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高卒でアパレル業を経験後、NGO活動で10か国へ。彼女を突き動かすのは飽くなき好奇心

こんにちは!サン・クレア人事チームの伊田です。

第4回目の社員紹介は、NAGI Kurashikiのオープニングスタッフ島谷映見さんです。

高校卒業後にアパレル業界へ入り、その後オーストラリアへ。NGO団体でも活動し10か国を渡った彼女が、地元である岡山に戻りNAGI Kurashikiのメンバーとしてジョインしてくれました!

笑顔が素敵な島谷さんに、これまでの経歴やご自身の中で大切にしている思いについてもお話ししていただきました。

◼︎島谷映見

高校卒業後アパレル会社に就職。離職後転身を決意しカフェで働き、2017年から一年間オーストラリアへホームステイに。その後15ヶ月間海外青年ボランティア団体へ所属し、2020年1月からサン・クレアに入社。

同世代の人が宗教や国の文化・伝統への関心が高いことに衝撃を受けた

-まずは学生時代のことからお尋ねしてもよろしいですか。

岡山県に住んでいて、高校は国際系の学科に通っていました。ずっと留学はしたいなと思っていて、どこでもいいから行ってみたいなという気持ちで高校は通っていましたね。

ただ英語はメインで勉強はしていたんですけど、やっぱり学校の勉強はテストや受験のためのもの。全く喋れなかったですね。

高校を卒業した後も、外国語大学に行くか、留学するか、別の道を行くか。調理系にも興味があったり。色々やりたいことがあって、ありすぎて、悩みすぎて…。(笑)結局決められなかったんです。

その結果、まず働こう、だったら興味のあったアパレル業界へ行こうと思って、働くことを決めましたね。3年働かせていただきました。


-国際系の学科に行かれてたとのことでしたが、海外へ興味を持つきっかけは何だったんでしょうか。

元々高校自体も国際系に行く気はなくて、調理系に行きたい気持ちもあったんです。でも姉が海外へ行っていて、「あ、いいな。」って影響を受けたり、親も仕事で海外に出ることも何度かあって。そういうのを見ていると、海外へ行ってみたいなと。海外への興味はすごくありましたね。


-実際に海外へいくことになったのは、どのタイミングだったのでしょうか。

アパレルで約3年働いていたあと、調理系の道にやっぱり進みたいという気持ちもあったので一度カフェで働いていました。

そのタイミングで、タイで開かれた若者向けの国際奉仕に関する内容のワークショップみたいなものがあることを知って、参加させてもらったんです。

アジア系の人を対象に、観光・国際交流・ボランティアも含め、若者として国際社会にどう貢献していくのかというようなワークショップでしたね。そこで、アジア圏を中心にボランティア活動をするNGO団体について知ったんです。

その後すぐに団体へは入らずに、まず約1年間オーストラリアに行きました。母の親しい知り合いが住んでいて、家の手伝いとかをしながら1年間ホームステイさせてもらっていたんです。

その家族は日本人と韓国人の家庭だったので、英語が喋れるようになったというわけではなかったんですけど、少し韓国語は覚えましたね。聞き取りが割とできるようになりました。

あとお世話なっていたホームステイ先の家族の1人が、そのNGO団体に参加していたんです。そこで色々な話を聞いて、意欲が湧いた。それもきっかけになって、そのあとNGO団体に入ることを決めました。


-NGO団体での活動内容について詳しくお話しいただければと思います。

アジア圏だけでなくて、アメリカやオセアニア圏でも活動しているような団体でした。一緒に活動する仲間は、高校を卒業したばかり人から30歳くらいの人まで幅広い年齢層で、15か国くらいから集まっていましたね。

1か月くらいの単位で様々な国をまわっていて、基本的にはボランティア活動がメイン。そのボランティア活動の資金を集めるために募金活動をしたりだとか、団体に新たなメンバーを加えるためのワークショップのようなものも、自分たちで主催していました。

観光などを楽しむこともありましたけど、その国にいる若者や子供達を助けてあげる、社会貢献が活動がメインです。もっと世界で活躍できる青年を増やしたいという思いで、活動していました。

私は1年3か月くらい行かせていただいて、その間に10か国くらい回らせていただきましたね。

具体的な活動内容だと、フィリピンにいた時は食料配給や学校のペインティング、タイでは学校のトイレの修繕を手伝ったり、スリランカではワークショップに団体として参加させてもらって、公共の公民館のような建物の修繕も手伝いました。アメリカでは、ハロウィンのタイミングだったので、コミュニティでやっているハロウィンのイベントのお手伝いとかもしましたね。(笑)とにかくいろんなことを、幅広くやらせていただきました。

団体に日本人はいなくて、海外に住んでいる日本人のハーフとかはいたんですけど。だから英語を喋らざるおえない状況になっていましたね。それがありがたかったんですけど、それをきっかけに英語を勉強しました。


-活動の中で印象深いことはありましたか。

1年3か月を通して、今までの生活の中でなかった観点だなと思ったのは、宗教の部分でしたね。宗教から文化が作られていて、食べれないものとか、人との関わり方とか、そういうものを含めて。

日本人って宗教に関して文化や生活の一部にはなっているけど、わりと適当というか。自分自身がそうだったんですけど、重要性を知らないんだなって。

海外へ行くと自分と同じくらいの歳の人や、年下の人でも国の文化のルーツや伝統をよく知っていたんです。私って日本のこと何も知らないんだなって思いましたし、そういうものの大切さも改めて感じましたし、衝撃を受けました。


ここに住んでいる者として色々なことを発信していきたい

-ここからはサン・クレアとの出会いについて、お伺いできればと思います。

今は日本に帰ってきているんですけど、帰国前は3か月くらいオーストラリアにいて、そのときにNAGIを知りました。

日本に戻ることは決めていたんですが、帰っても英語を喋れる環境にいないと喋れなくなるし、もっと英語が習得できる環境にいたいなと思っていて。そのタイミングで、親がNAGIを見つけてくれて働くことを提案してくれたんです。

倉敷の美観地区あたりであれば、英語を生かせる環境はあるんじゃないかなとは思ってはいたんですけど、ただ単純にホテル業となると、そこまで興味をそそられなくて。

でもNAGIは違って、なんとなく面白そうだなと。他にも候補はあったんですけど、一番NAGIが惹かれました。直感的に面白そうと思ったんだと思います。


-入社の決め手やきっかけのようなことはあったんでしょうか。

これが決め手、きっかけというよりも、求人を見た時点でほぼ98%くらい自分の中で確定していたんですよね!面接に受かればここで働きたいって。

NAGIの求人を見たのと同時に、サン・クレアについて、福山のホテルや今後できるホテルについても見させてもらったんですけど。これは本当に直感的になんですけど、ここにしようって決めていたんですよね、その時には。基本的にいつも直感的に動いているので。(笑)

あと栗田さん、川口さんともお話させていただいたんですけど、色んな話を聞いてくれる方だなという印象を持ちましたね。自分自身の状況なども含めて話させてもらったんですけど、聞いてくれて受け入れてくれて。働く人の意思を聞いてくれる会社なんだなと感じました。会社の方針だけでなく、働く人も知って、ここなら大丈夫そう!とも感じましたね。


-実際NAGI Kurashikiにジョインした今、感じていることを教えてください。

入社してまだ1週間くらいで、NAGIのHP作成の写真撮影の際に一緒に働くスタッフの方にもお会いしただけなんですけど…。面白い人たちばかりだなと思いました。みんな違うキャラクターを持っていて、それがうまく調和していったら面白いだろうなと。

あと実際のNAGIを見て、倉敷の中にこんな素敵なところができるんだ!と驚きましたね。これからここで、いろんな人に出会えるのが楽しみです。


-NAGI Kurashikiでこんなことがしたい、こんな場所にしたいというイメージはありますか。

ここは自分の地元でもあるので、ここに住んでいる者として色々なことを発信していきたい。自分が知らないけど伝えられるものもたくさんあると思うので、探求しつつ発信できたら面白いですね。

同時に、インバウンドのお客様に対しては、どういう視野や観点で日本を見ているのかというところが知れたら面白いかなとも思います。

あと海外に自分が行った時に、地元の方とかが「日本からここまで来てくれたの!」と歓迎してくれたのがすごく嬉しくって。色んなものを伝えようとしてくれるんです。こういうところへ行ったらいいよ、こういうものが美味しいよとか。そういうのが好きなので、すごく嬉しかったですね。

海外の方が日本に来た時に、今度は自分が迎える立場になる。私ができることってなんだろうなというのも、スタッフと一緒に見つけながら楽しみながら、NAGIを作れたらと思います。


好奇心に従って「とりあえずやってみよう!」と始めれば自分の幅は広がる

-これからやってみたいこと、チャレンジしたいことはありますか。

やっぱりやってみたいことがすごくたくさんあって、正直選べないですね!直感がはたらけば、小さいことから大きいことまでいろいろしたいです。

海外にもたくさん行きたいんですけど、日本に対してももっと知っていきたいという思いもあるかな。海外の方は、日本の文化や伝統とか綺麗なものに興味があるのかなと思いますし、日本人として知っているべきだとも思います。

あとまずはこれからNAGIで働くというところですよね!日本にいると学歴重視なところもあるのでチャレンジでもありますし、ホテル業、英語を仕事にするのも初めて。経験としてまずは頑張ってみたい。

またそこから、次に面白いと感じれることを見つけていけたらと思います。


-最後に転職を考えている皆さんへ一言お願いします!

NGOの活動で新たなメンバーを集めていたとき、とあるスタッフが「ドアを開けるか開けないかはあなた次第だよ!」と話していて。そのときは面白く話していたので笑っちゃったんですけど、本当にその通りだなと思いました。

今は資格を取るとか職業とかも含めていろいろ選べるけど、結局自分はこれしかできないからと、自分自信のフィールドを狭くしてしまうんじゃなくて、好奇心に従っていってもいいんじゃないかなと思います。

正直、私は何か特別にできることってなくて。英語が上手に話せるわけでもないですし、何かこういうことできます!っていう特技もないんです。…強いていうなら口笛くらい。(笑)でもそれでもいいかなって思っていて。それは弱点でもあるけど、何もできないからって思わずにわからないけどやってみようっていう、そういう精神でやってます。

とりあえずやってみよう!と始めてみてから、自分の幅を広げられたんです。考えすぎたら何もできなくなるし、ちょっと迷ったら興味はあるはずだから、ちょっと手を伸ばしてみてもいいんじゃないかなと思います!

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