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こんにちは!株式会社プログリットにプロダクトマネージャーをしてます越野です。
新卒でプログリットに入社後、現在以下の2つのプロダクトを担当しています。
① 英語コーチングサービス「プログリット」内で使用する、英語学習アプリ ② toC向けサブスクサービス「シャドテン」(こちらはまだ昨年6月に始まったばかりの新規事業です!
https://www.shadoten.com/
それぞれプロダクトの企画や要件検討を行いつつ、②では新規獲得〜継続率向上のグロース周りやオペレーション構築なども携わっています。
そんなプロダクトに携わって年数の浅い、絶賛勉強中の身ですが、今回2021年6月に英語学習アプリの単語機能の企画検討をメインで担当し、ローンチすることができました!元々英語学習アプリにはシャドーイングと多読の2つの機能があったのですが、それに続く大きな開発になりました。その企画を担当した身として、どのように企画、意思決定したのかの過程を簡単にお見せしたいと思います。
作成フロー
1. 単語機能のユーザーストーリー整理
まず、ユーザーはどのような価値を得るべきか、その上でどのようなフローで学習すべきかを整理するため、ユーザーストーリーマッピングを作成しました。
現状のプログリットでの単語学習のフローを洗い出した上で、プロダクトチームで理想状態の学習フローを検討し、その上でMVP(必要最小限の機能)を考えました。
実際に検討してみて、英語コーチングサービスに紐づくアプリである、という点で特に苦労しました。お客様の単語学習以外にもコンサルタント(お客様にマンツーマンでつく英語トレーナー)との週次面談や学習管理など、単語学習のシーンも多岐にわたる上、全体のサービス設計も意識して作成しないといけません。結構大変でしたが、今振り返るとアプリ以外の様々なユースケースも検討しながらアプリに落とし込めるのは貴重な経験だなと思います。
2. ワイヤー作成、デザイン議論
いよいよワイヤー作成です。今回は、(1) 紙+Miroベースでフローと画面を構成、(2) Figmaでワイヤーを精緻化、(3) デザイナーさんにデザインを起こしてもらう、という順序で作成しました。
エンジニアの皆さんとの議論をしつつワイヤーを詰めた段階で、再度コンサルタントの皆さんへヒアリングをしたところ、、、結論、大幅に修正となりました、、。
最初のワイヤー段階では、単語の出題形式として一般的な「4択単語テスト」の形で仕様を記述していました。が、実際の声として「消去法を使えるので覚えていなくても回答できてしまい、学習効果が下がってしまう」という意見が多く、結果的に「わかる/わからない」をユーザー自身が選択する「2択形式」を採用する形へ方向転換しました。よく言われていることですが、ユーザーからフィードバックを得ることはとても重要だなと再認識しました。
通常、ユーザーヒアリングはハイヤリングがかなり大変だと思いますが、コンサルタントというユーザーに近い目線の皆さんに壁打ちできる上、コンサルタントがお客様との信頼関係を深く築いている分、インタビューのお声がけもスムーズです。そうした環境のおかげで、なんとかデザインを固めました。
3. コンテンツ作成
今回は、アプリ開発に合わせてオリジナルコンテンツの開発も行い、その部分も自分がリードしました。
詳しい作成方法は非公開とさせていただきますが、カリキュラム担当の社員とともに、コンサルタントの皆さんの意見も踏まえつつ、学習効果を最大化できるよう設計しました。
4. 実装→QAと運用調整
いよいよ実装!となったわけですが、まだまだ気は抜けません。実装面では、エンジニアの皆さんより仕様の疑問点や仕様の詰め切れてない部分などをGitHubやFigma上でやりとりしつつ、細かい部分を詰めていきました。細かい確認はQAさんがテストを行い潰してくれますが、念のため全体の動作確認を行いました。
そしていよいよリリース!ではなく、運用の調整もあります。お客様への案内だけでなく、コンサルタントへの周知も必要なため、運用担当の社員と連携しながら検討を進めました。
今回、紙の単語帳から単語学習自体をリプレースしたため、お客様だけでなく社内的にも大きな変更となります。その中でも、コンサルタントも一つ一つの機能や学習の想定モデルケースをPdMと同じ粒度で理解できる状態を形成するため、資料やマニュアルなども用意してもらい、レビューも行いました。
そして、ようやく、、!下記のような機能をひっさげて、6/22に無事リリースできました!!!リリース後に対応必要な箇所などの修正もありましたが、なんとか無事お客様に使ってもらえる状態になりました。
振り返り
振り返ると、アプリの構想〜コンテンツ開発〜要件検討〜運用調整〜リリースまでほぼリードを任せてもらえたので、非常に大きな経験だったなと思いましたし、0から新たな学習ツールを作ることができたというのは大きな達成感がありました。
ただ、アプリはリリースして終わりではなく、今後きちんと振り返り、継続的に改善していって初めて価値があるものになります。リリース時に積み残した反省点やお客様の声をもとに、今後さらにアプリを磨いていき、「プログリットといえばアプリが良いサービスだよね」と言われるくらいまでなれればと思っています。