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自分で飲むもの、育ててますか?

月間100km走ることを目指していたら、さすがにマラソン大会にエントリーしたくなってきた、KANです(走るって素晴らしい)。

かれこれKOMBUCHAのビジネスを、2016年からスタートして、8年の歳月が過ぎました。

さらに前の2012年、アメリカ・ロサンゼルスのグローサリーストアEREWHONで、可愛らしいガラス瓶に「KOMBUCHA」とデカデカと書かれたプロダクトを見て、アメリカ人の考えることはよくわからん(なぜ昆布茶をカッコつけて飲むんだろう?)と思ったのが、ずいぶん前のように感じます(実際にずいぶん前ですね)。

自分が初めて出会ったKOMBUCHA

しかし、不思議なもので、自分の運命を変えるX(何か/誰か)と出会った瞬間というのは、明確に覚えているものです。ポップコーンとの出会いもそうですが、自分の運命が導かれる瞬間というのは、脳裏に自然と焼きつくものなのでしょうか。

初めこそ、社内でも「KOMBUCHAなんてわけのわからないビジネスなんて、やめた方がいい」という意見が大半を占めるくらい、事業化に対してネガティブな人たちしかいませんでしたが、今となっては、お茶を発酵させて作る「発酵スパークリングティー」であるKOMBUCHAは、世界中で愛飲され、日本でも、徐々にではありますが、認知を拡大。

それに伴って、発酵やPlant Based文脈の、本当に素敵な方々との繋がりが醸造されています。本当に、感謝。

こういったコラムを書いている、今まさにこの瞬間にも、日本・世界で新しい飲料が生まれ、マーケットが作られています。最近ですと、カッコつけて「水」を飲むことをコンセプトにした商品が登場し、アメリカを中心に爆発的にマーケットを作っています。

そのうち、カッコつけて昆布茶を飲む世の中になるかもしれませんね笑。いやぁ、やっぱり飲食ビジネスは面白い。

Z世代にバカうけのLiquid Death(USA)

そんなことを考えながら、ふと、自分の習慣はなかなか面白いぞと感じたお話。

みなさん、_SHIP KOMBUCHA、飲まれていると思います(飲んでますよね?ね??ね???)。

川口の専用ブルワリーで、熟練のブルワーが丹精込めて作るクラフト飲料_SHIP。世界のKOMBUCHAアワードで優勝するなど、おかげさまで本用に多くの人々から認められたクオリティは、自信を持って皆様におすすめできます(なんといってもオーガニック認証を取得し、栄養価も高いから飲まない理由はない)。

もちろん自分も飲んでいるのですが、、、実は、_SHIP KOMBUCHAよりも飲んでいるKOMBUCHAが別にあります。

それは、自家製KOMBUCHA。つまり自分で、お家で仕込んで継ぎ足して、発酵させて飲む、完全手作りのKOMBUCHAです。

自家製KOMBUCHAを手に、ドヤる自分

自家製KOMBUCHA秘伝のレシピ公開!

自分のレシピを少し紹介すると、原材料のキモとなるお茶は、最高品質の白茶。発酵に必要な糖分はキビ糖と甜菜糖を、何度かのテストを繰り返し、絶妙な分量でブレンドして使用しています。

白茶を丁寧に抽出し、オリジナルブレンドのキビ糖と甜菜糖、そして_SHIP KOMBUCHAから直採取したスターターとSCOBYを継ぎ足して、ベースを作ります。

肝心の発酵期間は、季節によってバラバラ。夏の時期は10日間くらいを発酵に費やします。そして出来上がった自家製KOMBUCHAを、1リットルのガラス瓶に移し替え、キンキンに冷やして飲んでいます。

最近は2次発酵でみりんシロップを使ったり、コールドプレスジュースを使ったり。さらに自家製KOMBUCHA100cc、オーツミルク200ccに亜麻仁油を適量加え、30gのヘンププロテインをシェイクして飲む自家製Pant Based プロテインも楽しんでいます。

色々試してみると、新しい発見があって、面白い。

そもそも昔の人々って、お家で梅酒を作ったり味噌を作ったり、発酵と密接に関わって暮らしていたとされています。文明の発達や企業努力により、手軽にそういった発酵食品を購入できる世の中になるまでは。

KOMBUCHAを自分で作って飲む習慣が、まさか自分に根付くとは考えもしなかったのですが、気のせいか、毎日自分の作ったKOMBUCHAを飲んでいると、不思議と元気なんですよね。

一度に6リットルほど仕込みますが、それが切れると、めちゃくちゃ焦るくらい、自分に染み込んでいます。

難しいことを考えず、やってみるのが一番楽しいへの近道!

人それぞれ、食に関する習慣ってあると思いますが、自分で作ったものは、やっぱり格別ですよね。もしかしたらプラッシーボ効果なんかもあるかもしれませんが、それでも元気になることに越したことはない。

なぜ元気になるのか、自分なりに仮説を立ててみました。

■自己責任

自分で食材選びから調理方法(発酵期間)まで全て、責任を持って作っているから、愛着も高まり、気持ち的に高揚感が高まる。

■創造力を発揮

自分だけのアレンジを加える「楽しさ」が、そこにはあります。

■大量生産品ではない、想いのこもったプロダクト

自分で煮沸消毒をし、しつこいくらい瓶を洗い、大事に大事に作る飲料はまさに、自分の分身のようなもの。多くは作れませんが、その分、想いがこもり、飲むという行為にも真剣に向き合います。

■達成感と満足感

自分で完成させることで、達成感や満足感を得られます。

行為に想いがのり、それを食すことで、元気になり、活力がみなぎる。

これらの元気要因って、パートナーや親が作ってくれる「料理」に通じています。現代は本当に便利な世の中になり、(絶対自分は食べませんが)コンビニでありとあらゆる料理が「買える」時代。

でも、「料理」というのは、食材や調味料などを組み合わせて加工を行う「行為」でありその「結果」ですよね。それが手軽に「買える」のは、なんかおかしい気もします。

やっぱり行為に想いがのり、それを食すことで、元気になり、活力がみなぎるんだと思います。

ぜひ皆様も、生活の一部に簡単な発酵(=料理)、取り入れてみてはいかがでしょう。きっとまだ見ぬイキイキとした健康状態が、手に入ると思いますよ。

_SHIP KOMBUCHA

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