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CPMを高く運用することが最優先だった、元SSP運用担当。入社3ヶ月で発見した業界経験者目線のSquad beyondの魅力(前編)

弊社は Squad beyond(スクワッド ビヨンド) というSaaS型デジタル広告(Web広告)運用のプラットフォームを運営しており、年間3,000億円以上の広告に利用されています。

- Product紹介

Webマーケター向けSaaS型プラットフォーム「Squad beyond」は、Webマーケティング体験全体の最適化を提供しています。Squad beyondが普及することで、Webマーケティングで20年以上積み重ねられた商習慣・業務習慣の課題を解決します。

本記事は「業界経験者目線のSquad beyond」というテーマでCXの皆元が執筆した内容を公開しています。CXチームは積極的に採用活動を行なっていますので、最後まで読んで「面白そう」と感じた方は、ぜひWantedlyからご応募下さい。

自己紹介と経歴

2024年6月に入社した皆元 菜々美(みなもと ななみ)です。入社して3ヶ月経過したばかりですが、Squad beyondで学び成長しながら日々業務に励んでいます!

新卒入社では地元広島の繊維業界の会社で働いた後、Webマーケティングに対して興味を持ち、Webサイト向けSSP事業を行っている会社に転職しました。興味をもった背景としては、自分の生活に直接的に関わる仕事だと思ったからです。私はmeta広告に影響を受けてミュージカルのチケットを購入したことがあります。ここまで私の趣味に合わせた広告を表示させるのはどういった仕組みなの・・・?と疑問を持つと同時にWeb広告事業への興味が沸いた瞬間でもありました。

Web広告に実際に関わることで理解も深まり、もっと運用面で携わることが出来る仕事がしたいと考え、SIVAに入社を決めました。

Webサイトの広告収益を高めるために、適切な配信枠を提案し運用することがSSPの使命

インターネットで情報を探す時、だいたいの情報はお金を払わなくても見ることが出来ますよね?例えば、ゲーム攻略方法やブロガーが書いたアーティストのライブレポ、最近はちょっとした体験漫画みたいなものをまとめたブログもありますね。こういった情報を無料で得られるのは、そのWebサイトが広告収益を得ているから。

私のWebマーケティング業界のファーストキャリアであるSSPとは、Supply-Side Platformの略称で、媒体の広告収益最大化をサポートするプラットフォームのことです。私が所属していた会社では、主にウェブサイトの広告配信枠の提案・運用を行っていました。この広告収益をあげるために、Webサイト側に提案をしたり、提携している広告事業者に広告案件に合いそうなWebサイトを紹介したり・・・といったことが、ざっくりとした仕事内容です。

SSP運用者だった私は、お客様であるウェブサイト運用者の収益を増やすため、CPMの高い広告配信を最優先に考えていました。

Web広告業界全体の良い流れを創出する「Squad beyond」に興味を持った

Web広告に実際に関わることで理解も深まり、もっと運用面で携わることが出来る仕事がしたいと考え、SIVAに入社を決めました。SIVAは、Web広告運用者向けのSaaS型プラットフォーム「Squad beyond」を開発・運営している会社です。

ただ正直に言うと、私は広告運用の素人のため、入社前はSquad beyondがどれだけのことが出来るのか知らず、便利ツールくらいに思っていました。広告運用を実際に行ったのは「Dogfooding」のタイミングで、私はGoogle広告配信を担当しました。

▼ ドッグフーディング(Dogfooding)

自社製品・サービスを社員が日常的に利用し改善に役立てること、あるいは正式リリースの前の製品・サービスを社内テストで利用することです。 ドッグフードの販売を手がける企業の社員が、実際にドッグフードを食べていたというエピソードが語源と言われています。

これが広告運用の一番勉強になり、実際に自分がユーザーの立場になることでこういう使い方をお勧めしたいな、とアイデアが生まれたり、広告運用での金額消費に胃が痛くなるような経験も出来ました。

正直に言うと、Dogfooding期間中、私のチームは広告成果を獲得することが出来ませんでした。

運用期間がわずか3日のみ、と短かったこともありますが、広告配信費を消化するだけの結果になってしまいました。Google広告の予算運用としては、日予算とCPCの増減で対応しました。戦略を深く考えず、広告配信数が増えないからと日予算とCPCを増やしたところ、夜中のターゲット層がいない時間帯に多く配信され、翌朝管理画面を見た時に愕然としました。その後、データを見て改善を試みましたが、結果を出すことが出来ませんでした。今振替っても未熟な運用だったな、と感じます。

しかし、そうした悲しい経験から得られたものがあります。それは「顧客目線」です。広告運用にはこういった情報が必要だ、レポートが媒体とSquad beyondで連携していると分析しやすい、とリアルな体験を通じて実感することが出来ました。そのおかげで入社して間もない私でも「この機能をユーザーさまにお伝えしたい」という強い気持ちを持つことが出来たのです。

こういった経験をした上でWeb広告全体の流れを俯瞰してみると、Squad beyondをうまく活用してもらうことが広告業界全体をよくすることに繋がるのではないか、と思ったのです。

CPMを高く運用することが最優先だった媒体の立場 → 配信コストを下げるためにCVをあげてCPCを下げる運用者の立場のギャップ

媒体の利益となるように運用しているSSP事業者 ↔︎ Dogfoodingで事業会社のWeb広告運用者の両面の立場を経験した私が、Squad beyondがどうWeb広告業界の発展に役立つと考えているか、をお伝えさせていただきたいと思います。

前職まではどちらかと言うと、媒体側の利益を追及することに重きをおいていました。一方で、「Dogfooding」のときに改めて実感したことは、広告成果が獲得できるか分からない内は広告予算をなるべく少なく配信したい、広告成果が獲れると確信を得た上で配信量を増やしていきたい、という気持ちです。

ただ、広告成果を獲得できないからと言って、広告予算を少なくすると、広告が消費者の目に届く機会が減るため、広告成果を得る可能性も減ってしまいます。広告成果を得るために闇雲に日予算をあげても、それも正解とは言えません。広告成果が合わず、予算消化してしまうだけの可能性もあります。

  • 媒体を運用する立場としては、広告収益が最大になるように運用したい
  • 広告運用する立場としては、配信金額をなるべく少なく配信したい

ここからは、そんな媒体側・運用者側どちらも経験した私だからこそ伝えたい「Squad beyond」のおすすめ機能を2つ紹介します。

▼後編に続く

https://sivasq.siva-s.com/posts/ssp-operator-praises-squad-beyond-2


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■デジタル広告の業務プラットフォーム「Squad beyond」を開発しています。 デジタル業務に欠かせないクリエィティブやランディングページのビルド機能をセンターピンに、周辺に続く「レポート」「分析・解析」「改善」「最適化」など必要な全ての機能を有し、全てが連動して自動的に設定や改善が動き出すことで効率化を実現するプラットフォームです。 現ユーザー全体で、数百社・数千人のユーザーがSquad beyondの利用を通し ・100万ページ超のランディングページ制作 ・100万ページ分のABテスト、最適化、PDCA、レポーティング ・100万件超のコンバージョン を行っています。 Squad beyondが世に出るまで、これらにかかる作業や、作業同士をつなぐ設定の多くは人力で処理されていました。 我々は、「業務プラットフォーム」を再発明することで可能な限りルーチンを減らし本当に必要な仕事にフォーカスする時間をユーザーに提供します。 その結果、「良い広告コンテンツが増え、消費者に良い製品との出会いを提供する」を通し、ユーザーのビジネスが健全に発展する姿を目指しています。 ■プラットフォームだから持てる拡張性 制作という始発点から解析・レポートを経由し、最適化・改善という目的を持って再び制作へ。 これらの作業が循環し広告業務が成り立ちます。 従来、それぞれのポイントでアドオン型のサービスは多く見受けられましたが、Squad beyondでは始発点から終点を経由し、再度出発するところまでを1つのプラットフォーム、共通するデータ基盤で提供しています。 そのため、全ての作業が効率化するだけでなく、そこで発生した全ての業務にデータの連続性を持たせることができます。 これにより、ユーザーは自らの業務を点でなく線で改善することができます。 また、個々人の一貫したデータは唯一無二であり、業務を行う会社や個人の「スキル」「実績」さえも俯瞰して、かつ信頼度が高く捉えることができます。 これにより、コンテンツ・スキル・人材・ノウハウの流通までにも信憑性をもたせることが可能になり、あらゆるビジネスへと拡大が可能になる大きな可能性を秘めています。
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