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食品ロス
食品ロス削減には「需要予測」が欠かせない
大量に発生する食品ロスの削減に向けて、2019年に「食品ロスの削減の推進に関する法律」、2020年には、「食品ロスの削減の推進に関する基本的な方針」が閣議決定されました。この方針の中で食品卸売・小売業者には「納品期限(3分の1ルール等)の緩和」や、「需要予測の高度化」「受発注リードタイムの調整」「売り切りの取り組み」(値引き、ポイント)などが求められています。今回はAIを活用した需要予測と値引き作業について解説します。参考資料:「食品ロスの削減の推進に関する法律」について(消費者庁)2020年度の食品ロスは522万トン食品ロスとは、「本来は食べられるのになにかしらの理由により廃棄されてし...
食品ロス削減に関するアンケート調査 取り組みの第一位は「発注数の見直し」
農林水産省の推計によると2020年度の国内の食品ロス量は年522万トンで、このうち商品の製造、流通過程を含む食品関連事業者から発生する事業系食品ロス量は275万トンと半数以上を占めています。そこで食品を扱う小売業や卸売業の皆様に「食品ロスに関するアンケート」調査を実施しました。食品ロス削減のために企業が取り組んでいることや、課題となっている食品カテゴリーについて伺いました。アンケート概要対象:「第9回 sinopsユーザー会」にご参加いただいた小売業、卸売業などの食品を扱う企業の方調査方法:ウェブアンケート回答者数:104名調査期間:2022年8月26日~9月2日sinopsユーザー会に...
「てまえどり」って何? ー賞味期限の管理が楽になるsinopsー
最近、コンビニエンスストアやスーパーマーケットの売り場で「てまえどりにご協力ください」というPOPを見かけませんか?これは、食品ロスを削減するために、「てまえどり行動」を促すためのものです。今回は「てまえどり」についてご紹介します。2020年度の食品ロスは522万トン食品ロスとは、「本来は食べられるのになにかしらの理由により廃棄されてしまう食品」のことです。農林水産省の推計によると2020年度の国内の食品ロス量は年522万トンで、このうち商品の製造、流通過程を含む食品関連事業者から発生する事業系食品ロス量は275万トンと半数以上を占めています。出典:農林水産省「食品ロス量(令和2年度推計...