企業から見た『新卒採用のホント』実録 〜私たちはなぜ新卒採用を始め、どのような人を採用し、その後どうなったのか〜

【新卒採用という社会的責任】

いわゆるベンチャー系の企業にとって、新卒採用をするのは大きな決断となります。多くの場合、まずは共同経営者やアルバイトスタッフで仕事をし、どこかのタイミングで経験者採用（中途採用）を始めます。そして会社としてもある程度の余裕ができたところで、最後にいよいよ会社の未来を見据えて手掛けるのが「新卒採用」なのです。

私たちオンサイトも、創業当初は個人事務所としてスタートし「代表＋アシスタント＋社外パートナー」という体制で仕事をしていました。すぐに事業が拡大していき、顧客へ質・量ともにより良いサービスを提供していきたいと思ったのはもちろん、人を雇用することの社会的責任の大きさも実感するようになりました。例えば、それまでは社外パートナーとして業務委託契約で仕事をしてもらっていた人たちも、希望する人は社員として直接雇用する方向へ切り替えました。そんなタイミングで、さらに会社を存続・成長させるために長く働ける人、そして時代の流れの中で柔軟に変化できる人が必要だと考え、新卒採用を開始しました。これがおよそ6年前のことです。

【どんな人を採用し、その後どうなったのか】

私たちの会社のことを知っていただくため、ここではごまかしなしで、これまでにどのような人を新卒で採用したのか、その人たちはその後どうなったのかをお伝えします。

※個人情報はわからないようにしています。

■19卒採用（現在入社6年目）

出身大学等
・新卒3名（早稲田大学、中央大学、龍谷大学）
・第二新卒1名（慶応大学→キーエンスを1ヶ月で退職）。

入社後〜現在
・Aさん：2年目の終わりにマネージャーに昇格。現在は事業部の推進において中心の役割を担う。
・Bさん：大学を卒業できず留年となったが、本人と話し合い、内定取り消しはせずにそのまま入社。学業と仕事の両立を試みるも半年で退職。その後、独立。
・Cさん：5年目の末に転職（スタートアップ）。
・Dさん： 4年目に入ってすぐに転職（広告業界）。

■20卒採用（現在入社5年目）

 出身大学等
・新卒3名（東北大学、慶応大学、弘前大学）

入社後〜現在
・Eさん：マーケティング部門のリーダーとして活躍中。
・Fさん：2年目にコンサル系業務からエンジニアに職種転換。エンジニアリーダーとして活躍中。
・Gさん：4年目にマネージャーに昇格。5年目に退職（海外移住、ワーホリのため）。

 ■21卒採用（現在入社4年目）

 出身大学等
・新卒4名（早稲田大学2名、東京大学、同志社大学）

 入社後〜現在
・Hさん：4年目にマネージャーに昇格。中核メンバーをリード。
・Iさん：入社5ヶ月で退職し、独立。
・Jさん：入社2年目の終わりに退職し、独立。
・Kさん： 4年目に転職（予定）。

■22卒採用（現在入社3年目）

 ・出身大学等
新卒5名（早稲田大学、明治大学、立教大学、佐賀大学、中央大学） 

・入社後〜現在
Lさん：オペレーション部門の中核メンバーとして活躍中。
Mさん：マーケティング部門の中核メンバーとして活躍中。
Nさん：コンサルティティング部門の中核メンバーとして活躍中。
Oさん：営業部門の中核メンバーとして活躍中。
Pさん：入社1ヶ月で退職し、独立。

■23卒採用（現在入社2年目）

 出身大学等
・新卒1名（早稲田大学）

 入社後〜現在
・Qさん：オペレーション部門で活躍中。

 ■24卒（現在入社1年目）

 出身大学等
・新卒2名（奈良女子大学、関西学院大学）

入社後〜現在
・Rさん：マーケティング部門で活躍中。
・Sさん：3ヶ月で退職。

 ■まとめ

6年間で合計19名の新卒入社。採用実績大学は、早稲田大学、慶応大学、中央大学、東京大学、東北大学、弘前大学、佐賀大学、奈良女子大学、明治大学、立教大学、同志社大学、関西学院大学。 

退職したのは9名（独立4名、転職3名、海外移住1名、その他1名）。入社3年以内の退職率は27％となっています。
なお、独立や転職をした元社員のみなさんとは、その後も一緒に仕事をしたり、食事に行ったり、オフィスに気軽に遊びに来てくれたりと、今でも関係が続いています。オンサイトに関わった人たちがこうやって活躍していくのはとても嬉しいですね。

【オンサイトへの入社理由】

これまで実際に入社した社員の「オンサイトに決めた理由」としては、

・早期に独立することを考えており、そのために実践経験を積み成長したい。
・実家の事業をDX化したい。そのためのスキルを見につけたい。
・仕事は難しそうだが、将来性の高さを感じる。
・指示された通りに動くのではなく、自分がプロジェクトをリードできるようになりたい。
・なんとなく面白そうな会社だと思った。この会社を一緒に大きくしていきたい。
・社会が不安定な中、自分のスキル一つで生計を立てられる人間になりたい。
・いろいろな経験を若い時から積みたい。

などが挙げられます。

 実際に社内では既に3名が管理職に昇格しており、また退職者のうち4名は独立して事業を立ち上げています。「ベンチャー企業＝ただの厳しいブラック」ということではなく、オンサイトではしっかりと意味のある、つまり自分で仕事を動かしていけるようになるための実践経験をたくさんしてもらえるようにしています。もちろん、チームや上司によるサポートをしながらです。

私たちは今も会社としての成長を続けており、『テクノロジーで世界を前進させる』というパーパスを掲げて企業も個人もより快適で便利になる世の中を実現しています。圧倒的な成長をしたい、変化を楽しみながら新しいことにチャレンジしていきたい、本気で社会を良くする事業を手掛けたい……そんな方はぜひ一緒に仕事をしましょう。あなたのエントリーをお待ちしています。

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