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識学で組織マネジメントを根本から変えていく。新事業「識学ファンド」が目指す3つの再生

マネジメントの正解が生まれつつある現代で、識学が始める新しい挑戦とは?

ビジョンという旗のもと、これまで多くの企業が生まれてきた。
目指す世界の実現の為に、経営者は直感的なマネジメントで組織を形成し、著しい成果を出した社員がマネージャーに昇進し、組織は大きくなっていった。
しかしいま、そのマネジメントは少しずつ変化を見せている。直感的なマネジメントから論理的なマネジメントへ。ベンチャー企業から上場企業まで、幅広いジャンルの企業が組織マネジメントを見直し始めている。
その流れと並行するように、識学を導入する企業が加速度的に増え続けている。
そんな識学では10月、「識学ファンド」という新たな事業が立ち上がった。組織を社員も会社も成長する本質的なマネジメントに、スタンダードを変えていく。
株式会社識学の新事業、「識学ファンド」について、識学・代表の安藤にインタビューいたしました。

導入企業は4年半で1200社以上。組織マネジメントの識学が抱く世の中への違和感

-2015年の創業から5年目を迎えた識学ですが、組織マネジメントの世の中の動きについて教えてください。

株式会社識学を創業した当時は、モチベーション系のマネジメントが世間の主流でした。
社員1人1人のことを考え過ぎていて、会社の本質である成果を上げるために仕事をする部分がどんどん疎かになっていると感じていました。
社長やマネージャーの直感的なマネジメントによって、組織の成長が抑制されている現状を変えていくために、組織マネジメント理論「識学」を広める会社をスタートしました。
創業から4年余りで、ありがたいことに識学の導入企業は1100社を越えました。

-創業から4年余りで識学の導入企業1100社ですか。

ベンチャー企業から上場企業まで、本当に幅広いジャンルの企業に識学を取り入れていただいています。それだけ正しいマネジメントに対する需要も大きいんです。
ありがたいことに多くの経営者の方に満足頂いていて、先日は識学から3冊目の書籍が出版されました。
要潤さんをキャスティングして制作した識学のCMも好評で、今まで直感的だったマネジメントからの改善を目指す企業が増えてきている手応えもあります。

-識学という組織マネジメントが広がっていく中で、どんなことを感じていますか?

直感的なマネジメントには、やっぱり限界があるんです。
今のマネジメントの主流は、部下に優しくしてあげるとか、話をたくさん聞いてあげるとか、そういう雰囲気になってますけど、そういった中で「本当の社員思いって何なのか?」ってことを伝えていかなきゃって思いますね。

-本当の社員思いですか。

本来組織としてコミットしなければならないのは、社員を成長させること。それによって会社が成長して、会社にも社員にも利益になると我々は考えています。
でも、「社員思いのマネジメント」を履き違えていて、組織がどんどん弱体化していく。
そんな現状の中、しっかりとマネジメントを見直す企業と、直感的なマネジメントで突き進む企業に分かれていると感じています。

日本のマネジメントのスタンダードを識学で変えていく。

-では、今回スタートした、新事業の「識学ファンド」について教えてください。

構造的には、上場を目指すベンチャー企業に投資する事業です。
現代には素晴らしい可能性を秘めたベンチャー企業がたくさん存在していると思っていますが、マネジメントや資金の部分で苦しんで成果を出せない企業も多いと感じています。
社会性がある事業をしていて、社長自身が理念の実現の為に努力している企業が、成長する為にネックになっている「資金」の部分と「組織マネジメント」の部分を識学で補填して、一緒に上場を目指していく。それが識学ファンドの全貌です。

-組織のマネジメントと資金面をサポートして、企業の成長をサポートしていくわけですね。

そうですね。僕たちが識学で組織マネジメントを変えていけると自信を持っているので、組織自体は弱くてもいいと思っています。
現代に必要な事業や企業が、マネジメントの課題を確実にクリアして成長していける。そんな世界の実現に挑戦していけたらと思ってます。

-日本からマネジメントで悩む企業をなくすために、どんなことが必要になるのでしょうか?

やっぱりマネジメントへの正しい考え方を浸透させていくことが重要だと思いますよ。経営者やマネージャーが良かれと思ってやっているマネジメントが、どんどん会社を弱くしている実態があります。なので、より多くの実績を作って識学を拡げていく事が必要だと感じています。あとは、世の中のマネジメントに対する風潮を変えていけないといけません。

-世の中の風潮ですか?

感覚的なマネジメントに頼っていたり、アメリカの企業が実践しているマネジメントの耳障りの良い部分だけを拾ってきても、正直効果は発揮しづらいです。日本とアメリカではそもそもの土壌が違いますから。そこを理解して、日本にマッチした論理的なマネジメントをスタンダードにしていくべきだと思うんです。
働いて成果を出すためには、ルールや厳しさも必要です。社員の働きやすさばかりが優先されて、成果を出すための正しいマネジメントが疎かになっていく風潮は、変えていきたいなと思います。

-そのために識学ファンドを成功させて、新しいマネジメントスタンダードを作っていくと。

そうですね。組織マネジメントの改善をきっかけに成功する企業を増やせればと思っています。
事業を通じて、企業のマネジメントのレベルアップに貢献できたらと思っています。最終的には、企業の再生が出来る事業を目指していければと思っています。
成果を出せる体制を整えて、人も組織も本質的に成長していける。識学ファンドを通じて、そんな当たり前の世界を実現していければと思います。

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