【お知らせ】=======
当インタビューは株式会社HRbaseのアカウントで運用しておりますが、この記事は旧社名の株式会社Flucleの時代に書かれたものです。記事内には「Flucle」という表記が随所に出てくるかと思いますが、そのときの臨場感をお感じください。
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リトリートマニアの皆さま!お待たせいたしました。
これまで、「リトリート×仕事っていったいなんやねん」「行ってみたいけれど、どうしたらいいの?」というお声をたくさんいただいておりましたが…
やっと、そのノウハウをまとめることができました!
株式会社Flucleでは、半年間に渡り、さまざまなシチュエーションでの「リトリート×仕事」を検証してきました。
記事化していないリトリートもたくさんありますし、社内でも「ちょっとストレスが溜まってきた…」「集中して仕事がしたい…」というメンバーに対して「リトリート行って来いよ」というアドバイスが日常的に出るようになり…
そこで今回の記事では、リトリート×仕事のノウハウを大放出させていただきます!
今まで「それ、なんや?」と思われていた方の中から、「やってみよう!」「行ってみた!」という方が出ることを願っています。
リトリート×仕事とは
リトリートとは、「隠居・避難」「隠れ家・避難所」の意味を持つ言葉です。またデジタル大辞泉によると、リトリートとは「仕事や家庭などの日常生活を離れ、自分だけの時間や人間関係にひたる場所などを指す」とのこと。
それがベースとなり、たとえば
「リトリート先でヨガをする」
「リトリート先で森林浴と瞑想のプログラムを受ける」
など、休日や休暇を利用して・非日常の環境で・いつもとは違うことをして、自分を整えたりリフレッシュする…というイメージで語られています。
しかし「リトリート×仕事」では、リトリート先で、なんと…仕事をします!
それは、株式会社Flucleが「働くことそのものが楽しくあって欲しい」と願う会社だからです。
仕事とプライベートを分断し、「仕事のストレスから逃れるためにリトリートに行く」「また仕事に戻ってストレスを溜める」という、終わりの見えない高速バケツリレーのような社会は、もう時代遅れだと思っているからです。
しかし、いつもと同じ仕事を、いつもと同じ場所でしていては、変化を感じられません。そのためリトリート先(非日常)に身を移し、そこで自分の可能性を最大限に引き出し、心地よく仕事をしてみて欲しいのです。
日本人にはなぜか、「成果を出すには、寝ずに頑張らなくてはいけない」というようなすり込みがあります。
確かに、その考えは否定できません。
うえっうえっと吐きそうになりながらも、徹夜で成し遂げた仕事がうまくいったとき。
脳内ホルモンがドバドバ放出され、超絶な快感とやり切った満足感に、「働くっていい!!」と涙したこと。
社会人なら一度か二度はありますよね?
私(本田)も、そのような経験値だけはふんだんにある社会人生活を送ってきました。しかし、身も蓋もない言い方ですが、それは「若かったからできた」のです。
人生100年時代、果たして定年という仕組みが残っているかも定かではない。
そんな世代がこれからの社会を担います。
心身をすり減らす経験は「若いとき限定の貴重な経験」に留めておき、できるだけ長い期間、自分の力を十分に発揮していかなければ、人生が伸びたはいいものの、疲れ切って終わってしまうことになります。
だから、どうせ仕事をするなら、「気持ち良く!」「疲れず!」「パフォーマンス性をキープ!」というやり方を導入しちゃいましょう!というのが、リトリート×仕事です。
【注】リトリート×仕事は、休日に行うリラクゼーションではありません。あくまで「仕事」をしにいくことだ、と理解していただき、読み進めください。
ただし、会社組織として「リトリート×仕事」を導入できるケースはまだまだ少ないでしょう。そのためこの記事では、「あくまで個人の希望で、自分自身の仕事・ビジネスをより心地よく進めるために、自発的に行くケース」を想定して書き進めます。
ノウハウ① 誰と行くか
まず、誰と行くか・ひとりで行くかを決めましょう。
ひとりで行く「ヒトリート」のメリット・デメリット
・時間を自分のためだけに使えるため、最も効果を感じやすい
・目的に沿って、柔軟なプログラムを組める
・効果を実感して帰るには、自律が求められる
誰かと行く「チームリトリート」のメリット・デメリット
・メンバーの悩みに合ったプログラムを組むことで効果が実感できる
・同じ属性のメンバーで行くと、短時間で感覚の共有ができる
・しゃべってしまう、それぞれの集中を邪魔してしまうことがある
・遠足や旅行のようになってしまいがち
おすすめは、ひとり、もしくは仲の良い人と少人数で行くことです。
大人数だと統制が取れず、目的意識がバラバラの場合は、単なる旅行と変わらないどころか、余計に神経をすり減らして帰ることになります。
ひとりが心細いなら、同じ属性の誰かと行くようにしてください。
・同じ質のストレスを抱えている、同年代の友人同士
・同じような悩みを抱えている、同業他社の知り合い同士
・起業して、同じくらいのステージにいる経営者仲間
このように、属性の同じメンバーで行くことで、リトリート×仕事の目的意識がずれず、また特に言語コミュニケーションを取らずとも、意識共有がスムーズになります。
ノウハウ② どんな仕事をするか
リトリート×仕事に行く前に決めて欲しいのは、その目的です。目的が決まらないと、場所や期間も決められません。
今までの経験から、目的と環境がブレると、ただの締まりのない旅行になってしまうことが分かっています。
リトリート先で仕事の効率を上げて来るには「何をするか」「何を持ち帰るか」を明確にしておくことが必要不可欠です。そのため、リトリート先に持ち込む仕事の棚卸をしましょう。
そのときは、おおまかに「作業系」と「思索系」に分けて考えてみてください。
作業系
・溜まりまくっている細かい雑用をこなす、請求書作成・データ入力等に集中する
・徹底的に集中して文章を書く、デザインをつくる、プログラミングをする
・企画書や資料をがっつり作成する
思索系
・経営課題を洗い出す、これからの仕事の進め方を整理する、人生について考える
・アイデアの種を探す、本を読む、インプットの時間をしっかり取る
なんでもかんでもはできません。
ぜひこの機会に
「やりたいのに、まとまった時間が取れていない仕事」
「期限があるわけではないが、腰を据えて取り組むことでのちの役に立つ仕事」
「ストレスを感じずに終わらせたい、大嫌いな作業」
を持ち込んでください。
私は、ルーティンワークだからこそリトリート先でやっつける!という感覚も好きです。めちゃめちゃはかどるからです。ただし、作業系に取り組んだ経験者からは「もっとクリエイティブなことに時間を使えばよかった」という声もあがっています。こればかりは、一度やってみていただかないと分かりません。
ノウハウ③ どこに行くか
リトリートの「日常生活を離れ」という文言からは、ともすれば「単に山や海・高原などの施設に行くことが目的」と解釈をしてしまわれそうですが、リトリート環境で仕事の成果を出そうと思うなら、その考えはいったん捨ててください。
単に自然に囲まれることで生産性が上がるというほど、リトリート×仕事は単純ではありません。
行き先の絶対条件
・いつも仕事をしている環境と、真逆の環境であること
・ある程度の距離があること、毎日の通勤時間よりも長く移動すること
・日頃の人間関係から離れられること(SNS、メール含む)
・上記2点が達成され、その結果、アウトプットの質が上がる場所であること
窓の無いビルの一室で1日中PC仕事をしている人は、いつもと真逆の電車に乗って2時間半、海の見える宿で誰にも邪魔されずPCに向かうことで、仕事がはかどるでしょう。
しかし逆に、田舎町の社屋で仕事をしている…という人の場合は、都心部のビルの高層階にあるこじゃれたコワーキングスペースで、ビル群を見下ろしながら仕事をすることがリトリートにもなり得るのです。
ただし、海辺の施設、山の宿坊、または里山の古民家など、自然の見える環境で仕事をすることは、人のパフォーマンス性を大きくUPさせます。特別なことをしなくても、窓の外から聞こえる波音や虫の声、もしくは雨音などが、心身を自然にチューニングし、安心かつ集中できる状態をつくりだしてくれるからです。
また、ナチュラルで開放的な空間は、こり固まった思考を自然とほぐし、柔軟なアイデアを生み出すためにも役立ちます。その意味で、自然のある場所というのはリトリート×仕事に適しています。
ノウハウ④ 何日間行くか
リトリート×仕事は、1日からできます。
ただし、慣れていない人は、脳内の雑音が静まるまでに多少の時間がかかります。そのため、「数時間〜半日」では、心身がようやくリトリート状態に入った段階で帰って来なくてはならず、せっかくの効果が感じられにくくなります。
そのため、最低限、連続した12時間は確保してください。
えっ、仕事なら8時間でしょ…なんて思った方、確かにそうです。
しかし、リトリートでは、日頃の分刻みなスケジュールや雑用による思考の分断、そして会社で決められた勤務時間通りに動くという「受動的思考」から離れ、自由に自分を開放することが求められます。
その12時間には、瞑想や散歩、昼寝、読書の時間も含まれます。
初心者へのおすすめは、2泊3日です。
1泊2日はおすすめしません。その理由は、次の「どのような施設に行くか」で説明します。
また経験上、一番気持ち良かったのは4泊5日でした。3日目くらいから、深く深く自分自身に潜り込むような感覚に包み込まれ、延々と仕事をしてもまったく疲れない…という、俗にいう「ゾーンに入った」状態が続きました。
ノウハウ⑤ どのような施設に行くか
リトリート×仕事の成果を左右する、一番の要素です!
いくら自然に溢れている理想的な場所であっても、仕事に向いた施設でなければ意味がありません。
①誰にも邪魔されず、静かで、自分の時間をコントロールできること
②WIFIが使えること、仕事に集中できるワークスペースが確保できること
上記の条件を満たしていれば、さまざまな施設が視野に入ってきます。
日帰りの場合
・田舎にある研修施設、コミュニティセンターの貸会議室など
・自然が見えるコワーキングスペースなど
・貸切できるレストランやカフェ、山の宿坊など
※本田は、スーパー銭湯で思索系の1日リトリートをしたことがありますが、最高でした!!!
宿泊の場合
上記に加え、快適に泊まれるという条件が加わります。リトリート×仕事は決して修行ではありません。心身共にリラックスでき、翌日の仕事がはかどるような宿泊環境が必要です。
その場合、1泊2日だと時間を効率よく使えません。
一般的な宿泊施設は、(当然のことながら)チェックイン時間とチェックアウト時間が決まっています。
夕方チェックイン⇒夕食⇒夜の時間⇒就寝⇒朝の時間⇒朝食⇒チェックアウト
という通常の流れでは、深く集中するまとまった時間が取れないのです。
また食事の時間が固定されているのもネックです。「19:00に夕食だから、ここまで終わらせよう」などという、仕事を時間で区切るやり方から離れるためにリトリートに来ている、ということをお忘れなく。
だから、1泊するくらいなら、朝から晩まで同じ場所で過ごすという日帰りプログラムの方が適しています。
2泊3日、またそれ以上になると、「朝から晩まで」という日が生まれます。それでようやく、リトリート×仕事の条件が整うのです。とはいえ、せっかくの「朝から晩まで」の日にも、「食事の時間に呼び出される」「部屋を自由に使えない時間帯がある」となると、集中が分断されてしまいます。
そのため、一般的な宿泊施設はリトリート×仕事にはイマイチ適しません。
本田はいつもAirbnbで宿を取っています。貸切の古民家などもありますし、あらかじめホストさんに「集中したいので、放置して欲しい」とメッセージを送っておくことで、気兼ねなく自分だけの時間をつくり出すことができるからです。
★参考★ リトリート×仕事で宿泊先を決めるときの、各施設のメリット・デメリット
候補①ビジネスホテル
メリット:WIFIと快適な環境、自由に時間を使える、コンビニやプリンタなどに困らない
デメリット:自宅とあまり変わらない、脳が活性化しなさそう、寝てしまうかもしれない
候補②旅館
メリット:風光明媚、温泉がある、リラックス効果が高い、文豪みたいでカッコいい
デメリット:連泊は経費がかさむ、料理・お風呂の時間等が決まっていて不自由、デスクが無い、さぼりそう
候補③山の宿坊
メリット:脳に絶大な効果があることが経験上分かっている、修行もできる、リーズナブル
デメリット:WIFIが不安、下山できないと不便、急の予約不可&ひとりでは泊まれないことも多い
候補④郊外・田舎のセミナーハウス系
メリット:リーズナブル、プリンタなど仕事環境が整っている
デメリット:ひとりでは泊まれないことも多い、冬季休業のところが多い、広くてひとりでは怖い
候補⑤国民宿舎、かんぽの宿
メリット:自然の中で泊まれる、温泉がある
デメリット:連泊は経費がかさむ、仕事に向いているかというと微妙
候補⑥ゲストハウス
メリット:リーズナブル、WIFIが繋がる
デメリット:人との交流は今回は要らない
「知り合いや馴染みの宿があって、貸し切らせてくれる」「使っていない会社の施設がある」という方はラッキーです!
施設を決めるときに注意したいこと
【気温】極端に暑かったり寒かったりする環境は、集中を途切れさせます。自然と両立させることはなかなか難しいのが難点ですが、最優先しましょう。
【虫】これまた自然環境では排除しきれない要素なのですが、あまりにも集中を阻害するようだと困ります。
【デスク】旅館などリラックスを重視した施設では、デスクがないことがあります。ちゃぶ台の方がはかどる!という方もいらっしゃいますが、長時間PCに向かう仕事の場合は、デスクと椅子があった方がいいでしょう。
そう考えると、「会社」というインフラの整ったスペースは、とても貴重でありがたいものだと再確認できますね。
ノウハウ⑥ 何を持って行くか
リトリート×仕事に、大げさな準備は不要です。
とはいえ、サクサク仕事をするために必要なものは持って行ってください。
・PC、充電器、ポケットWi-Fiなど、作業環境に必要なもの
・自然の中に行く場合は、虫よけ、防寒着など
・宿泊の場合は、各アメニティ
本田が「あったらいい」と思ったのは、宿泊時のトラベルウオッチです。デジタルデトックスのためにスマホから離れた生活を送っているのに、起床時のアラームにスマホを使わざるを得ない…という、本末転倒なことが起きてしまったからです。
スマホのアラームで起き、寝ぼけたままSNSのポップアップを確認し、そのまま天気予報やニュースを見る…といういつもの生活に引き戻されないためにも、スマホの機能に頼らなくて済むようにしてみてください。
同様に、ICレコーダーや万歩計、カメラなども、スマホとは別に持って行くとデジタルデトックスがはかどります。
ノウハウ⑦ 食事はどうするか
何度も書きますが、リトリート×仕事は修行ではありません。パフォーマンス性をアップさせるために、脳を活性化させるためにも美味しい食事はとても大切です!
またリトリート中はなるべく五感を使うことをおすすめします。もし、旬の食材や精進料理などをいただける機会があれば、味わいながら食べてみてください。たまのリトリートです。スマホ片手に、コンビニめし…というのは避けましょう。
宿泊の場合は、食事がネックとなります。泊まる先で食事の提供があれば、手間がかからずいいのですが、その場合は時間が決められていることが多く、集中の時間を分断されてしまいがちです。
また数名で行く場合は、食事時間に話が弾んでしまったり、ワイワイ賑やかになってしまい、レクリエーション的な雰囲気に引きずられてしまうリスクもあります。
その点でもAirbnbはメリットがあります。
キッチン付きの宿を取っておけば、自分の好きなタイミングで、好きなように食事をすることができるからです。ただしそのときは、食材を買い込んでいかなくてはならない、というタスクが増えるのがネックです。
ノウハウ⑧ どれくらい気持ちいいか
リトリート×仕事がどれくらい気持ちいいかを書かせていただきます。
本田がわざわざ自然の中に足を運んで仕事をする理由は、そこに「快感」が伴うからです。
まずもって、自然に囲まれて「んん〜!」と心身ともに伸びをしてから仕事に取り掛かる、このこと自体が気持ちいいのですが、アウトプットの質がめちゃめちゃ上がることに、興奮すら覚えます。
リトリート先で仕事をすることで得られるメリット
・同じ時間、同じ内容の仕事をしていても、オフィスで行うより絶対的に「疲れない」
・集中力が上がり、単純作業にリズムが生まれる。結果ミスが減り、作業が「楽しく感じる」
・時間に管理されるのではなく、「与えられた時間を自分で管理している」感覚が生まれる
・時間終了時には「まだやってもいいのにな」という感覚を持つが、予定範囲は終わっているので気が楽
仕事を超えて感じられるもの
・野生の、人の基本的な状態に立ち返り、そのベースとなる身体と脳の調整ができる
・ジャンクな情報でいっぱいの脳のゴミ箱を、一瞬でも空にできる
・決してリラックスやスピリチュアルな何かではない、無駄のないシャープな思考を体験できる
・仕事も人生もめいっぱい面白くするための、「アウトプットの質の向上」のヒントが手に入る
リトリート×仕事で感じていただきたいのは、「脳を思いっきり遊ばるって、気持ちいい!」ということです。こんなに気持ちいいこと、しないなんてもったいない。
そしてこの快感は、バカンスや現実逃避で得られる開放的快感とはまた違う、「仕事そのものから快感を得るための快感」という何ともポジティブなものであるのが凄いんです。
おまけ リトリート×仕事@奈良のお山のゲストハウス こんな感じ!
ここまで、リトリートのノウハウについてまとめさせていただきました!
最後に、本田が先日行ってきたリトリート×仕事の雰囲気をお伝えしておきますね。
行き先:奈良と京都の県境にある、山のゲストハウス
日程:2泊3日(初日は奈良で散策&デジタルデトックス、2日目は朝から晩まで集中作業、3日目チェックアウト)
あいにくの雨模様でしたが、向かいの山に雲がかかり、風が吹くたびに雲のすきまから射す光がユラユラ揺れるという絶景に迎えられました。
これが旅行なら、ここで荷物を放り出し「わー!日頃のストレスを忘れ、癒されて帰るぞー!」という開放感に包まれますが、それはまた別の機会に。あくまで、この環境でググっと集中して仕事をするのです!
寝室のテーブルに柔らかい光が差し込みます。
窓の外からは、小鳥のさえずりと虫の音。それ以外は、自分がキーボードをたたく音しか聞こえません。
このような働き方ができるのも、PCの中にすべてがおさまっているから。「テクノロジーと、自然」の恩恵を余さず受けることができるなんて、本当に恵まれた時代だと思います。
暑くも寒くもなく、野外読書にはちょうどよい薄曇りの日でした。
休憩の取り方はさまざまです。作業系の場合は、砂時計で時間を区切り、目を休めるのもおすすめです。
また、クリエイティブな仕事に没頭する場合は、時計を一切見ずに、自分の世界に入り込んでしまうのも手です。想像以上にアウトプットが進みますよ。
オーナーがコーヒーを淹れてくれました。澄んだ空気の中で休憩を取ることで、溜まった疲れがあっという間に解消されます。休憩も、ちょっと散歩に行ったり、ストレッチをしたり、5分間瞑想をしたり…バリエーションはさまざま。
「よし!」とリフレッシュして仕事に戻れるので、休憩後すぐに集中状態に戻ることができるのも、リトリート×仕事のいいところです。
まるでジブリの世界のような環境!このようなスペースでは、日が暮れてから、キャンドルを灯し、星を見ながら瞑想などしたいですね。
リトリート×仕事では、夜は仕事をせずデジタルデトックスをすることをすすめています。ブルーライトから離れ、目と頭を休ませてあげてください。軽くお酒を飲んでもOKです。温かいドリンクを片手に、深呼吸をして香りを楽しんでみてください。とにかく五感を開放することが大切です。
基本的に、このワークスペースで仕事をしていました。雨が降る時間帯は、サラサラという雨音がBGMとなりました。
SNSのポップアップを消して、誰にも邪魔されず、自分のやるべき仕事にのめり込む。そして、その仕事がいつも以上にはかどり、ググっと集中したのに疲れない。
どうでしょう??
ワクワクしませんか?
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
株式会社Flucleのメンバーは、日頃からリモートワークを中心に仕事をしています。
そのため「自由でいいなあ!」と言われることも多いのですが、リモートワークにもメリットとデメリットがあります。
「オフィス」「自宅」の間には、ノマドやコワーキングスペースがあり、それはとても有用な選択肢です。しかしまず、「働く人が、どのような環境で仕事をするかを自分で選べる」ということが必要です。
リトリート×仕事は、その先にある「より集中をして、より疲れずに仕事ができる」という、プラスアルファの施策です。