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【22新卒】やりたいことを知る・見つける、そして主体的に働ける人生に

<プロフィール>
田中 芽衣(たなか めい)/たなめ
1998年生まれ。実践女子大学在学中。現在はデザイナーインターンとして競合調査の業務に従事。趣味はKPOP。

UIUXデザインとの出会い

大学では美術の歴史を学んでいたのですが、その分野での就職は考えておらず、将来自分がやりたいこと、就職に関しては大学1年生の頃から悩んでいました。やりたいことを見つけるためにも、何か勉強したいと考えていた時に兄が起業し、プログラマーとして働き始めました。そこから兄にお願いして(月謝を払って(笑))コーディングを教えてもらい、勉強を始めたところ、とても面白く、のめり込んでいくうちに逆に兄から仕事を発注してもらえるようになりました。

基本的には渡されたデザインを見ながらのコーディングだったのですが、デザインの配置などは考えて設計されているということ、「UIUXデザイン」の存在を知りました。私の中で、デザインは絵をかいたりするようなグラフィックデザインのイメージが強かったのですが、デザイン性にこだわるよりも使いやすさを重視してるデザインの仕事に魅力を感じました。よくよく考えると、日常で何気なく利用しているSNSやアプリなどは説明書がなくてもユーザーが使えるようにデザインされているのは凄いことだと思います。

やりたいことを見つけられず、レールに乗って走ったまま進んでしまう就職への懸念


私が浪人していたのと、周りで短大や専門学校に通っていた友人は既に就職活動や就職していたのですが、比較的「仕事を辞めたい」というマイナス要素を持っていた人が多かったので、これから就職活動をしていく私にとっては結構不安でしたね(笑)

そこで友人に何故辞めたいのか、を聞いてみると「やりたい仕事ができていない」という意見が多く、「やりたい仕事=今の仕事」ではなく就職の時期が来てしまい、「これかなぁ」と選んだ仕事が自分のやりたいことと違った。一方で、楽しく仕事ができている友人の話を聞くと、「小さいころから〇〇の仕事に憧れを持っていた」、「〇〇が好きだから関連する仕事に就きたい」とやりたいことが先に見つかって自分の希望を叶えられてる人たちでした。

やりたいことが先に見つかって、それが仕事に繋がれば辞めたい人も減るんじゃないか。小、中、高、大学とレールの上を走ってきたは良いものの、やりたい事を見つけられずにそのまま就職に進んで行ってしまう人が多くいると思います。以前、新卒で就職するかフリーランスになるか、という内容の記事を見たときに、「そういう選択肢」もあるんだと驚きましたが、フリーランスになるにはそれなりの技術力が必要で、かつ早い段階からやりたい仕事を見つけて勉強してる、ということが前提になります。今の日本でそれができている方は少数派だと感じる中で、私自身ランサーズでは解決できるんじゃないかと考えています。

プラットフォームで「場所」の提供はできているので、その前段階の技術力を身に着けたり、経験がまだ少ない方々のサポートをできるサービスなども今後できるようになったら面白いと個人的には思っています。

主体的に働ける人を増やしていきたい

私自身やりたいことを模索している中で、コーディングやUIUXというものを知れて、今回仕事にできた、というのはラッキーの積み重ねだと思っています。知っているか、知らなかったかが大きな差になると思うので、もっといろんな人が「こんな仕事もあるんだ」という事を早い段階で気づき、知ってもらえるような社会をランサーズを通して作っていきたいと考えています。

やりたいことが見つけられるかは今まで周りにその仕事をしているか、という要素が大きかったと思うのですが、ネット社会の今、情報を上手く活用していろんな人がいろんな職種に触れられる機会を増やして知ってもらいたいです。それによって、会社に依存して不満を持ちながら働くのではなく、「自分でやりたいからやっている」と主体的に働ける人を増やしていくためにも、日々邁進していきたいと考えています。

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