こんにちは!柴田屋ホールディングス・広報の大貫です。
「えっ?オリーブから日本酒?」と不思議に思ったかもしれません。私もそう思いました(笑)
もちろん、実とか種が入っている訳ではありません。実は「オリーブ酵母」が使われているのです。
なんでも、オリーブで有名な香川県小豆島で2016年から開発を計画し、その実から発見された酵母なのだとか。
そんな珍しい酵母を使って、柴田屋オリジナルの日本酒を開発しました!
その名も『OLIVE EAST No.315』
ネーミングの由来は、東洋(EAST)の地中海と呼ばれている瀬戸内海と、酵母(YEAST)とをかけています。そして「315」は、オリーブの日である3月15日を指しています。
タッグを組んだのは香川県の川鶴酒造さん。130年の歴史がありながらも、最近では「讃岐くらうでぃ」という、低アルコールで酸味を効かせ、まるでカルピスのような飲み心地のある、若者をターゲットにした日本酒を開発した蔵元さんです。
先日、造り手さんによる勉強会が開催されました。
今回は酒蔵さんにとっても新しいチャレンジということで、これまでにない酒質を目指していただきました。
一般的に日本酒は、麹菌に黄麹を使いますが、今回は白麹が用いられています。それをオリーブ酵母で醸しました。
その結果、できたお酒はマスカットの香りただよう瑞々しい味わいに!
合わせる料理も、カルパッチョやアヒージョなど洋食との組み合わせも楽しめるとのことでした。
これには酒蔵さんも「既存の川鶴らしさとは違う、新しい側面が出せた」と、手ごたえを感じておられました。
(左から川鶴酒造の6代目蔵元で代表取締役の川人さんと営業部の島津さん。おふたりとも醸造にも携わっています)
柴田屋はこれからも、作り手、飲み手双方はもちろん、自分たちにとっても刺激になる取り組みを続け、市場の活性化に貢献していきます!