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入社して実感した飲食業界の課題 フルスタックエンジニアの挑戦と課題解決を両立させる

シェアダインに入社したきっかけを教えてください

転職活動の中で「フルスタックエンジニアとして働きたい」という自分の希望に合致する企業を探していたことがきっかけでした。

前職ではバーコード決済サービスを提供する会社で、システムの安定性や信頼性を向上させる業務に従事していました。しかし、もともと開発の現場で手を動かすことが好きだったこともあり、「もう一度開発の現場に戻りたい」と考えるようになりました。

転職活動を進める中で、シェアダインからスカウトメッセージをいただき、カジュアル面談を受けることになりました。その際、エンジニアチームのメンバーと何度か話をする機会があり、技術的な話はもちろん、組織としての考え方や働き方についても深く知ることができました。

特に印象的だったのは「シェアダインでは意見を言いやすく、話し合いながら開発を進める文化がある」ということ。開発の進め方も一方的な指示ではなく、チームで議論しながら方向性を決めていくというスタイルに共感しました。

シェアダインの事業自体にも興味を持ちました。私はこれまで飲食業界とは直接関わりがなかったのですが、友人が飲食業界で働いていたこともあり、その業界特有の長時間労働や労働環境の課題について耳にする機会が多くありました。

シェアダインの「シェフにスポットを当て、より良い働き方を提供する」というビジョンを知ったとき、「これまで考えたことがなかった分野だけれども、技術の力で貢献できることがあるかもしれない」と思ったんです。

最終的にフルスタックエンジニアとして多方面に関わりながら開発できる環境と、組織としての開発スタイル、事業の可能性に魅力を感じて入社を決めました。


シェアダインでのポジションと業務内容を教えてください

スポットシェフの開発チームに所属し、主にバックエンド開発を担当しています。シェアダインの開発チームでは、フロントエンドやインフラなどの領域を分けるのではなく、エンジニアが幅広い領域に関わることが求められます。そうした環境が、自分の「フルスタックエンジニアとして成長したい」という目標と合致しているため、日々充実した仕事ができています。

入社直後はシェアダインの開発の進め方を学ぶため、比較的シンプルなタスクを担当しました。これは研修的な意味合いもあり、チームの文化やコードベースに慣れるためのステップでした。その後、徐々に本格的な開発に携わるようになり、今では機能追加やシステム改善など、より大きなタスクにも関わるようになっています。

技術的な成長だけでなく、チームマネジメントや他職種とのコミュニケーション力を高めることも意識しながら、より良いプロダクトを作ることに貢献していきたいですね。


入社して2〜3ヶ月ほどですが、シェアダインで働いて印象的だったことはありますか?

2つあります。ひとつは、シェアダインは本当にチームでのコミュニケーションを大事にしている組織だなと感じた点です。

実は、以前の職場では「個人で成果を出す」ことが重視される環境でした。特に1社目では、マネージャーを任されて開発チームをリードする機会があったんですが、自分のやり方にこだわりすぎて、ついてこれないメンバーが出てしまい、結果的にチームが崩れてしまったという苦い経験があります。

そのとき、「個人の力だけでは、良い開発はできない」「チームで協力しながら成果を出すことが大事なんだ」と痛感しました。当時はメンバーが辞めていく姿を見ながら、「このままではいけない」と強く思ったのを覚えています。その反動もあって、現在の「コミュニケーションを密に取りながら開発を進める」シェアダインの環境は理想に近いですね。

シェアダインではエンジニアだけでなく、プロダクトオーナーや他部署のメンバーとも話しながら開発を進める機会が多く、「何かあればすぐ聞ける」「情報をキャッチアップしやすい」環境が整っているのが特徴です。

これまでの職場では「他のチームに意見を伝えるのが難しい」「営業やビジネスサイドとの距離がある」というストレスがありました。シェアダインでは開発の現場でも、ユーザーの声やビジネスサイドの意見がダイレクトに届くので、健全な開発環境と感じています。

このような環境で働くことで、自分自身もチームでより良いものを作ることにフォーカスできるようになりました。これまでのキャリアの中で、「チーム開発の大切さ」を強く感じたからこそ、シェアダインの働き方はとてもフィットしていると思っています。

一方で、まだまだ整備されていない部分も多いと感じます。ドキュメントの扱いやルールの整備が追いついていない部分があり、「実際にやってみないとわからない」というケースもあります。ただ、その分「決められた通りにやる」のではなく、「どうすれば良くなるか?」を自分たちで考えて作っていけるのは、やりがいを感じる部分でもあります。


もう一つの印象的な特徴はなんでしょうか?

シェフの働き方や飲食業界の課題に対するシェアダインの向き合い方です。

私はこれまで飲食業界に関わったことがなかったのですが、シェアダインに入社してシェフの労働環境や業界の課題について知る機会が増えました。例えば、レストラン側がシェフを募集しても「応募があってもすぐに採用を決めない」ケースがあると聞きました。シェフとしては早く次の仕事を決めたいのに、レストラン側の都合で回答が遅れて結果的に機会を失うことがあるそうなんです。

この課題を聞いたとき、シェアダインのメンバーが「それはシェフにとって不公平だよね」「もっとシェフの働きやすさを考えないと」と議論していたのが印象的でした。シェアダインがサービスを利用するレストラン側だけでなく、「シェフの働きやすさ」にもしっかり目を向けているのが特徴的だと思います。

正直、私は入社前まで「飲食業界の課題」について深く考えたことはありませんでした。「シェアダイン=家事代行サービスなのかな?」と思っていました。でも、実際に入社してその印象は大きく変わりました。シェアダインではシェフの労働環境をより良くすることを本気で考えている。それがすごく新鮮で、「シェフの働き方改革に貢献できるサービスなんだな」と実感しましたね。


シェアダインで実現したい目標があれば教えてください

フルスタックエンジニアとして幅広い領域をカバーしながら、チームで成長していける環境を作りたいです。その上でシェフやレストランの課題を理解し、技術でどう解決できるかを考えていきたいです。

実際にシェフリンクやスポットシェフに関わる中で、「飲食業界の課題が技術によって解決できる」と実感しました。まだまだ自分自身の業界理解は浅いですが、これからもっとシェフや飲食店の課題に向き合い、技術で支えられる仕組みを作っていきたいです。


吉野宇宙 キャリアサマリ
システム開発会社にて販売管理システムなどの開発に従事のち、ブランド品買取サービスを提供する会社にて社内エンジニアとして業務効率の改善、開発、運用、保守に従事。
バーコード決済サービスを提供する会社にてSREチームとしてシステム運用業務に携わったのち、シェアダインに参画。

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