みなさん、こんにちは。
株式会社温泉道場では、“全員採用”「一緒に働きたい人は自分たちで採用しよう!」というスタンスを大事にしています。そのため、新卒1年目から、年次、部署を問わず採用活動に参加することができます。
「採用プロジェクト ブログリレー 集え変わり者編」では、温泉道場で働く個性的なメンバーたちの働き方を紹介しています。
今回は、北岸甲基さんにインタビューを行いました。
北岸さんは2020年に新卒で入社。この4月から4年目となります。入社後は昭和レトロな温泉銭湯 玉川温泉に配属され、約半年後にO Park OGOSE に異動。新卒3年目からは地域ビジネス部にて活躍しています。昔からおふろ屋さんが大好きで、入社のきっかけもおふろcafé 湯守座 に行ったことだったという北岸さん。お風呂屋さんと宿泊施設の店舗勤務を経て、今感じていることなどをお伺いしました。
――「地域ビジネス部」では、どのようなお仕事をしているのでしょうか?
主に4つあって、①地方創生に関するアドバイザリー業務、②事業成立可否診断に関する業務、③温泉サバ陸上養殖場に関する業務、④地方公共がやっている温浴施設のコンサルティング です。
たとえば、①では、地方公共団体の首長とお話して、市町村の課題をデザインやプロモーションのノウハウを使用して解決したり、市営・町営の施設の経営改善に取り組みます。具体例を挙げると、栃木県さくら市には「道の駅きつれがわ」という道の駅があるのですが、コロナ禍で売上が下がってしまいました。そこで、その改善のために提案したのがキャンプ場。たまたま、ときたまひみつきち COMORIVERのように川沿いに草原もあったので、コモリバのことを参考に、キャンプ場を提案し、開発・運営のサポートまでおこないました。
社長の山﨑さんからは、地域ビジネス部は「遊撃部隊」「独立遊軍」と冗談で言われることもあります。
ーーそのなかで、北岸さんは実際どのようなお仕事をしているのでしょうか?
たとえば②では、現地調査を行い、その結果と、提案のための資料を作ります。実際のお風呂屋さんの現場や、競合となる施設を調査して、「こういう戦略にしませんか」「こういった方向性で改善していきませんか」という提案をします。いくら投資するのがいいのか、その投資の効果がどれくらいで、いつ頃その投資を回収できるのか、ということも試算します。
――ありがとうございます。北岸さんは新卒3年目から地域ビジネス部で、その前は店舗勤務でしたよね。お仕事の内容は全然違いますか?
全然違います! 開発やコンサルティングなどが中心で、お客様は「個人」ではなく「会社」になりました。
お客様がユーザーから、ユーザーではなくなった。いわゆる、BtoCがBtoBになったということですね。BtoBのお仕事においても、目の前のお客様に良い提案をして喜んでもらうことは必要。ただ、本当に価値を届ける人(ユーザー)はその先にいるので、ユーザーの気持ちを代弁して提案をしなければなりません。どんなサービスが欲しいかを、提供する側に寄り添いながら、ユーザーの気持ちを伝える。難しいですね。
あとは、金額の大きさに対するプレッシャーにも違いがあります。
環境もがらりと変わりました。OParkで働いている時は、施設内を駆けまわって運営していましたが、今はデスクワーク。「経験する人」から「現場での経験を基に、店舗開発や経営改善の支援をする人」になりました。
――異動の時はどんな心境でしたか?
僕は異動を2回経験していて、1回目は玉川温泉からOParkへの異動。そのときは、コロナ禍のさなかで、OParkはアウトドア需要をうけて一気に拡大したため、需要に合わせて異動になりました。異動前にOParkの営業を手伝うこともあり、その時に「本当に忙しい、大変なところだ」と思っていたので、異動が決まった時は火中に飛び込む気持ちでした。でもそれを求めてうずうずしていたし、たくさんアクションを実行できるという期待感がありました。
2回目は、OParkから地域ビジネス部への異動で、その時は「チャンスが来た!」と思いました。元々の入社理由が、全国のおふろ屋さんを元気づけたい、おふろをもっと楽しくしたいという気持ちがあったので、それができる部署に来ることができたのはとても嬉しかったです。
――どうしてそのチャンスをつかめたと思いますか?
上司の言うことを聞くこと、そのことは本当に大事ですね。実は玉川温泉のときは問題児で... 自分の考えが正しいと思っていたし、人の話も聞けなかった。
でも、OParkの厨房にいるときに、「いちど人の話を聞いてみよう。それでダメだったらまた考えよう」と思ったんです。そこで必死にやっていたのを上司が見てくれていて、引き上げてくれたのかなと思います。
クレドのひとつ「素直、勉強好き、プラス発想」が本当に大事だと思います。素直に聞くことができないと、チャンスは回ってこない。
――管理職の支配人に興味はありますか? または、転職や起業なども視野に入れているのでしょうか?
起業したいです。30歳までにはしたい。それを考えると、時間もそんなにないですね,,,。
温泉道場は、「これを本気でやりたいです」といえば、起業という形ではないかもしれないけれど、リーダーとして「地域を沸かす」ことができると思います。色々な情報が集まるので、自分は何を本気でやりたいのかということも考えやすいベストな場にいると感じています。
――北岸さんは、どんなメンバーと一緒に働きたいですか?
野望がある人。「こういう未来ならもっといい世界になると思います!」という想いを持っていて、そのために働きたいと思っている人。起業家マインドを持っている人というのでしょうか。
――温泉道場にマッチする人はどういう人だと思いますか?
パターンは1つではないと思っていて、「攻め」をやりたい人も「守り」をやりたい人も活躍できると思います。僕のような休みの日もお家にとどまることなく遊びまわることでエネルギーを得る人もいれば、家でゆっくりと休んで英気を養いたい人もいる。幅広い業務があるので、「長所進展 ~良いところをとことん伸ばす~」という考えのもと、活躍できると思います。
ただ、「安定している会社よりも、挑戦している会社のほうが好き」という方のほうがマッチすると思います。会社に入ることはゴールではないので、もしそう思っている方がいたら、温泉道場ではないのかなと思います。大変ですし、勉強することもたくさんありますし。
――最後に、温泉道場に興味を持っている方たちへのメッセージをお願いします!
温泉道場で働くと、他の場所よりも1.2倍くらい忙しいです。その代わり、2倍くらい成長できると思います! 迷っているのであれば一旦入ってみればいいと思います!
――1.2倍はどこから...?
山﨑さんが最近言ってたんです。僕もそう思うし、1.2倍ってちょうどいい塩梅かなと...(笑)
――ありがとうございました!!
私たちの強みは人。お互いに共感できる仲間集めがとても大事だなと思います。ぜひ、あなたも「長所伸展」自分の個性や好きなこと、得意なことを活かして仕事をしてみませんか?
ご興味ある方は、毎月イベントを実施していますのでお気軽にご参加ください。