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[カルチャー紹介]間借り時代がヒントになって生まれた「ダイアローグランチ」

「ダイアローグランチ」とは?

オシロには、6つのコアバリューがあります。1. Be Organic、2. Touch the Art、3. Dialog Base、4. Creator Respect、5. GriGrit、6. +Tasrise。
今回は、3つ目のコアバリュー「Dialogue Base」に紐付いた制度「ダイアローグランチ」を紹介します。


「ダイアローグランチ」とは?
ランダムに組まれた二人一組のペアで月に1回ランチにいく制度。
全社共通で定めたテーマについて、ダイアローグをしながらランチをする。
後日対話した内容を社内メンバー向けのOSIROに投稿し、発表し合うところまでがダイアローグランチ。


「ダイアローグランチ」が誕生した背景は?

2017年の創業時、私たちはオフィスを間借りをさせてもらっていました。
共同創業者である佐渡島庸平氏が経営する、株式会社コルクの一角を使わせていただいていたのです。

当時コルク社は、シャッフルランチという制度を行っていました。
これは、社員を4,5人のグループにランダムにわけ、みんなでランチに行く取り組み。
月に1回行われていたのですが、私たちオシロの社員もこの制度に混ぜてもらい、コルク社の方々と交流の機会をつくってもらっていました。この取り組みのおかげで、普段話さない人たちと仲良くなれたと感じていました。

その後、2018年にオフィス移転。晴れて自社オフィスを構えました。
独自のカルチャーづくりが加速していったのはこの時から。
コアバリューの「Dialogue Base」を体現するために、シャッフルランチからヒントを得て「ダイアローグランチ」という制度を設けることにしました。
対話を通じてお互いの価値観を理解し合うことを目的していたため、ふつうのお喋りだと対話的になりづらいと考えたことから、共通のお題を設けることにしたのです。

お題は、事業に関わることから会社の旬なテーマまで様々。
たとえばこれまでに、
「豊かさとは?」
「人生で最も難しかった決断とは?」
「”なじんだな”と思う時はどんな時?」
といったテーマでダイアローグをしてきました。


一人で触れるのではなく、みんなで触れる

対話系の制度が増えた
かれこれ5年ほど続いているこの制度。今ではダイアローグランチから派生して、ダイアローグナイト、ダイアローグフライデー、ウェルカムランチと、多様な対話系の制度が生まれてきました。
(それぞれの制度については、別の記事でお伝えしたいと思います。)
社員同士の対話の機会が豊富に生まれたのは、まさにコアバリューにダイアローグベースが掲げられたからと言えます。

みんなでお互いを知る
少人数での対話では、全員を理解するのには時間がかかります。
そのため、前回ご紹介した「芸術給 」同様に、ダイアローグを通じて知った相手の価値観を社内専用のコミュニケーションツールとして使っている「OSIRO」上に投稿しています。
加えて、理解した相手の価値観を発表するLT※タイムを毎月設けています。
※LT=Lightning Talk
当事者同士の会話で終わらせるのではなく、全員に対して共有する場を設けることで、お互いの理解が加速していると感じます。ランチするだけではなく、発表の場があることが大切だと考えており、はじめて発表した時の雰囲気から「あ、この組織は間違いなく強くなれる!」と代表の杉山は確信できたといっています。


コバナシ

今年の2023年4月に入社したあるメンバーから、嬉しい声を聞きました。
自分の意見を言うとき、「なんでそう思ったの?」と、既存のメンバーが意見の背景を聞いてくれる、と。
日頃から対話を意識しているためか、みんなの対話力が上がっているのでは、何年も対話の実践を積み重ねてきた一つの証である、とおもった光景でした。

今後もオシロのコアバリューを紹介していきます。楽しみにお待ち下さい!

この記事は、OSIROサービスサイトからの転載です。
https://osiro.it/news/11436

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