【CEOインタビュー】「金融の力で、安心を届ける。」唯一無二の存在を目指して | 理念・ビジョン
株式会社モニクルフィナンシャルは、「金融の力で、安心を届ける。」をミッションとし、お金の診断・相談サービス「マネイロ」をはじめとするデジタル金融サービスを提供しています。今回は原田代表取締役CE...
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株式会社モニクルフィナンシャルは、「金融の力で、安心を届ける。」をミッションとし、「マネイロ」をはじめとするデジタル金融サービスを提供しています。「マネイロ」はこれまで15万人以上にサービスを提供しており(学び・診断・相談サービスの累計利用者数/2024年5月時点)、はたらく世代のお金の課題解決に向け、ソリューションを提供しています。今回は原田代表取締役CEOに、これまでの歩みとこれから目指す未来について話を聞きました。
原田 慎司 (はらだ・しんじ)/モニクルフィナンシャル代表取締役CEO
山口県出身。一橋大学卒業後、大和総研、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、ドイツ証券およびシティグループ証券で証券アナリストおよびM&Aバンカーとして勤務。2018年11月に株式会社OneMile Partners(現:株式会社モニクルフィナンシャル)を共同設立し、2020年1月より代表取締役CEOに就任。
ー最初に、原田さんの経歴について教えてください。
振り返ってみると、小さな頃から漠然と「いつか起業したい」と考えていました。高校時代に「同じ会社の価値がなぜ毎日変化するのか」と株式投資に興味を抱きはじめ、大学生のときに初めて自分で株を購入しました。ひたすら分析して、何十パターンもの予測を重ねることで、リスクを回避し資産を増やすことができれば…。目の前の可能性が無限に広がったような気がして、大学卒業後は証券アナリストという職業を選びました。
ーそれから、なぜ起業に至ったのでしょうか。
それから複数の証券会社で証券アナリストとM&Aバンカーのキャリアを積みましたが、その間もずっと起業したい思いを抱き続けていました。2013年に、仕事で付き合いがあった弊社取締役の泉田とともに、株式会社ナビゲータープラットフォームを創業し、メディア事業をスタートしました。
事業として「メディア」を選んだ理由は、「情報の格差」を解消したいという思いがあったからです。個人投資家と機関投資家の間には情報格差があり、個人投資家が得られる情報は非常に限られています。私たちは両方の立場での投資経験があり、その情報格差を目の当たりにしてきました。そうした経験を生かして、個人投資家向けメディアなど複数のメディアを立ち上げました。中でも『LIMO』は現在、月間ユニークユーザー数で1200万人を突破し、「情報の格差」を解消するという目的に向けて、発信を続けています。
ーそれから、モニクルフィナンシャルを起業した経緯についてお聞かせください。
モニクルフィナンシャルは、もともとユーザーの声から生まれました。
ナビゲータープラットフォームで最初に立ち上げた個人投資家向けメディア『Longine(ロンジン)』では、読者向けの勉強会を開催していました。勉強会では、参加者の方から「資産運用に関してのアドバイスをしてほしい」という声が多く寄せられました。私たちは、資産運用に必要な情報はメディアを通じて日々発信していたつもりだったので、「自分たちの伝えたいことが読者には届いていなかったんだ」と大きなショックを受けました。
それと同時に、一人ひとりに応じた資産運用アドバイスのニーズがあり、日本の資産運用層を拡大するためには新たなサービスが必要だと気づいたのです。
ーそれからどのように起業し、サービスを始められたのでしょうか?
当時、日本でも海外と同じように中立の立場で個人向けに投資に関するアドバイスをする存在が必要だと言われはじめていました。その中で、IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)が注目されつつあったんです。泉田と相談を協議を重ねて、金融商品仲介業として資産運用アドバイスのサービスを展開しようと決めました。
2018年11月にモニクルフィナンシャルの前身である株式会社OneMile Partners(以下ワンマイルパートナーズ)を設立しましたが、金融商品仲介業として登録できたのは、1年後の2019年11月でした。いわゆる「業登録」に1年もかかってしまい、会社を設立して1年間も有価証券の営業ができなかったのはつらかったですね。
一方で、生命保険に関しては、保険代理店や保険募集人としての登録は比較的速やかにできました。したがって、会社を設立して1年間は、生命保険の提案を中心に行っていました。この1年間は苦労しましたが、今振り返ってみると必要な時間だったなと思っています。なぜかというと、この時間を使って、保険について徹底的に分析をし、いわゆる”良い保険”と”そうでない保険”の見極めができるようになったからです。この期間に、保険の運用性と機能性について他の金融商品と比較ができたことが、現在の私たちの強みになっています。
モニクルフィナンシャルはこのようにして創業しサービスを開始しました。サービスの始まりについては、ぜひこちらの記事もご覧ください。
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