PHP Conference Japan
PHPConference (Japan) のアーカイブです。
https://www.youtube.com/user/PHPConferenceJP/
PHPカンファレンス(通称ペチコン)に行ってきたので感想メモです。
https://phpcon.php.gr.jp/2019/
概要
日時:2019年12月01日(日) 10:00 〜 18:00(懇親会 18:00 〜 20:00)
会場:東京都大田区南蒲田1丁目20-20 大田区産業プラザ PiO
参加費:無料
セッション(一部)
Composerは、もはやPHPの現場に無くてはならない存在です。
内部構造に興味をいだいたことはないでしょうか?
ソースコードを読みましょう。今まで良く分からなかった「このエラーって何💢」に親しみを感じるかも知れません。
このセッションでは、composer install
を例にして、パッケージ名の解決・バージョンの解決・.lockファイルの吐き出しといった普段利用するComposerの挙動を読み解いていきたいと思います。
プログラミングがある程度できるようになってくると、ライブラリやフレームワークなどで1度はエラーに遭遇することがあると思います。そんなときに少し深く興味を持って内部構造を調べてみると他の人より1つレベルアップできるかもしれません。発表者のきんじょうさんいわく「いつも触っているものがなぜ動くのかがわかると楽しい」とのことです。コードリーディングの参考にもなります。
鳴り止まないアラート…天を仰ぐ上司…黙々と戦うエンジニア。
トラブルはとても厳しいシーンです。
しかしその反面、トラブルシューティングはエンジニアの腕の見せ所とも言えるのでは無いでしょうか。
そこで今回はWebサービスによくあるトラブルを題材に実際にどのようにトラブルを解決していくかの勘所をお話します。
Webサービスが突然落ちた
RDBMSのコネクションが溢れる
Webサーバのロードアベレージが青天井
このような経験がある人もまだ無い人も昔から変わらないテクニック、今だからこそ出来るテクニックを交え、 楽しみにながら! 未来に役立つ話をお伝えします。
開発に関わっている人はトラブルに一度は遭遇したことがあるかもしれません。そんなトラブルにあったときにどう対処するかと、トラブルにならないよう事前にできることなどをいろいろ話されていました。インフラ寄りが多かったのですが、エンジニアなら知っておくべき範囲だなと感じました。
安全なインターネットサービスを提供するにあたっては、ソフトウェアバグとしての脆弱性対策だけではなく、ビジネスモデル・サービス仕様・アーキテクチャ設計・ソフトウェア設計・実装・サーバーなどの多方面からセキュリティ検証が重要となります。本セッションでは、架空のQRコード決済サービス「オニギリペイ」のセキュリティ事故を題材として、サービスの企画・要件定義・設計・実装の各フェーズに起因する問題とその対策を具体的に紹介します。
セキュリティで有名な徳丸さんの話です。安全なサービスの作り方とポイントを具体的にわかりやすく理解できるのでイチオシです。架空とはいえ、現実に使われている要件に沿って説明されるので何回見ても参考になる気がします。
まとめ
会場はおなじみ大田区産業プラザ PiOでした。PHPに限らずWeb開発についての話が色々聞けるので大きいカンファレンスはいいですね。今はPHP開発から離れていますが、それでもとても勉強になりました。しかも有名企業のエンジニアが多いので今日から使える実践的な内容になっています。
他にも面白いセッションはたくさんあるので、YouTubeの公式チャンネルからぜひ検索してみてください。