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原動力はプロダクト愛。日本が直面している課題にエンジニアとして立ち向かう。

【経歴】森川 慎也(もりかわ しんや)
新潟大学理学部を卒業後、SES企業に入社し金融系の伝送システムの開発に従事。設計から保守運用にかけての一気通貫でのシステム開発を担当。
2020年11月からネクストビートに入社し、保育士バンク!コネクトの開発を担当し、2022年3月からテックリードを務める。



開発メンバーのプロダクトに対する情熱を感じ
心を揺さぶられた

- ネクストビートへの入社理由を教えてください。

前職は新卒でSES企業に入社し、約6年間にわたり金融系のシステム開発業務に従事しました。未経験からIT業界に飛び込んだこともあり、困難な瞬間もありましたが、システム開発の基礎を学ぶ貴重な経験を積むことができました。
しかし経験を重ねるにつれて、顧客とのミーティングや折衝業務が増加し、プログラムを書く機会が減ってしまい、エンジニアとしての技術力について不安を抱くようになりました。

そんな中、転職活動を始め、ネクストビートの会社説明会に参加することになり、自社イベントであるcrews'barでエンジニアのメンバーと交流する機会を得ました。活気に満ちた雰囲気でエンジニアのみなさんが、開発業務やプロジェクトへの情熱について話してくれる姿に心を揺さぶられました。
自社開発という新たなステージに不安を抱きつつも、情熱を注ぎ、創造的なアイデアを形にできる職場で働きたいという思いが強くなったことが、ネクストビートを志望した理由です。


マネジメントスキルを向上させ
プロダクトの成長を推進し
ユーザーに価値提供していく

- 現在の仕事内容を教えてください。

保育施設向け業務支援システム「保育士バンク!コネクト」のテックリードを担当しています。
保育士バンク!コネクトは、「保育園・幼稚園の『タイヘン』を『カンタン』に」をテーマとしたICTシステムで、業務の中でも特に煩雑なシフト管理や労務管理などを強みとしています。
前職では金融系システムの経験を通じて、複雑な業務フローの理解やコード設計、テスト設計など、品質を重視したシステム開発のスキルを磨きました。その経験が労務系システム実装にも生かされており、要件を正確に把握し、システムの安定性を向上させる役割を果たしていると感じています。

セールスチームやCSチームと連携し、技術的な視点から意見を述べ、付加価値の高い機能をより素早くユーザに提供することを心がけています。
自身でもコードを書くだけでなく、大きな機能開発の際はメンバーにタスク割り振りを行うことや、障害発生時などは率先して対応するなど、「保育士バンク!コネクト」の技術全般としての責任を持つことが自分の職務だと考えています。


- 今後のキャリアについてお聞かせください。

現在担当している「保育士バンク!コネクト」のプロダクト開発を通じて、ユーザに価値を提供することの魅力に強く引き込まれました。単なる作業ではなく、プロダクトの進化がユーザにどのような影響を及ぼすかを深く考えるようになりました。
将来は、プロダクトの成長を推進する開発を通じて、プロダクトマネジメントのスキルを向上させ、その分野にも積極的に関わっていきたいと思っています。


ICTの力で、保育業界の課題に立ち向かうため
チームを巻き込み、主体的に行動していく

- 仕事のやりがいや喜びを教えてください。

いちエンジニアとして、実際に「保育士バンク!コネクト」を利用している園から嬉しいお言葉をいただけることが大きな喜びです。例えば、「シフト作成時間を○時間削減することができた」といった具体的な業務削減の実績や、「職員とのコミュニケーションをよりスムーズに取れるようになった」といった効果を感じる声をいただけると、自分の仕事が現場に貢献している実感が湧きます。

ニュースでも連日報道されているように、保育業界が処遇改善や人手不足などの課題を抱えている中でシフト作成や休暇管理などの煩雑な業務を削減して現場の負担を軽減することは、この国が直面している課題にシステムを通じて直接立ち向かえているということで、大きなやりがいにつながっています。

また、テックリードとしての役割も、自身の裁量を活かして業務に取り組むことが、大きなやりがいを生む要因です。「保育士バンク!コネクト」では現在、スクラム開発を取り入れ、迅速な価値提供に尽力しています。この過程で、開発中の機能について早い段階でユーザの声を聴く必要性を実感しました。そのためにユーザインタビューや過去の保育士経験者にβ版のプロダクトを試してもらい、フィードバックを得る機会を設けました。このような課題に主体的に取り組み、チームを巻き込んで行動する経験が、私の自己成長に繋がると感じています。


-組織にコミットメントしたエピソードがあれば教えてください。

開発では、さまざまな機能において、ユーザの要望を段階的に取り入れつつ機能を拡張しています。例えば、シフト管理に関する機能について、以前はスマホで確認できるのは自身のシフトのみでしたが、他の職員の状況も知りたいという声を受け、同じシフトで働くメンバーの情報も閲覧可能にしました。また、スマホから職員が希望シフトを提出し、それを管理者が参考にしてシフト作成できる機能も、現在ユーザ要望を受けて開発中です。

保育士バンク!コネクトの機能をより充実させるためには改善の余地がまだまだあり、たくさんのご要望の声もいただいています。それに応えるために、お客様の声やニーズを受け止め、より使いやすく効果的なシステムを提供するために、日々成長し続けることが重要だと感じています。


- 成果を出すために、具体的に行った行動をNBI(行動指針)と絡めてお聞かせください。

「∞当事者意識」です。
プロダクトの開発過程で、予期せぬ問題が発生することは避けられません。
問題やエラーの発生時は、素早く問題を認識し、自身が当事者だという意識を持って解決に取り組むことを心がけています。この取り組み方のアプローチは、トラブルに限らず、日々の業務全体において成長を促進していると実感しています。

そして、今期の開発組織のスローガンである"全員CTO"とも関連していますが、プロダクトに対して責任を持って考え抜くことは、自身のエンジニアとしての成長はもちろん、プロダクト自体の成長にも欠かせないメンタリティだと考えています。
気持ちが負けそうになったり、決断に迷ったりした時に、この言葉を思い出すようにしています。


多様なバックグラウンドがあり、
互いの強みを尊重できる人と仕事をしたい

- どんな人と一緒に働きたいですか?

さまざまなバックグラウンドを持った人と働きたいです。
異なる経験や視点を持つチームメンバーと協力して、問題に対する多様なアプローチを取り入れながら成果を上げることが、私の理想的な働き方です。
お互いの強みを尊重しつつ、新たなアイディアや視点を共有しあうことで、より豊かなアウトプットを生み出すことができると考えています。


-ネクストビートで働く魅力を教えてください。

チャレンジ精神を奨励する環境が魅力だと感じています。
CXO陣が講師を務めるセミナーや、新規事業に関するプレゼンテーション大会で賞金が用意されるなど、自己成長に最適な職場だと感じています。


■過去の森川さんのインタビュー記事はこちらから
https://www.wantedly.com/companies/nextbeat2/post_articles/526034


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