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組織づくりの信念と、人と向き合うということ。

「人の可能性が最大限発揮される組織づくりをしよう」
そう考えはじめてからしばらく経った。

共に働くひとを信頼していないと、過剰なルールができて、窮屈になる。
上に立っている人が安心するための仕組みづくりなんてしないほうが良い。
インセンティブ設計を練れば練るほど、部門間のコンフリクト調整など、メンテンンスコストが増大する。まるでラットレースだ。人間は眼の前の餌を追いかけるだけのネズミじゃない。

こんなような話題になると「性善説⇆性悪説」とか「ティール型⇆ピラミッド型」といったような、様々な二項対立を見かける。だが、そのどれもがことの本質を捉えているわけではないように感じる。伝えるという用途の上では二項対立はとてもわかり易いけど、現実はもっとなめらかなものだ。

人間は感情が詰まった革袋だ。
周囲の環境からの刺激によって色んなものが飛び出してくる。

それと向き合うことを忘れて「ティール型組織にしよう」なんてただ言っても、ものごとはポジティブに遷ろわない。

でも、自分ひとりで向き合える人の数には限りがある。
だからきっと「常に働く全員が局所最適じゃなくて、全体最適を図れる組織であり続けたい」と思うなら「人と真に向き合える人を増やすこと」が一番の近道なのではないかと、思うのである。

人間のバイアス、個人の欲、様々な価値観、社会との関わり方、あらゆるものに真摯に向き合いながら今後も「人と向き合うとは何なのか」を見失わずに生きていきたい。

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