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新たな価値提供を目指して!「アイデアソン」を初開催しました

こんにちは!スタートアップメディア「KEPPLE」の小宮です。

普段はたくさんのスタートアップを取材させていただいています。メディア編集という立場ではありますが、複数のプロダクトやサービスを持つケップルの中では、「KEPPLE DB」や「KEPPLE CRM」、そして「KEPPLE」などのプロダクトを管掌するProduct Business Divisionの一員です。

ケップルでは7月にProduct Business Divisionと、各プロダクトの開発を行うKEPPLE CREATORS LAB(以下、ラボ)の合同でアイデアソンを実施しました!

アイデアソンとは?
アイデアとマラソンをかけ合わせた造語で新たなアイデアの創出を目的とした短期間で実施するプログラム

ラボでのハッカソンはこれまで何度か行っていますが、合同実施のアイデアソンは初の試みです。今回は、アイデアソン当日の様子をレポートしていきたいと思います!

ディスカッションテーマ

今回のテーマは「生成AIを活用してブーストする顧客体験とは」です。ケップルではデータベースやCRM、スタートアップメディアなど複数のプロダクトを展開していますが、今年ホットなキーワードである生成AIの活用について考えていきます。

参加メンバーの担当する業務はさまざまで、いろいろな角度のアイデアが出てくることが予想されます。多様なメンバーが集まる中でも、「顧客にどのような価値を提供できるか」の観点はアイデアソンで重視したいポイントです。

作業開始

テーマや発表方法などを伝達した後は、3チームに分かれて早速作業開始です!普段関わる機会が少ない他部署のチームメンバーとどのように作業を進めていくのか、こうした合意形成や進め方もチームごとに色が見えて非常に面白いですね。

▲各チーム、さまざまな意見が飛び交いました

私の参加チームでは、オンラインホワイトボードの「FigJam」を活用してアイデア出しを行いました。


まずは、ケップルプロダクトの顧客である事業会社やCVC、VCが抱える課題の洗い出しから始めます。そもそも世に出ているスタートアップのデータが不十分だと感じているのでは?実はスタートアップも情報発信したいがリソース不足でできていないだけでは?など、点から線へとつながるような議論をしながら、アイデアの方向性をすり合わせていきました。

ランチを食べてリフレッシュした後は、再び作業に戻ります。午前中に決めた方向性をベースに、アイデアに具体性を持たせていきます。私たちのチームにはデザイナーが不在で、それぞれが率先してスライド作成や発表内容について細かく会話していたため、かなり密な連携が取れていたと思います。

他の2チームでも、発表のデザイン制作や、商談で得た顧客の声を余すことなく共有しながら議論する様子など、各々が自分の役割や得意分野を活かしたチームワークがなされていました。

チーム発表

各チームのアイデアを評価するのは取締役CTOの山下さん、執行役員COOの江口さん、そしてKEPPLE CREATORS LABマネージャーの池浦さんです。

発表の詳細は割愛しますが、各チームともに、スタートアップエコシステムの発展につながるような生成AI活用アイデアを発表してくれました!

▲発表の様子

発表に対して他チームからの質問も多く飛び交い、評価者の質問時間が無くなる場面も。質疑応答を通じて、考えが足りていなかった部分の把握やさらに解像度の高い理解に結びつき、発表自体もアイデアのブラッシュアップにつながっていました。

▲評価・表彰タイム

発表のクオリティや想定顧客の解像度、アイデアのインパクトなどを主な評価ポイントとして、評価者による講評に進みます。今回は3者の中でもそれぞれ意見が分かれ、どのチームを優勝とするかかなり悩むほどの接戦でした。

▲優勝チームには景品の贈呈も!

「ケップルビジネスにおけるイノベーションの創出」を主目的に実施したアイデアソンでしたが、生成AIなどの注目トピックやトレンドにも目を向けなければいけないと、各メンバーの視座を上げるきっかけにもなりました。

おわりに

初の試みだったビジネスメンバーとラボの合同アイデアソンですが、大きな盛り上がりを見せた企画でした。実際に参加したメンバーからの感想を一部ご紹介します。

  • 現在の延長線上にある価値ではなく、新たな価値を考えられてよかった
  • 自部署内での話し合いよりも多様な発想をすることができた
  • 部署をまたいで自由に議論することで、事業の多角的な視点を得られてよかった
  • 業界の専門知識があるビジネスメンバーと議論することで、今までになかったアイデアを見つけることができた
  • 他の事業部とアイデアを出し合えて、普段気づけないような視点で考えることができた

違う部署のメンバー同士で議論することで、普段とは違う視点で事業について考えられる点は合同アイデアソンの大きなポイントですね!

また、全社でアイデアソンを実施してみたいという意見もありました。プロダクト以外にも複数の事業を運営しているケップルにとって、事業ドメインをまたいでの自由な発想は新たな顧客体験を生むかもしれません。

スタートアップエコシステムの発展に貢献すべく、今後もこのような施策を継続的に実施していきます。

ケップルでは、社員同士で主体的にアイデアを出し合える機会を創出し、お互いに切磋琢磨しあえる組織を目指しています。ご興味お持ちいただけましたら、ぜひカジュアル面談にご参加くださいね。お会いできるのを楽しみにしております!


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