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【中国エンジニアインタビュー】カルチャーの違いを理解し尊重する。日本文化に親しみを持つ中国人マネージャーが築く、日本企業との強固な信頼関係

こんにちは!パクテラ・テクノロジー・ジャパン(以下、パクテラ)の採用担当です。

パクテラは、グローバルで4万名を超える社員が在籍するグローバルITファームの日本法人です。保険や製造業、自動車や医療機器メーカーなど様々な業界に、ビジネス/ITコンサルティング、ソリューション、アウトソーシングサービスを提供しています。

前回に続き、中国で働くエンジニアにフォーカス。今回は、大連オフィスの、保険事業開発部プロジェクトマネージャー兼ラインマネージャーの曲 志健(きょく しけん)さんと、産業事業開発第二部プロジェクトマネージャーの劉 学(りゅう がく)さんのお二人にインタビューを行いました。現在手掛けるプロジェクトや日本との関わり合いについてお話していただきましたので、ぜひ最後までご覧ください!

パソコンゲームやアニメに夢中だった少年時代を経て、職業としてIT業界を目指し始める

ーー まずは、これまでの経歴や現在のお仕事について自己紹介をお願いします

  出身は中国の吉林省長春市です。長春理工大学でコンピューター科学を学び、2005年に新卒でパクテラに入社しました。最初の1年間は日本向けの工業系システム開発にプログラマーとして携わり、2006年から現在まで日本向け生命保険業務のシステム開発と保守作業を行なっています。

プログラマー、ブリッジSEを経てチームリーダーとなり、現在はプロジェクトマネージャーを担当。2021年からはラインマネージャーとして、社員の管理も兼務しています。

  私は中国の遼寧省瀋陽市出身です。大連海洋大学で日本語を専攻し、卒業後は通訳の仕事をしていました。その後、独学でプログラミングやSQLを学び、IT業界で仕事を始めました。

2022年にパクテラに入社し、現在はプロジェクトマネージャーとして20人ほどのプロジェクトを管理しています。

ーー どのような幼少期や学生時代を過ごされましたか?

 小学生の時にパソコンゲームに興味を持ち、毎日パソコンを触って過ごしたいという夢を持っていました。約30年前ですので、まだWindowsもなく、知識がないとゲームの起動すらできなかった時代です。パソコンの言語を学ぶうちに、次第に専門知識へと興味が広がって大学で専門的に学びました。

卒業後はIT企業であるパクテラに入社し、現在は毎日パソコンを扱っていますので、夢が叶っていますね(笑)。父親がパソコンの教師だったこともあり、多くの知識を与えてくれました。サポートしてくれた両親に感謝しています。

 私は学生時代に、漫画をきっかけに日本に興味を持ちました。特にキャプテン翼、スラムダンク、聖闘士星矢が好きで、サッカーやバスケットは現在も続けています。TVアニメを字幕付きで見ていたのですが、いつか原作を読んでみたいという気持ちがあり、大学で日本語を学びました。

卒業後は1年ほど大連の会社で働いたのですが、日本で働いている友人を羨ましく感じ、来日して通訳の仕事を始めました。ソフト開発に興味を持っていたこともあり、日本語を活かしながら、さらに仕事へとつながる技術を習得したいという思いが生まれ、独学でプログラミングやデータベースの使い方を学びました。

念願が叶い、憧れのIT業界へ。クライアントとの強固な信頼関係があるパクテラでキャリアを磨きたい

ーー パクテラに入社した理由を教えてください

 パクテラを知ったのは、大学に大連からパクテラの面接官が訪れたことがきっかけです。もともと大連が好きで、さらに憧れのIT企業ですから、ぜひ面接を受けてみようと思いました。20年ほど前のことですが、当時はIQと専門知識の試験があり、その後人柄をみる面接がありました。時間をかけてしっかりと選考が行われることに感激しましたね。受験した50名ほどの学生のうち、私を含めた約10名が残り、卒業前からインターンとしてOJTで仕事をスタートしました。

 私は独学でプログラミングを学んだ後、まずは日本の会社で保守系の仕事に携わり、開発業務の経験を積みました。2020年に中国へ戻り、日本向け企業で仕事をしている時に、パクテラに在籍している友人から声を掛けられて面接を受けました。

実は、中国に戻る時にパクテラの面接を受けて合格したのですが、その時は事情があって入社できなかったんです。去年、3年前と同じ部長と面接し、私のことを覚えていてくれたのがとても嬉しく、縁を感じました。パクテラは規模感が大きなプロジェクトに関われることが魅力的ですね。今後はさらにキャリアアップして、上流設計に携わりたいと思っています。

―― 現在の仕事内容について教えてください

 プロジェクトマネージャーとして利益の最大化を目指し、スケジュールやコスト、品質、リスクなどさまざまな視点からプロジェクト全体を管理しています。また、ラインマネージャーとして、採用業務や人材育成、昇進、処遇の決定など、社員の管理を行っています。

2006年から現在のプロジェクトに携わり、ずっと同じお客様を担当していますので、深い信頼関係を築けています。

ただ、信用して任せていただけるからこそ、パクテラへの要求のレベルが上がるという側面もあります。例えば「◯◯のリストを作りたい」という依頼があった場合、まずは要望の分析から着手して、対象項目の検討など様々な要素を考慮していく必要があります。信頼していただいているからこそミスは許されませんので、厳しい面もありますね。

 私はプロジェクトの要件定義や見積もり、リソースの調整、進行や品質の管理を行なっています。曲さんと同様ですが、お客様との信頼関係ができているからこそ、その分期待も大きいと感じています。プレッシャーに感じることもありますが、成長の機会ですのでポジティブに捉えています。

プロジェクトを進める中では業務知識が重要になりますので、できるだけ業務知識を吸収し、エンドユーザーからの提案を反映したり、直接提案したりできるような環境を作りたいと思っています。

パクテラでは自発的に提案をしていくムードがありますね。そうして自分が提案した通りのプログラムが実現したときには大きな達成感を味わうことができるので、エンジニアとしてのやりがいにつながっています。

チーム一丸となって働ける環境。高い技術力とサポート体制、温かいカルチャーも魅力的

―― 仕事の進め方について、中国と日本で違いはありますか?

 私は新卒時から日本と仕事をしているので、あまり差は感じていません。敢えて言うと、マナーについては日本の方が細やかなところがあるので、若い社員に言葉使いなどを教えることも私の役割の一つだと思っています。パクテラには様々な日本語のライセンスがあり、部門内でもトレーニングを実践しています。

日本との関わりは仕事がきっかけですが、出張で何度も来日するうちに、日本文化が好きになりました。もともと語学は得意ではありませんでしたが、努力して日本語を学び、日本側の開発担当と中国側の技術者をつなぐブリッジSEも担当するまでになりました。今では日本のドラマや漫画、野球が大好きで、秋葉原へ電化製品を見に行くことも楽しみの一つです。

 日本では前工程の仕事が終了しないと、後の工程に入ることは基本的にNGです。基本設計が終わらないまま詳細設計に入ってしまうと、もし基本設計に修正が発生した場合に手戻りが発生してしまいます。

中国では並行して作業する考え方もあったので、そこは違いを感じますね。パクテラでは日本のお客様に合わせて、前工程が終わらないと後の工程に入らないやり方を取っています。

―― どんな方と一緒に働きたいですか?パクテラに興味を持っている方へメッセージをお願いします

 パクテラは世界中に拠点があり、技術力がとても高い会社であることをまずお伝えしたいです。銀行や保険、証券、製造系など様々な分野へサービスを提供していますし、プロジェクトも多く、安定した会社だと思います。さらに、会社のカルチャーが温かいことも魅力的です。社員もとても優しく、休暇制度やサポート体制なども整っていると思います。

 私は入社してちょうど1年ですが、メンバーが一丸となっていて働きやすい会社だと感じています。自ら考えてチャレンジし、活躍したい方の入社をお待ちしています。

いかがでしたか? パクテラは日本の文化を尊重する親日家のマネージャーとともに、規模感の大きい仕事にチャレンジできる環境です。クライアントとの信頼関係も厚く、やりがいを感じるプロジェクトが多数進行しています。パクテラに興味を持ってくださった方、一度お話してみませんか? 以下、採用ページより是非お気軽にご応募ください!


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