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はじめまして、現在私は正社員で最寄りの福岡オフィスに出勤しながら、東京の仕事をリモートワークでやっています。
リモートワークで働くってどんな感じ?と聞かれることが増えたので簡単にまとめてみました。一例として参考になれば幸いです!
経歴
webデザイナー6年目。デザイン、コーディングが主な業務。
前職では半年ほど、リモートで業務委託のデザイナーさんの制作進行を担当していた経験があり、本格的にフルリモート業務を経験したのはメンバーズキャリア入社後です。
現在フルリモート歴は2ヶ月で、東京のクライアント案件の一員として福岡から参画しています。
現在のリモート案件
現在は親会社メンバーズにリモート常駐をしています。
案件としては航空事業を持っている企業のWebサイトですが、
最終的なアウトプットはデザインコンセプトの作成です。
サイトの価値発見や、本当にユーザーが求めているものの調査など、
上流工程から参画し、戦略を練りながらデザイナーとしての価値提供を考えています。
1日の流れ
勤務地はメンバーズグループの福岡オフィスで、勤務時間は固定です。
・福岡オフィスへ出社
・朝礼:プロジェクトメンバーとビデオ会議で顔合わせ
・業務開始、途中の不明点などはチャットでのコミュニケーション
・共同編集のスプレッドシートなどでタスク管理
・プロジェクトの進行具合でビデオ会議を使用し都度共有
・チャットで進捗報告、退勤
リモートでの「やらかし」
過去リモートで参画した案件の中で、リモートならではの失敗もありました。
それはエンジニアさんとチャットでのコミュニケーションを行う際、
デザインサイドの要望をうまく伝えられず、ビジネスサイドやエンジニアサイドなど、複数の視点が乱立してしまいました。結果、議論が混乱してしまったことがあります。
チャットでうまく意思疎通ができていないと感じた時点で、
電話やビデオ会議など別の手段でフォローできればスムーズでした。。。
当時は、
(できるだけチャット上におさめたほうが相手の負担も少なく、言質も取れるし共有も楽だよな...)
と、あらゆることをチャットで推し進めることにとらわれていました。
私たちはクライアント業務に当たっているので、
クライアントに失礼があってはいけないという気持ちから配慮が過剰になってしまいやすいです。
一方、同じプロジェクトに関わるチームの一員でもあるので、
負担は生じても改善の見込みがある場合は、臆せず相談することが大事だと身をもって学びました。
リモートに向いてそうな人
・業務経験者
・主体的に報連相しようという気持ちがある方
フルリモート、かつオンラインだけのコミュニケーションでプロジェクト完了までを進める場合は、
ある程度のプロジェクトの場数がある方が、リモート側もそうでない側も円滑に業務が進められます。
また、意思疎通ができているかどうかや、この方針で制作を進めていいのか、
「これはまずい」「これでいい」などその場の空気感をオンラインで判断していく必要があるので、
リモート側からの進捗共有やアウトプットに対する説明など、自発的にコミュニケーションを取ることが重要に思えます。
リモートで働くのに必要な環境【ハード面】
・勤務時間帯にビデオ会議が円滑にできる環境
- 安定した回線
- カメラ
- ノイズキャンセリングマイク
- イヤホン(複数人が多拠点でリモートしている場合は必須)
- 守秘義務を徹底してくれる執務室や会議室など
ビデオ会議が円滑にできる環境は、どちらか一方ではなく双方に必要だと思います。
ビデオ会議で音声が聞き取りづらい、ネット回線の遅延が多いなど、コミュニケーション環境が整っていないと、フルリモートでは必要な情報が得られないことになり、ダイレクトに業務へ支障がでてしまいます。
リモートで働くのに必要な環境【ソフト面】
・相手の状況を理解する姿勢と、自分の状況を適切に伝える姿勢
- お互いに思いやる気持ち
- 伝わらない可能性を踏まえたコミュニケーション
- 返信は即対応
- 相談できる関係
理想な環境が整えられるといいですが、現実は色々な条件と折り合いをつけることになりますよね。
アクシデントがあれば別の手段に変えたり、不明点は適宜すり合わせるなど、お互いに柔軟に対応しようという姿勢も必要です。
リモートに限らずオフラインでも通じる話で、逆に言えば今お互いに思いやって仕事ができていれば、環境がリモートに切り替わっても仕事は進められると思います。
リモートワークの可能性
私はフルタイムでオフィスに出社してのリモートワークですが、中には完全在宅の方や時短勤務されている方も増えてきています。
たとえば家庭の事情で一般的な働き方が難しい方にとっては可能性が広がるし、将来自分の家庭環境が変わっても対応できそうで、安心感があります。
リモートで働きたい方と人手不足な現場が、お互い手を取り合って、よりよいアウトプットを生んでいける社会になるといいなと思っています。