2021年に弊社に新卒入社した瀧北華菜さん。
バックオフィスに配属後、ウェルスマネジメント課(以下、WM課)を経て、ユーザー推進課へと異動されました。2024年7月に見事、営業成績ランキング1位となり、8月に主任に昇格。役職に就くまでに経験した苦労とその乗り越え方、支えとなった上司や同期への想いについて聞きました。
――学生時代について教えてください。
学生時代はアルバイトに明け暮れていて、高校生の時から7年ほどテーマパークのスタッフ、それと同時にスポーツスタジアムでの売り子やアパレル店のスタッフなど、いろいろなアルバイトをしていました。昔から人とコミュニケーションを取ることが好きで得意だったので、人と触れ合える仕事を選んでいました。
――就職活動の軸を教えてください。
就職活動の軸も人でした。なによりも人と関わることが好きな私にとって、一緒に働く人が大事だと思っていて、尊敬する気持ちを持てる人や支えたいと思える人がいる会社で働きたいと思っていました。さらに、このような人と働いて、知らない価値観を知りたい、新しいことを体験したい 、という想いが就職活動の軸でした。
――就職活動の経緯、当社に入社を決めた理由について教えてください。
当社を知る前に他社の内定式に参加したところ、そこで出会った同期の話す内容で、「将来、この会社でどうなりたい?」という問いにすぐに返答ができなかった様子を見て、私の就職活動の軸とのズレを感じたので内定を辞退しました。
改めて就職活動をしようと思い就活サイトを見ていたところ、当社を見つけました。そこに掲載されていた社長のメッセージを見て、「この社長、すごく熱い人柄をしているな」と興味を持ったため面接を受け、内定をいただきました。その後、当社で出会った同期の話を聞くと、みんな明確なビジョンを持っていて、そのビジョンに対して行なうべき行動プランが具体的で、私は心が躍りました。この価値観は私が持っていないもので、この環境にいれば自分自身が成長できて、周りも成長させられるような人になれると思ったため 、入社を決意しました。
――営業での苦労を教えてください。
2年目になり、後輩がバディとして付き、それまでは1年目で与えてもらえるだけだったのが、逆に私が与えないと いけない立場になりました。自分が成果を上げないとバディのために割ける時間を作れないうえ、バディから私に対しての見られ方も違います。さらに成果を上げられないバディは周りからの見られ方も変わるので、自分が成果を上げたうえでバディをサポートしてあげないといけないという焦りがありました。
また、このタイミングで同期がどんどん成果を上げていき、私は置いていかれる状況でした。好きな同期と同じ目線で物事を捉えて、切磋琢磨できる関係でいたいけど、今のままの自分ではそれができないと悩みました。さらに、入社の時に思い描いていた「自分が好きな人を支えられる人になりたい」という理想に今のままではなれないと思ったので、自分が変わらないといけないと決意しました。
ただ、自分ひとりで考えていても、どのように行動をすればいいのかわからなかったので、角田取締役に相談して、じっくり話を聞いていただきました。「とにかく一心不乱に目の前にある案件を大事にして、真剣にオーナーさん(お客様)と向き合ってみろ」とアドバイスをいただいて、その通りにオーナーさんと向き合ったことで結果が付いてきたのです。それまで、できない理由を並べて行動していなかったのが、すぐに結果に結びつかなくても、その都度相談して、アドバイス通りに行動し続けることで成果につながったので、成果を上げている人の考え方や行動は偉大だなと感服しました。
――お客様との向き合い方について、どのように変化したのでしょうか?
準備の時間を作ったことが、大きく変わったことです。電話する前にオーナーさんのことを一人ひとり、丁寧に調べるようになりました。さらに、初めての電話の場合には、オーナーさんの話し方から人柄を推測し、仮説を立てて、伝わりやすいストーリー性のある話し方をしようと考えるようにしています。
――そのような大変だった時期を乗り越えて頑張れたのはどうしてでしょうか?
その大変な時期に、上司や先輩、同期が相談に乗ってくれたり、励ましてくれたりと、ずっと私のことを支えてくれました。その支えてくれていた人に対して、自分が変わったというところを行動や結果で示したかったのです。そうすることが支えてくれた人への一番の恩返しになると考え、「やるしかない!」と奮起できたからこそ乗り越えられたのではないかなと思います。次は自分がみんなを支える側になりたいですね。
――その奮起があって、3年目の12月に副主任に昇格されました。昇格の感想を教えてください。
嬉しさと焦り、2つの気持ちがあります。副主任になったことで同期に追いつきだしたという嬉しさは感じるのですが、上司のサポートがあって成果を出せているので、役職に就いたからには、上司のサポートがなく、早くひとりで成果を上げられるようにならないといけないという焦りも感じています。
――最後に、瀧北さんの今後の目標について教えてください。
今、バディを組んでいる後輩二人を牽引し、成長を促していきたいと思っています。私自身が多くの人にサポートをしてもらったおかげで、価値観や考え方が大きく変わったので、バディの二人にも私と同じ体験をしてもらいたいですね。営業は成果を上げ続けることが責務ですが、その責務を全うすることは決して簡単だとは言えません。毎日の業務の中で辛いこともありますが、それを乗り越えて成果を上げられたときに、それまでやってきたことが間違いではなかったんだなと思えて達成感を味わえるのです。
そのバディをサポートするには、私自身も成果を上げていかないといけないと思っています。課長職に就いている同期もいて、まだまだ自分も成果を上げて、上を目指さないといけません。毎月安定して成果を上げ続けて、また営業成績ランキングに入り、ユーザー推進課全体の売上にも貢献したいです。