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【TB’s ENGINEER】プロダクト開発チーム フロントエンジニア/一緒に悩み、一緒に過程を考えてくれるメンバーと働く

「自立した持続可能な地域をつくる」というビジョンを掲げるトラストバンク。

日本最大級のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」をはじめとする、地域を元気にするためのさまざまな事業・サービスを展開しています。

この『TB’s ENGINEER』では、そんなサービスを支えてくれている、縁の下の力持ち・”エンジニア”たちにスポットを当てて、ご紹介していきたいと思います!

今回は、プロダクト開発チームのフロントエンドエンジニア、片柳葵さんからお話を伺いました。

片柳 葵
学生時代はグラフィックデザインを専攻し、グラフィックデザインを学ぶ。趣味としてのゲーム制作をきっかけにプログラミングに関心を持ち、新卒では制作会社に勤務。主にコーポレートサイトを制作しクライアントに納品していたが、”創って終わり”ではなく、その後にも自ら携わっていきたいと思うようになり転職活動を始める。
2020年5月にトラストバンクに入社。フロントエンドエンジニアとして、主に「ふるさとチョイス」のUIやアクセシビリティ向上の施策に取り組み、現在はプロダクト開発チームにて、OEMサービスにおける開発リーダーとして、フロントエンドエンジニアとして活躍中。

ー入社してから現在までの、片柳さんの担当業務を教えてください。

入社当時はフロントエンドの担当として、UI・ユーザビリティ改善に取り組みました。アクセシビリティの知見がありましたので、実際に手直しをしたり、社内に対して勉強会をしたり、ガイドラインを作成して公開もしました。ふるさとチョイス災害支援のサイトリニューアル時にはチーム外からもアドバイスを求めていただいたりと、知識がコミュニケーションに繋がる実感を持ちながら業務にあたっていました。

現在は、OEMサービスの開発リーダーとして、フロントエンドにもバックエンドにも携わっています。
このOEMサービスが新しく立ち上がるタイミングで、手を挙げました。
当時、ふるさとチョイス事業において、自社サービス(ふるさとチョイス)を作って運用していくだけでなく、他の様々なふるさと納税サイトやECサイトとOEM連携をすることで、より多くの方に地域の特産品を紹介する機会を広げていく戦略構想を聞き、単純に「すごい」と、壮大なイメージを抱きました。開発チームとしても新しい挑戦でしたし、新しいものを創るという点で、今まで知らなかった技術を学びながら作っていけるというところにも魅力を感じました。
すごいなと思ったことに飛び込んでみないと、すごいことができるようにならない!そう思って、まずは飛び込んでみて、自身に不足していることは積極的に同じフロントエンドエンジニアのメンバーに質問したり、自ら勉強しながら、これまでやってきました。とにかくやる気だけで飛び込みましたね。


ーOEMサービスの開発リーダーを経験して、なにが変わりましたか?

今まではフロントエンドエンジニアとして、「ブラウザ上でどう映るか」を意識して作っていましたが、開発をリードするにあたってはブラウザに映る前の動きから把握する必要があると考え、フロントエンドの領域を超えた勉強を始めました。そのかいあって、今ではプロダクト全体を俯瞰して見ることができるようになり、パフォーマンスがあがったように感じます。
バックエンドやインフラの要素を知ることで、ブラウザに映るまでにどういうことがあったから、こう映っている、という「道筋」がわかるようになるんです。解像度が変わってくるということですね。このように考えられることが増えていくと、自分の作っているものに対しても、「とりあえず良いとされているから」ではなく、「こういう理由でこれをやるべきなんだ」と納得感があがったと思います。


ーチームはどのような雰囲気ですか?

普段はもくもくと作業をするメンバーが多いですが、有事の際には素早く集合し、同じ画面を見ながら、全員の知見を合わせてさっと解決していきます。トラブルが発生した際にも、誰かのせい、などというのは全くありませんね。むしろ、起きたことに対して「報告してくれてありがとう」というスタンスです。全員が、一番大切なのは、今・そして今後どうすべきかである、という認識を持っていると思います。
また、普段業務で関わりのないエンジニアとは、隔週で開催されている「シャッフルミーティング」という雑談会でコミュニケーションを取っています。そこでは、50名ほどいるエンジニアがランダムに3人ずつの少人数に分かれて30分ほど雑談をするんです。毎回知らない人と自己紹介から始まるので、緊張する方もいらっしゃるかもしれませんが、思わぬ共通点が見つかることもあり、私は結構好きですね!意外に皆さんおしゃべり好きな方が多いんですよ(笑)
業務上においては、上長との1on1を隔週で行っているので、フルリモートの環境であっても抱え込むことがないですし、自分のキャリア相談に乗ってもらうこともあります。

ー達成感の大きかったプロジェクトについて教えてください!

昨年末、寄付額を伸ばす施策としてふるさとチョイスのトップページに「(あなたの寄付金総額なら)こんな組み合わせはいかがでしょうか」といったエリアを実装したことです。
ふるさとチョイスには2024年2月現在、55万点を超えるお礼の品が掲載されており、その中から自分で地域の魅力を探すことも楽しい体験ですが、限られた時間の中で寄付したいと思えるものにいち早く到達したいと思う方ものために普段見てるお礼の品の特徴から、レコメンド表示されるようにしました。さらに、ちょっと違うな、と感じたら「入れ替える」ボタンを押してもらうことで変えられるのもゲーム感覚を持ってもらえて面白いのでは、と思い開発しました。
当時、企画からリリースまでサイクルを回すスクラムチームに所属しており、限られた期間で施策をゼロから考えて実装までを1か月程度で行いました。通常の開発期間は半年~1年が多いので、これはかなりイレギュラーなスピード感でしたね。

一例(ふるさとチョイストップ画面中段)

なにより嬉しかったのが、もともと年末年始限定の施策だったのですが、効果が思ったよりも高く、年始以降も取り下げられずにトップページに残り続けていることです(2月現在)。自分の作ったものが誰かに認められて、他の誰かによって作り続けられていく姿を見たことが、何よりの達成感でした。

ーそもそも片柳さんは、なぜ転職をしようと思ったのでしょうか?トラストバンクの選考についても教えてください。

元々制作会社にいたのですが、「自分の創ったものの、その後の行く末を見ていきたい、育てていきたい」という気持ちが芽生え、転職活動を始めました。

トラストバンクの選考については、1次面接はカジュアルな雰囲気でリラックスしたムードの中話をすることができたと思います。最終面接では、当時役員が参加しており、本気で地域を良くしていこうという熱意に圧倒されたのを覚えています。
役員はもちろんですが、選考過程でお会いした方全員がビジョン「自立した持続可能な地域をつくる」の実現への熱意を持っていて「ふるさとチョイス」というプロダクトを大切に、それをより良くしていきたいという気持ちが強い点が好印象でした。
そして、面接を通じて、私自身が前職にいた際から感じていた「こういうことをやっていきたい」、「こういうことを悩んでいるからこうしたい」という想いが似ていると感じたんです。この会社であれば、一方的に引っ張ったり引っ張られたりするような関係ではなく、一緒に悩みながら同じ目線でプロダクトを良くしていけるのでは、と思ったことが入社の決め手です。
入社して3年以上経ちますが、この点に関しては今も変わらないですね。ですので、「教えてほしい」という受け身の気持ちだけでは、トラストバンクで働くのは難しいかもしれません……。「教えてください」と自分から聞きにいける人にとっては良い環境です。社内には知見豊富な方がたくさんおりますので、安心してください!……と言っても、答えや結論だけを教えてくれる人は少なく、一緒に悩んだり、考えたり、過程を一緒に考えてくれる人が多い印象ですね。エンジニアの将来を考えたときに、私はそちらの方が良いと思っています。結論が一つしかないのならば、過程も”その結論にたどり着くための過程”しか知ることができないので。違う道もある、ということを知っていくことこそがエンジニアの真のスキルに通じると考えています。

ー最後に、今後の目標を教えてください!

今後も、プロダクトに対して誠実さとスピード感を持った対応を心掛けていきたいです。そしてその結果「ふるさとチョイスのことならこの人に聞けば間違いない!」と思ってもらえるようになったら、より一層自信を持ってプロダクトを牽引できるなと。そんなエンジニアになりたいと思います。

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