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リスクを恐れたら成長できない。「攻めのインフラエンジニア」が思うランサーズの魅力とは

金澤裕毅

インフラエンジニア。2013年11月にランサーズにジョイン。クラウドのサーバ運用を始め、開発環境の支援、社内ネットワークの構築等、インフラ業務全般を担当している。


■ 一番共感するLancers Wayは「ランサー第一主義」

場所や時間にとらわれずに働ける人がひとりでも増えてほしい

そんな思いを胸にランサーズでインフラエンジニアとして活躍している金澤。彼がランサーズで働くことを決意したのは、自身が希望の土地で転職先を見つけられなかった経験からだと言います。

場所や時間にとらわれずに働きたいというランサーの気持ちが痛いほどわかるからこそ、ランサーズの行動指針を表すLancers Wayのなかでも「ランサー第一主義」を徹底していきたいという金澤。自身のことを「攻めのインフラエンジニア」と称する彼が、サービスにかける思いについて聞きました。


■ 働く場所を自由に選べなかった過去

金澤がエンジニアとしてのキャリアをスタートしたのはWindowsの業務用パッケージを手がけるSIerでした。ETLと呼ばれる、データを必要に応じて加工してデータウェアハウスに渡すためのシステムの開発を行ってたと言います。

3年間勤務したのち、関連のアプリケーションサービスプロバイダに出向することになり、北海道の事業所へ転勤。大学時代、コンピュータネットワークを専攻していた経歴を買われ、サーバサイドやインフラを担当することになりました。

しかし、北海道に移り住んでから3年後の2008年、「リーマンショック」の影響で、事業所は閉鎖されることに。金澤は転職活動を余儀なくされました。

「風土や環境が気に入っていたので、できればそのまま北海道で仕事を続けたいと思いました。でもエンジニアの募集はほとんど見つからなかったんです」

仕方なく東京に戻り就職することになりましたが、このときの「働く場所を自由に選べない」という経験は金澤の胸に大きく刻まれたと言います。


■ すでに膨れ上がったサービスではインフラは守りに入るしかない

東京に戻り、不動産情報サイトのインフラエンジニアとして働き出した金澤。はじめは新規事業の立ち上げに参加し、JavaのコードをPHPに書き換える業務を担当しました。その後、メインのサービスのインフラに異動し約2年間勤めましたが、その間の業務内容はあまり張り合いのあるものではありませんでした。

「もうすでに大きくなっているサービスだったので、自分がなにか成し遂げられたという実感はありませんでした。このとき、やりがいの大きな仕事をするには、いまだ成長過程にあって、将来性が感じられる会社に入らないとダメなんだなと気付きました」

そんなフラストレーションを抱えていたとき見つけたのがランサーズのエンジニア募集。まだ知名度はそれほど高くなかったランサーズですが、金澤はクラウドソーシングというサービスに大きな可能性を感じました。

「自分自身が希望の土地で働けなかった過去や、クラウドやチャットツールの発展という背景もあり、今後多くの人から求められるサービスだと思いました。将来性も十分で成長過程にある会社。しかも、ちょうどインフラ専任のエンジニアを探している。まさに自分が求めている条件が揃っていたんです」


■ リスクをとって競争力を手に入れる。ランサーズだからできる「攻めのインフラ」

そして、初のインフラエンジニアとしてランサーズに入社した金澤。念願どおりやりがいの大きな仕事を多数任されることになります。事務所移転の際、ネットワークを自身で構築したり、サーバを作り直して速度を2倍に上げたり、これまで培ってきた技術活かして、ランサーズのサービスのインフラ面を少しずつ整えていきました。かなり「攻め」の姿勢で臨んだ業務も多かったと言います。

「サーバのパフォーマンスが限界だと感じたので、CDNを導入することを提案したんです。ただCDNを入れると、ログインの際の認証のロジックを一新しなければならず、大掛かりな改修になることが予想されました」

インフラの面を大きく刷新しようとすると、サービスが動かなくなったり、予想だにしないエラーが出たり、多大なリスクを伴うもの。そのため一般的には守りに入ってしまいがちなインフラエンジニアですが、ランサーズだからこそ「攻め」のインフラが実現できたと金澤は語ります。

「ランサーズはリスクを最小限にすることよりも、積極的に挑戦して競争力を向上させることの方が重要だという価値観なんです。これまでの会社では『こうすればもっとよくなる』という提案をしても、リスクの大きさから却下されてしまうことが多くて、もどかしい思いを感じていました。リスクをとってでもよりよいものを目指していくランサーズの姿勢は、自分の価値観と合致しています」

ほかにも、データベースにAuroraを導入するなど、次々と新しい技術を積極的に取り入れてきた金澤。今後も「攻めのインフラエンジニア」として挑戦を続けていきます。

「実は、入社したときにやりたいと思ったことを、まだすべて成し遂げていないんです。アーキテクチャを刷新したり、よりパフォーマンスを向上させたり、まだまだ挑戦できる部分はたくさんあります」


■ 攻めの姿勢を持ったインフラエンジニアこそランサーズに来てほしい

ランサーズで働くようになったことで、自身の実力を存分に発揮できるようになった金澤。入社して3年以上が経過した現在、ランサーズに感じている魅力を聞きました。

「技術者として正しいと思うことに積極的に挑戦できる環境が整っています。それは、よりよいサービスを目指していこうとする姿勢を社員みんなが持っているからです。誰もが場所や時間にとらわれず働ける社会を自分の手で作っていけるという社会的意義の大きさも魅力のひとつだと思います」

北海道で働き続けたいという願いが叶わなかった金澤をはじめ、ランサーズには地方に愛着のある社員が多くいます。ランサーさんのニーズを自分ごととして考えられるからこそ、サービスに真摯に向き合っている人が多いのではないでしょうか。

最後に、金澤がランサーズで一緒に働きたいと思うエンジニアについて聞いてみました。

「攻めの姿勢を持っている人と一緒に働きたいですね。とくにインフラエンジニアは、どうしても守りに入ってしまいがちなので。でもリスクにとらわれて成長が止まってしまったら本末転倒です。周囲と協力しながら新しいことを追い求める姿勢をもったエンジニアの方には、ぜひ話を聞きに来てほしいと思います」

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