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【テスティング・ソリューション部 部長インタビュー】 システム開発の品質向上に大きく貢献するテスティング! 得意領域の保険業界を皮切りに、3年後に10倍の成長を目指す!

こんにちは、パクテラ・テクノロジー・ジャパン(以下、パクテラ)の採用担当です。

パクテラ・グループは、グローバルで4万人を超えるエキスパートの集団として、デジタル・ソリューション、ビジネス/ITコンサルティング、エンジニアリング・サービスを、数多くのクライアントに提供しています。

今回は、2022年7月に新設されたテスティング・ソリューション部の部長、斉藤 卓也(さいとう たくや)さんにインタビューを行いました。これまでの経歴からパクテラに入社した経緯、テスティング・サービスという仕事の醍醐味や今後の展望などを存分に語っていますので、ぜひ最後までご覧ください!

前職で中国企業の勢いを体感し、パクテラに入社。現場目線に立ち、多数のプロジェクトを成功に導く!

ーー どのような学生時代を過ごされましたか?

もともと理系科目が好きだったこともあり、大学は工学部・経営工学科に進みました。恥ずかしながらあまり学業に熱心な学生ではありませんでしたが、大学時代は自力でプログラミングを組んだりしてPCに親しんだこともあり、就職活動はIT企業を中心に行い、新卒で銀行のシステム子会社に入社しました。

ーー 入社後はどのような仕事を担当されたのでしょうか? その後のご経歴についても教えてください

その会社では、証券系オンラインシステムの開発保守業務を4年ほど担当しました。当時は定年までひとつの会社で勤め上げることが一般的な時代でしたので、自分も長く勤務するものとばかり思っていたのですが、バブル崩壊を受けて金融機関の破綻が相次いだことから、銀行とは違う世界を見てみようと決意。アクセンチュアに転職しました。そこでは証券会社のシステム開発プロジェクトやBPR・業務効率化プロジェクトなどを手がけ、大規模プロジェクトのPMOも担当しました。

その後、中国・大連のオフショア拠点との共同開発プロジェクトに参画。現地で中国の勢いを体感する中、先に転職していたアクセンチュアの元同僚に誘われる形で、ある中国企業の日本法人に加わりました。ここは、データ入力や事務処理の業務を中国にアウトソーシングするBPOサービスが主な事業で、営業、事務処理をオフショアに移管するトランジション、契約からアフターフォローまで幅広い業務を担当しました。現在、弊社で採用部門の責任者を務める小林と出会ったのもこの職場です。

▽採用責任者 小林のインタビュー記事はこちら

【採用責任者インタビュー】オープンな社風で、手を挙げれば様々なチャレンジができる。経営企画担当が、採用部門責任者に着任するまで。 | パクテラ・テクノロジー・ジャパン株式会社
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ーー パクテラにはどのような経緯で入社したのですか?

前職の企業に誘ってくれた同僚がさらにパクテラに転職していて、「こっちのほうが楽しいぞ」と声をかけてくれました。当時、小林がパクテラでBPOサービスの立上げ責任者を担っており、一緒にプロジェクトを盛り上げることができたら面白いだろうなという思いもあり、2009年7月に入社しました。

ーーパクテラ入社後は、どのような仕事に取り組まれてきたのでしょうか?

主に開発系プロジェクトのPMを担い、2012年には開発部の部長に就任。複数のプロジェクトを統括する全体責任者となりました。

プロジェクトの重要な局面で調整役を担うことが多かったのですが、トラブルが起きたときはもちろん、トラブルが無い場合でも、現場でメンバーと密にコミュニケーションを取ることを大切にしてきました。また、どのプロジェクトでも引き受けたからには最終的に成功に導くことを念頭に、やり遂げてきたつもりです。

そして今年7月、テスティング・サービスに特化した専門部門、テスティング・ソリューション部を立ち上げ、責任者に就任しました。

上流工程からシステムに踏み込める。それこそがテスティング業務の醍醐味!

ーー テスティング・ソリューション部を新設した背景を教えてください

近年、開発とテストを分離することでシステム品質の向上、開発期間の短縮、開発コストの削減を実現したいというお客様の要望が増えており、テスティング・サービスのマーケットは急速に成長しています。

もともとパクテラではグローバルなネットワーク、オフショアを活用したテスト専門チームによる高品質なテスティング・サービスを顧客に提供していました。しかし、それらの経験をプロジェクト横断的にナレッジとして蓄積するまでには至っておらず、新たに部署を設けることで我々のテスティング・サービスを標準化し、ナレッジとして活用するところまで確立していきたいと考えました。

コーディングが好きな開発エンジニアからすると、テストは単調で面倒な作業と思われがちですが、パクテラのテスティング・サービスは単純なテストの実施ではなく、システムの設計段階から戦略的にプロジェクトに加わり、プロセスや人材を最適化しながらシステム開発全体の改善に貢献します。上流工程から全体に関わり、品質を向上する取組みに携わることができるのは、とても奥深い仕事です。決められた期間の中でいかに効率よく、どのようにテストを実施するか戦略を練るのは、簡単なことではありません。だからこそ、非常に重要かつやりがいのある仕事だと思っています。

ーー テスティング・ソリューション部の業務内容や組織編成について教えてください

現在、パクテラの主要クライアントのひとつである大手生命保険会社のテスティング・プロジェクトを推進しています。従来はITベンダーが要件定義から設計開発、テストまで一気通貫で行うことが多かったのですが、保険業界は新商品の開発サイクルの短期化や、販売後に長期間の契約管理が必要などの特性上、特にテストの工数がかかるため、近年では開発チームとテストチームを分離する案件が増加しています。現状、お問い合わせも多くいただいております。新設したテスティング・ソリューション部の組織規模は現在、日本側が約10名、中国側オフショアメンバーも約20名という編成です。

ーー そんなテスティング・ソリューション部の仕事で、斉藤さんが大切にしていることを教えてください

新組織ということもあり、まだお互いに勝手知ったる関係とは言えないため、対面でコミュニケーションを取る機会をできるだけ多く作るようにしています。昨今はリモートワークが中心ですが、画面越しでは現場が円滑に進んでいるのかが、なかなか伝わりづらいことも多々あります。そのため、現場のメンバーが出社しているときは、私も可能な限り出社して、積極的にコミュニケーションを取るよう心がけています。

ーー 競合他社でもテスティングサービスを展開していますが、パクテラならではの強みはどのようなところでしょうか

元々、保険業界はパクテラが昔から注力してきた領域です。保険は1商品のライフサイクルが長く、かつホスト系、オープン系のシステムが両方動いており、システム開発保守のテスト工程には技術的側面が深く関係します。パクテラはオフショア側にもホスト系、オープン系の技術者が豊富で、さらには保険の業務知識が分かるエンジニアも数多く在籍しています。技術力を組み合わせてテスティング・サービスを作っていけるのが、何よりの強みですね。

3年後に10倍の成長を目指す! プロフェッショナルとしてテスティングの新たな潮流を発信したい

ーー テスティング・ソリューション部の今後の展望を教えてください

まずは、「テストと保険の専門家」として直近は保険領域に集中し、ビジネスの足元を固めたいと考えています。そして、ゆくゆくは保険以外の業界にもサービスラインを広げたいですね。3年後には中国側を含めて100名を超えるチーム体制へと成長させ、売上も現在の10倍に伸ばしたいという目標があります。現在、引き合いはかなり増えており、ポテンシャルは十分にあると感じています。

メンバーへの教育にも力を入れ、テスト領域における専門スキルを伸ばすための社内研修も充実させていく予定です。テスティングはこれまで開発の付属作業と捉えられがちでしたが、そんな考え方を日本全体で更新していかなければ、日本のシステムやソフトウェアのクオリティは低下する一方ではないでしょうか。テスティング・サービスのプロフェッショナルとして、パクテラが品質管理の新しい考え方を提示していきたいと思っています。

ーー 斉藤さんご自身の今後のキャリアプランや目標についてはいかがでしょうか?

今まではどちらかというとジェネラリストとして開発から保守まで幅広く手掛けてきましたが、今後は品質保証という領域に特化し、テスティング・サービスをいち早く確立させていきたいと思っています。また、このテスティング・ソリューション部がパクテラのビジネスの大きな柱となるべく、より一層究めていきたいですね。

ーー 最後に、求職者の方に向けてメッセージをお願いします!

パクテラには、安定した大企業でゆっくり仕事をしたいという方よりは、自ら積極的に動いて自身のスキルを伸ばしたいと考える方や、ベンチャーマインドを持っている方のほうが合うのではないかと思います。テスティング・ソリューション部はまだ新部門としてスタートしたばかりですので、一緒にビジネスの成長を楽しんでくれる方が加わってくださったら嬉しいです。

いかがでしたか? パクテラが成長領域と位置づけるテスティング・ソリューションの可能性をたっぷり感じていただけたことと思います。

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