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【育休取得者インタビュー】育休取得への多様な価値観を尊重し、取得社員には積極的にチームでサポート
こんにちは、パクテラ・テクノロジー・ジャパン(以下、パクテラ)の採用担当です。
パクテラでは、仕事と子育てを両立する社員も多く在籍し、女性のみならず男性の育児休業の取得も増えています。今回は、実際に育休を取得した3名の社員に、育休取得のエピソードや仕事と子育ての両立についてお聞きしました。
産業事業開発第一部 事業開発2部
陳 玥さん
第一子誕生を機に、2023年3月に約2週間の育休を取得
産業事業開発第一部 製品開発推進部
Carlson Andyさん
第二子誕生を機に、2022年8月に約10日間と2023年2月に約1ヶ月間の育休を取得
タレント・ディベロップメント・オフィス ビジネス・パートナー管理部
吉田 加代子さん
2021年3月から産休を取得し、2022年4月に復帰
育休取得の価値観は多種多様。チーム内で互いをサポートできる環境作りを重要視
ーー まずは現在のお仕事内容と、育休を取得された時期について教えてください
陳:現在は産業事業開発第一部事業開発2部にて、大手通信キャリア会社の決済システムのプロジェクトを担当しており、プロジェクトマネージャーとして案件の管理を行っています。育休は、第一子が生まれた直後に約2週間取得しました。
Andy:私は産業事業開発第一部 製品開発推進部に所属しており、複数の案件のPM/PMOを担当しています。
私には現在、二人の子どもがいます。第一子が生まれたのは入社して間もない頃で、当時は入社して1年も経っていなかったため育休は取得できませんでした。第二子誕生がきっかけで、生まれて2カ月目に10日間ほど、さらにその半年ほど後に追加で30日間ほど取得しました。
2回目の育休を取得したのは、家庭内のリズムを整えたかったためです。子どもたちが成長するにつれて上の子と下の子の関係性が変わり始めて、一度落ち着く時間が必要でした。ちょうどその頃はプロジェクトがひと段落したタイミングだったこともあり、1回目よりも長めに取得させてもらいました。
吉田:私はタレント・ディベロップメント・オフィス ビジネス・パートナー管理部に務めており、主に協力会社様への注文書作成や請求書の取りまとめなどを担当しています。
産休、育休を取得して1年後に復帰しました。
ーー 男性も積極的に育休を取得しているのですね。男性の育休取得は、まだまだ一般的でない印象ですが、取得にあたって悩みや不安を感じたことはありますか?
陳:案件のリリース時期などを考えると、あまり長くは休めないのではないかという不安はありました。私自身としても復帰後の業務が心配だったため、長期間の取得は考えておらず、2週間ほどなら業務に支障がないと判断し取得しました。
しかし実際に育休を取得してみると、業務の引継ぎがしっかり行えていれば、取得期間の心配は必要ないと感じましたね。上司に育休取得の相談をした際も「おめでとう!」と快く受け入れてもらえましたし、チーム内でも育休に対する抵抗感はあまりなかったように感じます。
Andy:第一子が誕生した際に、制度については上司から丁寧な説明があったため「育休を取得できるんだ」という安心感がありました。
とはいえ第二子が誕生した際、本当に取得してもよいものかと悩んだのも事実です。特に2回目の取得の時には、周囲の人から何か抵抗があるのではないかと不安を感じていました。しかし上司やチームに相談したところ、業務の引継ぎや取引先への連絡さえ行えていれば問題ないと言っていただき、スムーズに取得ができました。
陳:弊社には色々な国籍のメンバーがいることもあり、育休取得に対する考え方も多様であると感じています。私には「子供が生まれるのに休まない」という選択肢はありませんでしたが、私のように育休取得は当たり前と思っている人もいれば、育休は取らなくても良いと思っている人もいるでしょう。
どの考えが正解ということはありません。もちろんこれは育休に限った話ではありませんが、各々の意見を尊重し合いながらベストな選択ができるよう、適宜業務を調整できる体制づくりを大切にしています。
リモートワークやフレックス制度を活用し、仕事と育児を両立
ーー 多様な人材が働いているからこそ、育休に対する考え方もダイバーシティが進んでいるのですね。ちなみに、育児休暇期間中はどのように過ごしていましたか?
陳:育休期間中はとても大変な2週間でした。正直育休に入る前は空き時間に少しくらいは仕事ができるのかなと思っていましたが、仕事のことを考える余裕は全くありませんでしたね。妻と共に育児に手一杯でした。
Andy:特に2回目の育休期間は、下の子が歩き始めたり姉妹間でのジェラシーがあったりした時期だったので、この時期をどのように乗り越えようか苦悩していました。一時保育なども活用していましたが、妻の負担が大きくなっていたところだったので、1ヶ月の育休が取得できたとき、妻は大変喜んでくれましたね。
子どもが自分のことを「パパ」と認識してくれているのがとても嬉しく、自分の存在が子どもに大きな影響を与えているのだなと感じました。育休取得のおかげで、改めて家族との時間の大切さを実感できましたね。
ーー パパが育休を取れると、ママも心強いですよね。吉田様は復帰にあたり、不安だったことはありますか?
吉田:仕事に対する不安はもちろんありましたが、復帰までに無事保育園に入れるかという心配のほうが大きかったですね。しかしながら実際には保育園に入ることができ、復帰の1~2ヶ月前くらいから上司と状況のやり取りをし、復帰の予定を組んでもらえたため安心して仕事に戻ることができました。
ーー 現在、仕事と育児をどのように両立しているのでしょうか?
陳:私の場合はリモートワークでの勤務がメインで、出社は月に1度行くか行かない程度です。そのため、日々自宅で妻と協力しながら仕事と育児に励んでいます。
たとえば基本的に日中は妻がメインで育児をしてくれていますが、一人では大変そうな時にはチームに連絡をした上で仕事を一時抜けるなど、柔軟に対応しています。
Andy:私は「仕事の時間」と「家族の時間」をしっかり切り替えることを意識しています。リモートワークで子どもと一緒にいる時間が長かったとしても、頭の中で仕事のことを考えながら子どもと接していては子どもは寂しいはずです。そのような思いをさせたくないので、切り替えを大切にしてそれぞれの時間のクオリティを高めたいと思っています。
ーー 仕事も育児も全力で向き合っている姿がとても素敵です! 育児をしている皆さんにとって、働きやすいと感じる職場の制度はありますか?
陳:人によって勤務体系は異なりますが、私の場合はフレックスタイム制(コアタイム有)で働いているため、勤務時間の調整がしやすく働きやすいです。朝から晩まで必ずデスクに向き合っている必要はなく、状況に応じて育児を優先することができる点が良いと思っています。
吉田:私はフレックスタイム制ではないのですが、育児のための時短勤務制度が利用できる点が非常に助かっています。通常の勤務時間より1時間短縮して働けるため、夫とも協力しながら仕事と育児の両立が実現できています。
誰かが休みを必要とするときに、互いにサポートできる組織を目指したい
ーー 最後に、今後の展望や目標を教えてください
陳:これからさらに部署ごとプロジェクトごとに、お互いが助け合える組織にしていきたいと思っています。誰が抜けてもプロジェクトが進められる体制を整えておくことで、何かあった際にも安心して休めるはずです。チーム作りに力を入れ、リスクに強い会社にしていきたいです。
Andy:育児や介護など、様々な理由で休暇が必要になることは誰にでもあります。メンバー同士で助け合うことで、良いチームとして共に働けるのではないかと思っています。
吉田:パクテラは男性女性問わず育休を取りながら活躍できる環境があって素晴らしいと思いますし、私自身も今後も体調管理に気をつけながら両立していきたいと思います。
ーー ありがとうございました!
いかがでしたでしょうか? パクテラでは、育休取得に対する個々の考え方を尊重し、サポートする体制があります。興味を持っていただいた方は、ぜひお気軽にご連絡ください!