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キカガクで講師として働く魅力とは? 入社 1 年社員の生の声をお届けします。

はじめに

はじめまして、株式会社キカガクの丸山大地と申します。

キカガクは、AI を中心とした研修事業を主に展開しており、教育を起点とした社会課題の解決を目指している会社です。

私は現在主にコンテンツ開発と、法人研修を担当しています。

今回は、キカガクに入社することでどのような学びを得られるのか、具体的にどのような経験を積むことができるのかイメージが湧くように、私の入社してから得た経験・学び、そしてキカガクという環境の良い点を書いていきたいと思います。

キカガクで働くという選択肢を一つ魅力的に思ってもらえると嬉しいです。



キカガクでの講師として得られる経験

講師の場合、キカガクでは大きく分けて以下の3つのステップを踏んで経験を積んでいくことになります

  • 研修期間
  • オープンセミナー登壇期間
  • 法人研修登壇期間

それぞれのフェーズで私が経験したことや、「キカガクって良いな。」と感じた点をさらに深堀りして皆様に紹介したいと思います。


研修期間

まず入社から数ヶ月間は研修期間として、オープンセミナーの「ディープラーニングハンズオンセミナー」の登壇を目標に、毎日平均 10 時間程度の勉強の日々が続きます。

幸い、勉強するのが好きな性格、かつ同時期に入社した仲間が数名いたおかげでこの期間は大変楽しく勉強に励む事ができました。

キカガクに興味関心がある方の中には、AI の勉強をしてスキルを身に着けたいと考えている方が多くいると思います。

その方に向けてぜひお伝えしたい、研修期間に感じたこととしましては、「なんと学ぶのに最高の環境なんだ!」という点です。(学びたい方にはここは天国です...!)

そう感じる理由は 3 点あります。

  • 体系だったコンテンツ
  • 教えるを前提としたインプット
  • 教えあいの文化


体系だったコンテンツのありがたさ

キカガクに入社する以前、私は独学で機械学習の勉強をしていましたが、

  • 業務と平行しての学習は時間もなかなか割けず、効率が悪い
  • 体系立てて学べるコンテンツにめぐりあえず、断片的な知識としてつまみ食いするものの、全体像がつかめない

といったことを課題に感じていました。

キカガクでは、社内の学習コンテンツが豊富にあり、また体系立てて整理されていることが大きな魅力です。現在では研修期間にKIKAGAKUのコンテンツを使用しています。 初学者でもわかりやすいよう動画コンテンツにしてまとめており、場所や環境にとらわれず学ぶことができる上に各単元ごとにテストを設けているため自身の実力を明確に測ることができます。

集中して数ヶ月感じっくりと腰を据えて取り組めることもあり、AI を学ぶ、という点においてこんなに恵まれた環境はないと感じます。


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教えるを前提したインプット

研修期間のゴールは、キカガクのオープンセミナーに登壇することです。そのために、私はよく頭の中でイメージを膨らまし、仮想の受講生に対して講義を行っていました。考えられる限り厳しい受講生をイメージして、そんな細かいところまで聞くか...というくらいの細かいツッコミを自作自演し、疑問点を潰していきます。

加えて、メンターや同期に協力してもらい、模擬授業もこの期間にたっぷり行います。そこで教え方や立ち振舞方の練習も行いながら、自分だけでは気づけない視点からのツッコミをもらうことでさらに理解を深めていきます。

このように、ただ自分の学びとしてだけのインプットであればやり過ごしてしまうような些細な疑問も、教えることを前提としていれば向き合う必要があります。

そうして得られる学びというのは、より深いものになります。ここも、学習する環境として最高である一つの理由としてあげられます。


教え合いの文化でくじけない

研修期間は、技術メンターとマインドメンターの 2 人体制で新入社員のサポートが行われます。メンター以外のメンバーも、基本的に教えることが好きな方が多いですので、質問をすれば喜んで教えてくれることでしょう。

私は、入社の際にメンタル面でも、学習面でもメンターや上司の方に大変お世話になりました。そのときに「感謝や恩返ししたい気持ちがあるのであれば、それは未来の後輩に向けてあげなさい」といってもらったことをよく覚えています。入社して一番はじめにする大変な思いがこの研修ですが、この時期はみな一人ではなく誰かの力を借りて乗り越えてきていて、それは恩送りという形で後ろの代に引き継がれています。

キカガクでは、新入社員のメンターには比較的早い段階で抜擢されます。自分自身もメンターを経験しましたが入社してから早いタイミングで後の方のメンターになるため、自分の時と重ねて相手の気持ちも察しやすいです。

教えあいの背景にこういう価値観があるんだなと当時知ったのも、キカガク良いな、と感じた一ポイントでした。

また、長期間にわたる勉強期間を通じて、「勉強をする習慣」というものが副次的に得られます。この習慣というのも大きな財産です。


オープンセミナーの登壇

研修期間が終わると、登壇できるクオリティの講義ができるかどうかをチェックする入社テストがあります。これをパスすると晴れて、一戦力として登壇ができるようになります。

(初登壇日の緊張感は思い出すと今でも手に汗がにじみ出てくるものです...)

オープンセミナーの登壇の時期で、私がキカガク良いなと感じた点は下記の 3 点です。

  • 受講生のニーズを汲み取る力が身につく
  • 学びの歴が浅いことを役立てる
  • 講師の学びもアップデートできる仕組み


受講生のニーズを汲み取る力が身につく

実際に登壇を通して感じることは、受講生のニーズを汲み取ることの大切さです。

ただ練習通りに内容を伝えるのでなく、受講生が知りたいことをきちんと提供できないと満足をして帰っていただくことはできません。

ただ学びを発表する場ではなく、目の前の受講生がどんなことにつまずいていて、どんなことを知りたがっているのか、といったことを把握してそれに合わせてインタラクティブに内容を伝えていくことが必要になります。

これは、後々研修の設計などで取引先と関わる際などに役立つ力でもあります。


より受講生に寄り添える

その領域に対する理解が深くなればなるほど、学び始めは前提として捉えていなかった様々なことを当たり前のことと思ってしまうようになります。

学びはじめて歴が浅いことは、デメリットと捉えられがちですが、初学者に向けて教えるという立場においては、「当たり前の前提を受講生と共有できている」ために逆に強みとして捉えることもできます。

例えば、微分を知らない人に対して、偏微分の概念を教えようにもうまく行きません。微分を当たり前だと思っていればそこで受講生が一瞬つまずくことに気が回りませんが、それが少し前まで当たり前ではなかった立場であれば、より受講生に寄り添った、目線をあわせた講義をすることができます。

この点に関してもう少し考え方を知りたい方は、以下のストーリーにも目を通していただければと思います。


1人で創業した会社の社長を3年してみると、多くの壮絶なドラマがあり、見える世界が全く変わった話 | 株式会社キカガク
私が2017年1月に創業した株式会社キカガクはもうすぐで3期目を終えようとしています。今回はキカガクの社長がどんなことを3年間考えたり経験してきたか知りたいという 応募者や新入社員向けのメッセージ でもあり、起業家ってどんな体験をしているの?と興味本位の方にこんな生態系だよと伝えるメッセージでもあります。 ...
https://www.wantedly.com/companies/kikagaku/post_articles/195382



講師の学びもアップデートできる仕組み

ディープラーニングハンズオンセミナーの後にも、キカガクは様々な種類の研修コンテンツを提供しています。ハンズオンセミナーの登壇と平行しながら、他のセミナーにも登壇できるよう学んで行きます。

これができるのは、講師に学ぶ時間が十分に確保されているためです。基本的には月の業務時間の 40% は自身のインプットに時間を割くことができる体制が整っています。

一度学んだ内容のみをずっと教え続けるのでは、セミナーの内容に関してより深く理解を得ることができる反面、新しい学びを得ることができず自身の成長が停滞してしまうような感覚にも陥ってしまいます。

キカガクでは、自身の学びをアップデートし続ける事ができますので、成長を止めずに学びを深めていくことができます。

ここには代表の吉崎の教育への考えが反映されています。そちらに関しても、ぜひ下記のストーリーに目を通してみてください。


ベンチャー社長が日本の成長を3年間本気で考えてたどり着いた『教育』という答え。 | 株式会社キカガク
私は3年と少し前に株式会社キカガクを創業し、4期目に入りました。創業当時から人工知能領域に関わる研修事業を行っており、メンバーも20名を超え、段々と組織らしくなってきています。 ...
https://www.wantedly.com/companies/kikagaku/post_articles/210106



法人研修の設計と登壇

登壇経験を積み、きちんと安定して成果を出せるようになると、法人研修を担当する機会も獲得できます。

この段階では、クライアントと研修設計の段階から携わるケースもあります。

相手がどのような課題を持っていて、それを解決するためにはどのようなコンテンツを提供する必要があるのかをすり合わせしていく必要があります。

その際には、登壇で培った相手のニーズを汲み取る力であったり、学び続けることで得られた知識の幅といったものが大きく役にたちます。

得た知識や技術は課題を解決するための手段です。いかに活用するか、世の中に学んだ知識・技術を還元していくかという面にもより意識が向くようになります。


おわりに

ここでは講師として得られた経験や感じた魅力を書きましたが、他にもセールス・マーケティング・プロダクト開発・コンテンツ開発等、社内では様々な活躍のフィールドがあり、多くの人はゆくゆくは講師と並行でそれらの業務にも携わることになります。

また、主にここで述べたことは「教えることで技術を濃厚に学ぶ」教育 1.0 のフェーズの話です。技術をどっぷりと学んだ先には、教える以外の形で学んだ技術を社会に還元していくような機会も待っています。

長くはなりましたが、キカガクで講師として働く魅力が少しでも伝われば幸いです。

興味を持ってくださった方は、キカガクが何を目指し、どのような価値観を持ったメンバーが集まっているかどうか、他のストーリーにたくさん書いてありますのでそちらもぜひ。

そして、共感した・自分も同じ方向を向いていると感じてくださった方と、いつかお話する機会があることを心待ちにしています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


社会人向けDX研修講師職
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▍キカガクについて 私たちは教育を軸に人材領域で企業の DX を支援しています。これまで 150,000 人以上の受講生、約 1,000 社の企業の DX 推進をサポートしてきました。実データを用いた課題解決型研修 (PBL) を特徴とし、企業の課題に合わせ、研修をカスタマイズして提供しています。企業の DX 推進を実現するために、人材の要件定義から育成ロードマップの策定、アセスメント・スキル可視化など様々なサービスを展開。その他、AI モデルの受託開発やコンサルティング、AI・データサイエンスに特化した社会人向けスクールも運営しています。 これまでの実績はこちらの会社説明資料をご覧ください。 https://speakerdeck.com/kikagakuinc/company-deck ▍個人の活躍と企業のDX推進が連携・共栄する仕組み 2つのプラットフォームをつなぐことで、個人の活躍と企業のDX推進が連携・共栄していく仕組みが、私たちの目指す、あるべき教育のエコシステムです。 これまでの教育はわかりやすく教えることがゴールでした。 しかし、キカガクが目指している人物像は、教育を超えて、実社会で活躍できる人材の育成です。 教育事業を通じて、知識や経験を養うことで市場価値を高め、そして、新しい事業の立ち上げに携わっていただきたいと考えています。 人にわかりやすく教えられる豊富な知識があり、新しい事業の立ち上げを支えられる技術力もあり、 そして、日本や世界の社会課題を解決したいと思える高い志がある人材を目指します。 教育はすべての入り口です。 教育が好きなことはもちろんですが、教えるだけにとどまらず、社会へとその知識や経験を還元したいと思える志の高い人材と一緒に、これからの新しい事業を一緒に切り開いていきたいです。 ▍実績一覧 □ 開催セミナー ・ディープラーニングハンズオンセミナー E資格対応(Microsoft共催) ・機械学習実践コース ・AI-100 資格対策コース ・DP-100 資格対策コース ・AI人材育成長期コース ・製造業特化型データサイエンス集中コース etc.. □ 各種認定講座 ・日本ディープラーニング協会E資格認定 ・日本ディープラーニング協会(JDLA)が提供するエンジニア向け「E資格」認定講座 □ Microsoft共同開催 ・日本Microsoftと共同でセミナーを開発 □ 第四次産業革命スキル習得 ・経済産業大臣が認定する「第四次産業革命スキル習得講座」認定講座 ・厚生労働省指定の「教育訓練支援給付金」対象講座 ▍サービス □ AI人材になるための 動画学習プラットフォーム  キカガク ★現在無料で受けることができるコースも配布中です! https://www.kikagaku.ai/ □ AI 人材育成プラットフォーム「キカガク for Business」が第 18 回 e ラーニングアワードにて「AI 人材育成特別部門賞」を受賞 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000025642.html
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