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地方在住メンバーのリアルな声を聞いてみた!

創業時からフルリモート制度を推進してきたoverflowでは、雇用形態問わずどこに住んでもOK!北は北海道、南は鹿児島まで全国からメンバーが集っています。働きやすい環境づくりのため、Work From Anywhere制度という社内制度も導入しました。

今回は、地方在住のメンバーが実際にどのような働き方をしているのかインタビューしてみました!聞き手は、ホテル暮らしで全国を転々としている早坂(@misato_bonlemon)です。

目次

  1. 好きな場所で働くことで幸福度が増した
  2. 働きやすさを生み出す工夫とカルチャー
  3. 私生活と仕事は切り替える?切り替えない?
  4. 住む場所を変えるのではなく、自分の働き方を変える
  5. 「ふやした時間」の使い方

好きな場所で働くことで幸福度が増した

── 今日はよろしくお願いします。早速ですが、自己紹介と地域の紹介をお願いします!

中山:for Reader編集部でバックオフィス業務を担当している中山です。2020年10月から北海道札幌市に住んでいます。札幌のいいところは、なんといっても食べ物が美味しいところ!それと、都会と田舎がちょうどよくミックスされているところです。お散歩するのがとっても楽しい場所です。

内海:CS Opsとして業務設計を担当している内海(@4_Kyosuke)です。住所は神奈川県藤沢市で、江ノ島のすぐ近くの鵠沼海岸というところに住んでいます。中山さんと同じく2020年10月に引っ越してきました。おすすめはマリンスポーツですね。特にサーフィンや釣りをするのにピッタリです!

千々岩:インサイドセールスを担当している千々岩(@career_ct)です。2016年春から、出身地でもある鹿児島に住んでいます。鹿児島は海・川・山が身近にありますし、砂蒸しなどの温泉が有名です。私が住んでいる出水市は自然豊かな場所で、冬には鶴が1万羽以上飛来します!

佐藤:VPoEの佐藤(@ahomu)です。2015年から愛知県名古屋市でリモートワークをしています。名古屋市周辺の観光地を聞かれると返答に詰まってしまうのですが……(笑)

中山:観光地いっぱいあるじゃないですか〜!

佐藤:名古屋市民は自虐的に地元を紹介するところがありまして(笑)。愛知県全体で見ると温泉も山も海もありますし、野菜や海鮮も一通り美味しくいただけます。バランスのいい地域なので、観光というよりかは、住むのに快適という感じです。居心地がよいからこそ、一生名古屋に住み続ける人が多いというのはよく聞きますね。

── みなさん、現在お住まいの地域を気に入っていらっしゃるようですね。全員東京でお仕事された経験があるそうですが、当時の働き方と比べて変化はありましたか?

千々岩:私の場合は、東京で消耗型の生活を送っていたなと思います。曜日が進むにつれて疲れが溜まっていくみたいな。朝電車に乗っている時点で自分の体力の3割も4割も削られていく感覚でした。でも今は、子どもたちと週末にどこに行こうかなと考えて、土日に向けて自分の楽しみが近づいていく感じです。消耗型の生活だったのが、地方に移ってポジティブ型の生活になったのは大きな違いですね。幸福度が増しました。

内海:私の場合、奥さんとの仲が良くなりました。自分自身ハードワーカーなので、基本的に深夜まで働くタイプなんです。出社していた頃は子どもの面倒が見れなかったので、毎日奥さんと喧嘩していました……(苦笑)。でも、リモートワークになった瞬間にすごく関係性が良好になって、お互いハッピーになりましたね。

── 内海さん、ご家庭のお話は記事に載せても大丈夫ですか!?

内海:奥さんの許可を得て今日の場に臨んでいるので大丈夫です!(笑)

働きやすさを生み出す工夫とカルチャー

── overflowは創業時から原則リモートワークを取り入れてきましたが、この会社ならではの働きやすいポイントって何かありますか?

佐藤:overflowは、いろんな時間帯、いろんな場所でたくさんの人が働いていますよね。複業メンバーが多い組織だからこそ、NotionやSlackといったテキストコミュニケーションがかなり発達している印象です。overflowでは情報が揮発しないように、ドキュメントに残して蓄積するという文化がしっかり出来上がっているなと。リモートワークでも働きやすい理由の一つかなと思います。

内海:カルチャー面でも働きやすいなと思っています。この会社って圧倒的にフラットですよね。社員と業務委託の違いも全くわからない。ほかの会社だと、「この人の役職や雇用形態はなんだっけ……」と考えて、相手によってコミュニケーションを変えたりする必要があるので。overflowのフラットなカルチャーがあるおかげでリモートでも会話しやすいです。

中山:すごく分かります!

千々岩:あと選択肢が広いというのも嬉しいなと。任意で週に一回出社できる機会があるのはすごくありがたいです。出社してもいいし、一人で働きたい人はそれでもいいというように選択肢を与えてくれている。なおかつ地方メンバーにも寄り添ってくれて、正社員の場合、交通費や宿泊費を補助を出して出社できる仕組みも設計されていて。

── 先日noteで公開したWork From Anywhere制度のことですね。

千々岩:はい!今度制度を使ってオフィスに出社する予定です。

私生活と仕事は切り替える?切り替えない?

── ちょっと悩み相談なんですが、リモートだと私生活と仕事が混ざってしまって、切り替えがうまくいかなかったりするんです。みなさん、どのように切り替えてやっていますか?

佐藤:私の場合は私生活モードと仕事モードの境目がだいぶ緩やかなタイプ、という前提はありますが、気合を入れたい日は散歩しますね。朝起きたら30分散歩して、今日の仕事は何をしようかな、あれはどう進めようかなと考える時間にしています。そうしているうちに仕事スイッチが入って、シャワーを浴びてスッキリさせてからパソコンの前に向かう、みたいなことを最近はよくやっていますね。

中山:私もよく散歩しています。STEPNというアプリにハマっていて、歩きながら仮想通貨を稼ぐやつなんですけど。めちゃくちゃハマると思うのでぜひやってみてください(笑)。アプリがなくともやっぱりお散歩は大好きで、「今日はあの業務片づけてしまおう!」と考えながら歩くことが多いですね。

千々岩:私は子供たちを保育園に連れて行ったあとに、30分くらい読書をして、コーヒーを飲んでスッキリするのがルーティーンになっています。ポストコーヒーというサブスクを使っているんですけど、おすすめですよ!

内海:僕はですね、そもそも私生活と仕事を「切り替えない」という意思決定をしていまして。「土日は休み」という概念をなくしちゃったんですよ。7日間毎日仕事であり、毎日休暇であるという考えで。その時間の中で都度バランスを取っているというやり方ですね。ただし、1週間の中で達成する目標は決めて、それに向かって動くようにはしています。個人的に「インテグレーションワーク(インテグレーションは一体、融合の意味)」と呼んでいる働き方です。息子に食事をあげながらSlack返したりとか、サーフィンしながら計画を立てたりとか。自分の特性に合った生き方を選んでいます。

住む場所を変えるのではなく、自分の働き方を変える

──みなさん「柔軟に働ける」というのはoverflowを選ぶ上で重視していましたか?

中山:私の場合は2019年1月からoverflowでお仕事しているんですけど、応募したらたまたま柔軟な会社だったというパターンでした。当時はオフィスもありましたが、最初から「働き方はお好きにどうぞ」というスタンスでしたね。入社したのがコロナ前だったので、全国的にリモートワークがそこまで進んでいないタイミングで。「自分は最新の働き方をしているんだ!」と、すごく嬉しかったのを覚えています。

千々岩:私はフルリモートで働ける場所を探していました。東京から地元に帰ってから4年は田舎の小さな会社で働いていたんですけど、また都会のスピード感ある仕事がしたいと思うようになって。でも妻は美容師として働いていたので、自分のキャリアのためだけにこの地を離れたら、お客さんを抱える妻のキャリアを無視することになるなと。子どもも産まれたばかりだし、住む場所を変えるんじゃなくて、自分の働き方を変えようという軸にスイッチしたんです。こういった自分の軸を受け入れてくれたのがoverflowでした。

── overflowの面接で「鹿児島在住」と話したとき、どんな反応だったんですか?

千々岩:「そうなんですね!」とものすごく自然な反応で、ネガティブな感じは全くなかったです。他社の面接では(残念だ)という気持ちが込められた「そうなんですね」が返ってきたり、「まずは東京で関係性を築いてからリモートに移行してほしい」といった要望をいただいたりしたので。リモート前提で価値が発揮できる点は、私にとって大事なポイントでした。

内海:僕はもう当たり前のように重視していましたね。しかも、「当然リモートワークでしょ」という姿勢の企業を選んでいました。そうでないと、社内にオフラインを重視するカルチャーが残っていたり、コロナが落ち着いたらオフラインに戻す可能性があるので。その点overflowは圧倒的にリモートのカルチャーが出来上がっていたので、安心してジョインできました。

「ふやした時間」の使い方

── 最後の質問です!overflowは「時間をふやす」というビジョンを掲げていますが、リモートやフレックスといった仕組みも、働く私たちの「時間をふやす」に繋がっているように思うんです。みなさんは、増やした時間をどういったことに使っていますか?

佐藤:業務の隙間時間を使って、家族とコミュニケーションをとったり、料理などの家事をしたりすることが多いですね。

中山:私は旅行に行ったり、ワーケーションに行ったりしています。あとは、私も家族とよく話すようになりました。結構喧嘩っ早い性格なんですが(笑)、家族とのコミュニケーションが増えたことで良好な関係を築けるようになりました。

── 今回のインタビューで、働き方が家庭に与える影響の大きさを知りました。

中山:はい、かなり影響すると思います。

内海:自分は、起業準備と育児とサーフィンをインテグレーションしながら日々過ごしています。フリーランスとして働きつつ、自分の法人を成功させるための時間も大事にできています。

千々岩:私の場合は、これからどうしたいのか、どう働きたいのか、といった未来のことをよく考えるようになりました。東京にいた頃は家と職場の往復で、将来について考える余裕を全然持てなかったので。あとは最近、都会で働いている友人から「田舎に帰りたいけれど、仕事をどうすべきか悩んでいる」と相談を受けることが増えました。私の現在の働き方を発信することで、身近な人たちの背中を押せる存在になれたらと思っています。

── 「働き方」が人生にどれだけ影響を与えるのかよくわかるインタビューでした。ありがとうございました!

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