こんにちは。オイシックス・ラ・大地デザイナーの岩田です。
もう町並みはクリスマスの雰囲気が漂っていますが、
みなさんは今年のハロウィンにどんなことをされましたか?
渋谷では軽トラが倒されたりと、、、毎年大きいニュースになっていますが、
やっぱり季節のイベントはわくわくしますよね。仮装パーティーをした人もいらっしゃるんでしょうか?
ちなみに10/31のオイラ大地 受付は新卒デザイナーをはじめ若手メンバーがかわいくデコレーションしてくれました!1日だけだったのがもったいない。。。
デコレーションを担当してくれた1人、新卒デザイナーの広沢さん
そんな ハロウィン 、年々賑やかになってきてるけども
まだまだ自分事ではないイベントの感覚の方も多いのではないでしょうか。
かくいう私もその一人。そんな中で、今回ハロウィン企画のデザイナーに任命されました。
毎年、ハロウィンらしい売り場(EC)にするのが通常の業務内容なのですが、
今年はさらにお客様に喜んでいただくためのプレゼント企画も追加されました。
ただ、私自身がもともとWEBメインのデザイナーなので、販促物の企画の知識がいかんせん足りません…
その上、自分事に出来ていないハロウィーンイベント。どうすればお客様に喜んでもらえるものができるか、今回はそのチャレンジを書いてみようと思います。
販促物のお題としては「ハロウィン企画でランチョンマット」をプレゼント、というもの。
さまざまなKPIはあったのですが、自分の中で決めたゴールは一つ、
「Oisixで楽しい食卓になること」でした。
ハロウィンというイベントを通して食卓が楽しく盛り上がればいいな、と。しかも簡単に。(ここが大事)
さて、どうすれば気分が上がるものができるのか?
考えた上でポイントとしては3つ、
①まず、最初に考えたことは捨てずにおいておきたくなるもの、でした。
無料プレゼントというもののほとんどが捨てがちなものです。
例えば、紙のランチョンマットの中央に大きく企業ロゴだと、どうしても捨てられがちです。
②次に考えたことが写真映えするようなコーディネートができるというもの。
ついつい写真に撮ってしまう行動は、気分があがっている証拠だと思っているからです。
③最後に企業カラーはほんのりと、どこかクスっとなる要素を入れつつちょっとおしゃれさを感じること。
そこから考えた案としては3案ありました。
①裏表で「本格派恐怖系ハロウィン」と「かわいいマイルド系ハロウィン」のデザイン
②スマホで撮影したときに立体にみえる「トリックアート」を起用したデザイン
③透明なプラスチックPPのシンプルな蜘蛛の巣のデザイン
ここで一つ課題が出てきたのです。
当初、ランチョンマットは通常の印刷と変わらないと思っていたのですが、
こどもにも安心安全なランチョンマットにするには加工もしくは何かしら処理が必要ということがわかりました。
そうするとどうしても予算の問題がでてきます。
取って置きたくなるある程度のクオリティを求めたこと、
ポイントから外れていないことから透明なプラスチックPPのシンプルな蜘蛛の巣のデザインにすることに決定しました。
素材を使ってもいいのですが、ニュアンスが伝わるよう手書きにすることに。
そしてお皿を置いたときにOisixロゴが見えないようにすることにしました。
さらに、クレヨンや鉛筆、ペンなどの太さや質感を見ながらとにかく蜘蛛の巣をかきまくりました。
(この蜘蛛の巣は気持ち悪くて没になりました…)
この時の私の机の上は蜘蛛の巣の落書きでいっぱいだったので
頭がおかしくなってしまったんじゃないかと思われていたんじゃないでしょうか。
それだけ描いたはいいけれども、なかなかこれというものがみつからず、
シンプルなものほど正解がみえず…。とても難しいかったです。
ようやく案が固まってチームメンバーに見せたところ、
デザインチームはロゴは大きめがバランスがよいと意見が一致していたんですが、
企画チームの一人から「ロゴは。。。。隠れミッキーみたいなほうがテンションがあがる」との声が。
たしかにデザイナーとしてはついバランスに気をとられがちだったのですが。
これはナイスアイディア!と思い、採用させていただきました。
ハロウィンのページには随所、このランチョンマットをとり入れたコーディネートを入れ
これ一つでハロウィン気分になれることもアピール。
ハロウィンウィークが過ぎ、この企画も終わったころ、
企画チームからお客様のレビューでいい声がきていると報告をうけました。
その後も日に日にレビューが増えていき、
”もっと家族用にほしかった”、とか、”有料でも買いたい”というとてもうれしいお言葉もいただきました。
結果として、プレゼント企画の中ではレビューが異例の数に…!
さらにインスタでも、「ランチョンマットも敷くだけでハロウィンらしさが出て可愛くて大満足。」などコメントが書かれたランチョンマットの写真も登場してくるようになりました。
是非インスタで#Oisixと調べてみてください!
それを見て、当初私が描いていたことがお客様に届いたと実感することができました。
ECのデザイナーをしていて一番、楽しいことはダイレクトにお客様の反応が見え、
結果もそれに伴ってくること。それが一番の醍醐味だと思います。
最後に、オイラ大地のハロウィーン番外編を少し。。。
オフィスには魔法使い修行中の人が増えたり、
ハー〇イ〇ニーはストレートヘアーになっていたり、
社長近くの席には、つけまつげガッツリ付けたオ〇カルさんが真剣に作業をしていたり。
賑やかなハロウィーンでした!