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【保険事業開発部 部長対談インタビュー】 20年かけて培った知見と技術で“保険DX”をけん引! 攻めのソリューション開発で、新時代の価値を創造する存在に

こんにちは、パクテラ・テクノロジー・ジャパン(以下、パクテラ)の採用担当です。

パクテラ・グループは、グローバルで4万人を超えるエキスパートの集団として、デジタル・ソリューション、ビジネス/ITコンサルティング、エンジニアリング・サービスを数多くのクライアントに提供しています。

今回は保険事業開発第一部(現・保険事業開発部)・事業部長の佐藤 亮彦(さとう あきひこ)さん、保険事業開発第二部(現・保険事業開発部)・開発部長の郭 峰(カク ホウ)さんの対談インタビューをお送りします。

保険事業は長年、パクテラが注力してきた領域です。その開発を手がける第一部と第二部のリーダーでもあるお二人に、パクテラならではの保険事業での強み、今後の展望などを語ってもらいました。ぜひ最後までご覧ください!

大手生保グループの開発保守を一気通貫で担う。データを活用した新たなビジネスも創出

―― まずは、お2人の自己紹介をお願いします

 私は中国の大学でコンピューター、科学技術を専門に学び、2003年、新卒でパクテラ(当時のhiSoft)本社に入社しました。来年でちょうど勤続20年になります。

最初の1年間は欧米向けの開発事業部に配属され、Java、JavaScriptのウェブサイト設計開発を担当しました。その後、対日本企業のオフショア開発の世界に入り、以来、一貫して保険事業を担当。プログラマーからプロジェクトマネジャーとなり、2019年、現職に就任して4年ほど経過したところです。

佐藤 私は前職の保険会社で18年間システム開発に携わっており、当時お付き合いのあったパクテラ・グループのもうひとつの日本法人、パクテラ・コンサルティング・ジャパン(PCJ)の社長に誘われる形で、4年前、PCJに中途入社しました。

PCJでは保険事業の責任者となり、保険会社向けのアウトソーシングであるBPOやテスティングサービス、DXなどの責任者を担当。昨年、組織変更に伴い、パクテラ・テクノロジー・ジャパンに出向し、現在は保険事業開発第一部(現・保険事業開発部)の責任者を専任で務めています。

―― 具体的にどのような案件やプロジェクトに携わっているか教えてください

 保険事業開発第二部(現・保険事業開発部)は、世界トップクラスの外資系大手生命保険会社をメイン顧客とする部署で、その開発保守をほぼ一手に手掛けています。グループの3つの子会社も担当していて、そのうちの一社は20年前からのお付き合いになります。基幹システムの開発保守をほぼ担当しており、事業部全体で外部スタッフも含め月300人くらいが稼働するプロジェクトをマネジメントしています。

近年ではクライアント側の基盤運用の予算削減のためレガシーシステムの移行刷新を提案し、数々のプロジェクトも創出。データ活用などで新たなビジネスチャンスを獲得したいと考えているところです。

佐藤 保険事業開発第一部(現・保険事業開発部)は、どちらかというと既存のクライアントではなく、新規顧客の開発を担う部署です。DX、ソリューション開発などチャレンジ要素の強いプロジェクトにも携わっており、テスティング、BPO、システムの運用監視なども含め、一気通貫で担当しています。

クライアントからの受託開発はもちろんのこと、パッケージとして広く展開できるようなソリューション開発にも力を入れており、現在は音声を利用したデジタルプロジェクトを進行中です。具体的には、これまで人間が行ってきた業務を、完全無人化で遂行するような新たなソリューションです。日本の労働人口は減少の一途をたどっていますので、AIやロボットなどデジタル技術を駆使した代替ソリューションによって、人手不足や業務効率化、ナレッジの継承まで保険会社の課題を解決していきたいと考えています。

深い業界知識と、クライアントとのワンチームで技術をアップデート

―― 保険領域でのパクテラの強みや競合優位性は、どのようなところでしょうか?

 保険事業開発第二部(現・保険事業開発部)には私以外にも、10年以上継続して業務を担当し、保険業界に精通しているメンバーが多く在籍していますので、業務知識の蓄積、共有がなされています。また、部署内にはビジネスアナリストの資格を持つメンバーもおり、もちろんSEも多いので知識豊富なところは大きな強みといえます。

弊社はリスキリングに力を入れており、eラーニングで社員が自主学習できる環境を整えています。現在、AWSの資格取得者は30人以上。プロジェクトの前に新技術をキャッチアップしてスキルを学ぶなど、常に準備をしています。

以前はクライアントと連携して、共同で中国側のメンバーに4年にわたって業務トレーニングを実施したこともあり、弊社オフショアメンバーの知識やスキルもハイレベルです。

佐藤 そうですね。パクテラは日本向け事業を開始した当時から保険会社と取引しており、長い歴史の中で培ってきた業務知識は、大きな強みにほかなりません。

また、私どもは“フルサービスラインナップ”とよんでいるのですが、コンサルなどのいわゆる上流工程から、新規サービスを含めた開発、保守運用、データエントリーやテスティングなどの下流やBPOまで、一気通貫で提供できることも強みです。保険会社が使用するシステムは特有なところがあり、上流も下流もすべて手がける中で得た業務知識や知見には自信がありますね。

―― 保険事業開発部で仕事をする上で、心がけていること、やりがいとして感じていることを教えてください

郭 個人はもちろん、組織として継続的なアップデートが重要だと考えています。新しい挑戦を行うための勉強、ナレッジの積み重ねは今後、より重要性が高まるでしょう。

私自身は今、“振り返り”を重視しています。実施したことに対して、きちんと振り返りを行い、今後の業務改善や新たなトライにつなげています。メンバーだけでなく、クライアントとも一緒に振り返りを行い、互いに改善すべきところを理解し合っています。

また、私は20年間同じ部署で働いてきましたが、開発部長になり、業務内容は大きく変化しました。開発部長は複数のプロジェクトに関わり、人材の育成にも力を入れなければなりません。その上で先を見通す決断をしなければならないので、そこにやりがいを感じています。

佐藤 私のモットーは、“変化を楽しむ”ことです。前職の保険会社でも、システム開発をはじめ、ダイレクトマーケティング、営業オペレーション、ITガバナンスなど様々なプロジェクトの責任者を経験したことで自分自身、成長することができたと思っています。

パクテラでの4年間も常に変化の日々で、そこにやりがいを感じてきました。変化は成長につながりますので、組織としても可能な限り、変化や挑戦の機会をメンバーに与えることを大事にしたいと思っています。

”保険DX”を極め、新技術のさらなる応用にも挑戦。国籍もバックグラウンドもダイバーシティな仲間たちとチャレンジができる環境

―― では、それぞれの事業部のこれからの展望を教えてください

 生命保険業界は近年、イノベーションがはじまっています。保険事業開発第二部(現・保険事業開発部)のメイン業務は開発保守ですが、持続的に成長を遂げるため、将来を見据えて業務効率化や生産性アップ、品質向上、つまり“保険DX”に取り組んでいきます。

組織的には、人材の育成も図っていきます。先ほどもお話ししたとおり、新技術の学習に力を入れていますが、それらをさらに進めていきます。

佐藤 私は保険事業開発第一部(現・保険事業開発部)を、新しい価値を創造する部署にしていきたいと考えています。強みである保険の業務知識も活用して、できるだけ高付加価値なソリューションのデザインからデリバリーまでを提供していきたいですね。さらに、ここで開発した技術をパッケージ化することによって、保険業界に留まらず他業界でも応用、横展開していきたいとも考えています。

また、これまでパクテラは、クライアントにとってオフショア開発会社というイメージが強かったと思います。確かに、中国にオフショア拠点を持つパクテラはリソースが豊富です。

しかし、今はグローバル化、リモート化が進み、どこの国で働いているかなど関係のない時代です。だからこそ、これまで培ってきた弊社のブランドも大切にしながら、例えば“保険DXはパクテラ”のように、新たなブランディングへと転換していきたいと考えています。

―― 最後に、今後、保険事業開発部ではどのような方を求めているか教えてください

佐藤 郭と私が一緒に働いているように、パクテラには様々な国籍の社員がおり、最大の特徴はグローバル。かつ、弊社にはシステム開発の経験者やコンサル経験者など、様々なバックグラウンドを持つメンバーが集まっています。もちろん一定の開発経験は必要ですが、大手企業でも中小企業でも出身は問いません。

基本的には変化とチャレンジを恐れず、前向きに取り組んでいただける方に来ていただけたらいいなと思っています。

 そのとおりですね。佐藤さんのように保険会社などの事業会社出身の方も大歓迎です。これまでのビジネスで得た経験や知見を、パクテラで存分に活かしていただきたいと思います。

いかがでしたか? 堅実な開発保守からチャレンジングなソリューション開発までパクテラが取り組んでいる保険事業の“幅”を感じていただけたことと思います。

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