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【いちたすってどんな会社?】幼保業界を専門にする1+が目指す世界について迫る

こんにちは!株式会社いちたすの採用担当です。

本日この記事では、”いちたす”の事業内容についてご紹介します。

  • いちたすについて
  • 幼保業界の課題
  • 事業紹介
  • 今後の展望

「幼児教育/保育業界が好きな方」や「いちたす社ってどんな会社?と思う方」はぜひ最後までご覧いただけたらと思います。

「保育専門の経営コンサルティング会社」になった背景

いちたすは、明るい未来はこどもから始まると信じていて、こどもたちが通う幼稚園や保育園の環境向上に取り組んでいます。

幼稚園・こども園・保育園の2代目以降の経営者の中には、幼保業界での勤務経験が無いまま、園の運営を担うことになった方が少なくありません。

その経営者の多くは一般企業で勤めた後、親族が経営する園の事業継承をきっかけに初めて幼保業界に足を踏み入れ、日々奮闘されています。

そんな経営者へ「家族」のように寄り添った経営支援をしたいという想いではじめました。

ー 世の中の好循環は幼稚園や保育園から始まる ー

それを叶えるためには、下記の循環が必要だと私たちは考えます。

  1. 理事長(経営者)が本業に集中出来れば職員の幸せを叶える。
  2. 職員の幸せは子ども達の幸せを叶える。
  3. 子ども達の幸せは保護者の幸せを叶える。
  4. 保護者が幸せになれば地域が活性化する。
  5. 地域が活性化すれば、日本の未来は明るい

ただ、この業界でいちたすが感じる課題がいくつかあり、そのうちの3つについて今回はお話できたらと思います。


課題① 書類業務の煩雑さ(=経営者の時間確保が難しい)

1つ目の課題は、書類業務の煩雑さにあります。

幼保業界の収入は全て公費で賄われ、運用には事前の計画と報告が必須です。

補助金の中には、「職員の年収を上げる」という国の意向があり、実際の給与上げ報告も必要です。

何をするにも書類を作成し、都道府県や市町村に提出しなければなりません。

知識不足で書類を作成してしまうと、法人からの持ち出しが増えたり、職員に適切に金額が配分されず、不信感が生じる恐れがあります。

最悪の結果、職員の退職が増え園運営が難しくなる可能性があります。

制度が変わる中、適切な情報が少なく、経営者が自力で解釈しなければならない状況が続いています。

その地域独自のルールもあり、制度理解が欠かせません。

課題② 少子化による園児減少(=収支悪化)

2つ目の課題は、少子化による収支悪化にあります。

▶︎保育を取り巻く状況について

子どもの出生数が地域によっては著しく減少しており、従来の経営方針では園の運営が苦しくなることがあります。

その際、現状の分析と連動した選択肢について十分検討せず、安易に新しい園を建設したり、ホームページの大幅リニューアルなどの支出が大きい投資という選択をしてしまい、回収が出来ないとさらに収支が悪化するという悪循環を産んでしまいます。

課題③ 職員のマネジメント体制(=経営者と職員のズレ)

3つ目に、マネジメントの体制に課題があります。

具体的には、

  • 経営者目線での「当たり前」が職員にとってはズレがある
  • 各職員を理解したマネジメントが実施されていない
  • 伝えたい内容が言語化されていなく、感覚ベースで育成がされている(=お互い意思疎通できていない)

社風やルール、評価項目など暗黙知が多く経営者が職員に何を求めているのかも明確になっていない状況が多くあります。

解決したい課題に対して、いちたすは

  • 「経営者の時間の確保」
  • 「園のお金の確保」
  • 「園の価値を高める」

という3つのサービスを軸に、経営者の「家族」のような存在として、幼保業界を支援しております。


① 時間の確保

複雑な書類の作成、会計データの入力をするためには必要な制度の知識を得る必要があるためかなりの時間を要します。

本業である経営に集中しようとしても、書類の作成や不足している保育人材のカバーをしていると、本筋から逸れた業務をせざるを得ない状況にあります。

では、経営者が本業の経営に集中するためにいちたすではどのように支援をしているのか。

まず、経営者が抱えていた業務を代行しながら業務の進め方を整理し、事務職員に経営者の業務を引き継ぐ支援を行っております。

全国の事例と地域の独自ルールの切り分けをすることができるため、書類を正しく作成出来るだけではなく、書類の根本的な理解と書類に付随する課題の明確化、改善も行えます。

複雑な書類作成をいちたすで代行することで、経営者の時間を確保することが可能になります。

その結果、職員の幸福度向上、保育の質の向上といった本業に向き合う事が出来るようになります。

② お金の確保

「時間の確保」で経営者が本業に集中できるようになると次に目を向けるものは何でしょう。

それは、「事業の拡大」です。

ただ、保育事業は制度を拠り所とした事業であるため、制度を正しく理解し、制度に沿った政策を展開することが重要です。

いちたすのコンサルタントが関与することで、幼児教育・保育業界の専門知識や最新情報を提供し、経営者が最適な選択を検討していただくことができるようになります。

例えば、職員の人数が多いと本来は助成金や補助金がもらえるのですが、その制度を知らないと人件費だけが大きくなります。

私たちは、現状の課題を分析し、幼保業界に特化した知識で収支改善のアドバイスをしています。

③ 園の価値を高める

経営者の方が考える「自分たちの理念は何なのか」や、「保育方針は何なのか」というものを『いちたす』という第三者の立場から、理念や保育方針について質問し言語化の作業を行っています。

職員のマネジメントや育成において質を高めるために必要なのは、「何のために経営しているのか」「みんなにとって目指すべき目的とは何か」といった『理念』を見直す事です。

いちたすでは、他の園の事例を参考にしながら質問することができます。そのため、自園と他園を比較することで、自分たちの園の特徴や強みをより明確に理解できるようになります。

パワハラと言われかねないという理由で、職員に直接伝えるのが難しいと感じる働くことに対する意識や姿勢についても、理念や保育方針を基にコミュニケーションを取ることで、職員の行動や意識を改善できるようになります。

園の「らしさ」が見える様にすることで、職員側も迷いがなくなり働きやすくなります。

結果、こどもたちにとっての利益にも繋がると考えています。

私たちは、こどもから始まる明るい未来を目指しています。

制度の理解が無いからといって、みんなの幸せを追求する園が無くなってしまうのは日本の未来にとって大きな損失になります。

制度の理解が十分でない場合でも、職員の幸福度向上や保育の質の向上に情熱を持つ幼保業界の経営者は多く存在します。

私たちはそんな経営者を支援し、世の中の好循環の『いちばん最初』を応援します。

制度の抜け道を上手く見つけ、国の意向とは違う動きで自分の園さえ良ければ良いという園が潤うのではなく、子どもや職員の利益追求といった本業に集中する園が損をしない世の中であって欲しいです。

そのような社会を実現するために、行政や国との連携を深め、より透明で公平な制度を作り上げていきたいと考えています。


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