こんにちは!メンバーズキャリア採用担当の秋場です。
私も6月に中途入社してからはや数ヶ月…とはいえ、まだまだ知識が足りていません。
未だに曖昧なWeb制作業界やマーケティングの知識を定着させるべく参加したのが
この「BO向け勉強会」です!
BOというのはバックオフィスという意味で、営業や採用チームもここに含まれます。
まだ経験が浅い営業や、クリエイターと接する機会が少ない採用担当が、
改めてWeb業界やクリエイターについて学べる勉強会なのですが、
なんと今回は、クリエイターの方が勉強会を開催してくださいました!
実際に現場で活躍しているクリエイターから見て基礎的なことから、
「正直なところどうなの!?」と今さら聞けないことまで、
詳細かつ幅広い疑問に答えてもらいながら理解を深める事ができました。
今回は、その内容を軽くご紹介いたします!
Web業界について知る
・なぜ業界を知ることが必要なのか
メンバーズキャリアはクリエイターがお客様先に常駐する業務形態なので、
常駐先とのミスマッチが起きてしまうことは絶対に起こってはなりません。
そのため、職種や職域を理解しておくことが必要です。
クリエイターファーストを掲げるメンバーズキャリアでは、クリエイターのキャリアプランやスキルセットを把握し、最も成長できそうな案件にアサインできるように心がけています。
ミスマッチを防ぐために、営業はクリエイターやクライアントとのコミュニケーションを欠かしません。
でもまずその前提として、Web業界の仕組みやお仕事の種類といった基礎知識は不可欠。
以上の理由から、最初に基本であるWeb業界の内容についてお話してくださいました。
・Webサービスに関わる会社の種類
事業会社 ─ 独自のWebサービスやメディアを自社で展開して収益・顧客を獲得。
制作会社 ─ クライアントの依頼に対して、Webサイトなどを作って収益を獲得。
システム会社 ─ DBの構築や動的なページ制作のための仕様設計やプログラミングを行う。
広告代理店 ─ 各メディアの広告枠の販売や商品やサービスのPR活動の企画やサイト制作。
ECショップ ─ 商品販売で収益獲得。モール型と自社サイト型がある。
マーケティング会社 ─ クライアントの依頼に対してSEO対策や広告運用を担う。
ひとえに「Webサービス会社」といっても、やっている内容は大きく異なるので、
まずはおおまかにジャンル分けをして説明してくださいました。
こうやって書き出してみると、世の中にあるWebサービスもかなり幅広いですね・・・!
・事業会社と制作会社のちがい
事業会社 ─ 自社サービスのため、ずっと走り続ける必要があります。中長期目標と短期目標があり、一つのサービスにじっくりと関わることができる。いろんな部署が一つのサービスに関わっているので、視点や意見も多種多様、部署をまたいだ調整が要求される場合もあるそうです。常駐する部署の母体によって求められるレベルが変わります。事業会社常駐は、クライアントと直接やり取りするので、コミュニケーションがしやすい場合が多いみたいです。
制作会社 ─ 納品がゴールの場合が多い。納品物がそのまま収益となるので、たくさん、早く回すと儲かる仕組み。チームで動くので、一人で頑張らなくても良い半面、工数を計算してアサインを組むので複数の案件にアサインされている場合もあるようです。また、受注をしないと収益にならないため、納品物の作成以外にも提案をする工数も必要となります。第三者として入るため、納品後の成果数値を共有されないケースも多々あるのが現実だそう。
・Webサイト構築に必要なプロセス
デザインという言葉は見た目を整えるビジュアルデザインと思われがちですが、本来は「設計」という意味です。Webデザインには下記の様な5つのレイヤーがあり、右に行くほど後の工程になります。
左側が「抽象的」で、右側が「具体的」にグラデーションしていくようです。
戦略→要件→構造→骨格→表層
・ディレクター職の種類
システム系 ─ テクニカルディレクター
ビジュアルデザイン系 ─ アートディレクター
ライティング系 ─ コンテンツディレクター
マーケティング系 ─ マーケティングディレクター、アドバタイジング・ディレクター
進行管理特化系 ─ 制作ディレクター、運用ディレクター
ディレクター職は会社によって定義が異なり、業務内容も異なる場合が多いです。
それらをおおまかに分けると上記5つのようにわけることができます。
また、業界によっては需要が薄かったり、専門的な知識が必要とされる場合もあるため、
その周辺の事情も理解しておくことが大切です。
ちょっとした小話
・クリエイターは手を動かしたい?
番外編で、クリエイターが手を動かさないタイプのディレクション案件を嫌がる理由についての説明がありました。
知識があるからコードが書ける。
知識があることはアドバンテージなので頑張って学びますが、お金もかかります。
そうして頑張って習得したものの、実際の仕事で手を動かさないと忘れてしまう場合があるのです。だから、手を動かさない案件を嫌がる理由につながります。
こうした理由で手を動かしたいクリエイターは多くいるので、そうした意向を汲み取り、
適した常駐先や案件をアサインできるように営業は頑張っています。
「マーケティング」について
次に、マーケティングについてもお話してくださいました。
・マーケティングにも様々な種類がある
マーケティングとは商品を売る活動のことで、広義では企業が行う活動すべてを指します。
それは企業利益を上げることにつながっているから。
弊社のクリエイターによると、手法は多岐に渡るので、まずは広義の方で理解しよう!とのこと。
ずばり「勝手に売れる仕組みを作ること」になります。
※これは以前書いた記事でも出ていましたね。
・なぜWebマーケターが注目されているのか
かつての販売戦略では、実際の動きや効果が出たポイントが不明だったところを、
IT技術の進歩によって、より数値を正確に計測できるようになったから。
GoogleAnalyticsなどの分析ツールはかなり有名ですが、昨今ではMAの登場でさらに技術革新が進んでいるようです。今回の勉強会では、MAの種類についても詳細に説明してもらいました!
・SEO対策の重要性
かつての上位表示は、主にリンクが多いサイトが上位に表示されていました。
今やペンギンアップデート・パンダアップデートが施策されて、
検索者が見やすいサイトが上位になるようになりました。
Googleがより良い検索結果を出して、役に立たない検索結果を排除するため、定期的にアップデートしているそう。
制作側の立場であっても、マーケティングやSEOなど、それを「見てもらう」為の工夫も必要だという事を改めて感じました!
※アップデート名の由来に関しても調べてみると、非常に興味深い話がいくつもあります・・・!
まとめ
いかがだったでしょうか!BO(バックオフィス)の理解を深めていく今回の勉強会。
自分自身も参加してみて、改めてマーケティングの概要や、クリエイターとクライアントをマッチングさせる重要さを理解することが出来ました!
また、ここには書ききれなかった細かい小話や、クリエイターが実際に感じている想いなどを知ることができたのも、かなりの収穫でした。
クリエイターのみなさんは、自身がWebでやりたいことや、各々が描くキャリアプランを実現するために日々スキルアップに励んでいます。
そこで培った力は、常駐先での活躍に反映されるため、なおさら力を入れて精進しています。
営業・教育・採用を始めとしたBOチームは、そうした熱い想いを引き継ぎ、その熱量をそれぞれの業務で発揮しているのです。
これからも、そうしたひとりひとりの想いをしっかりキャッチしていけるように頑張ります!
メンバーズキャリアでは、現在さまざまな職種を募集しています!
メンバーズキャリアのクリエイターは、お互いに高め合う気風をもった意欲旺盛なメンバーたちです。
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