎えして届けていきます
次回は、名古屋で活躍中のスタッフがゲストです
また次回もよろしくお願いします!
重松さんの実績
*許可をいただいたお客様のみ掲載
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