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就活生に伝えたいこと:ヒトカラメディア・日比野亮二の場合

「何をしたい?」この質問に答えられる人の方が圧倒的に少ない

 就職活動で行う事はまずは自己分析だと思う。自分は何に興味をもって、何をする時にやりがいに感じて云々・・。ある程度の軸を見つけ出し、志望動機と直結させ、面接官と上手く会話し内定をゲットしていく。そういう就職活動が一般的。最近はインターンも盛んで実際に働いてみて進路を決める人も多い。就活生で大切な事はとにかく色々行動し感じる事だと思う。

 始めから自分は何がしたいのか明確な人は、大学生やもっと前から起業したり仕事をしたりするもの。そういう人はそういう道を自然に選ぶ。でもそうでない人の方が圧倒的なのは事実。月並みだがそういう人は色々な人に会って会話したり、インターンの様に実際に仕事を体験する事が重要だと思う。大事な点を一つ挙げるとすると、自分が感じた事を大切にするという事。周りから色々なアドバイスを受けると思うが、結局自分はどう思っているのか。常日頃自分と対話する事がどの場面においても大事な事だと思うし、やりたい事を見つけるための必要な行動だとも思う。

1社目に入社する会社は本当にその人の人生を大きく左右するのか?

 私は2009年卒でそこそこ?の大学を出たのだが、当時は結構至る所で上記の事を言われていた。確かにそうは思うが、持論を言うと1社目に入社する会社ではなく、誰と仕事をするかが人生を大きく左右すると感じている。人は人から学ぶ側面が強く、影響を受け易い。どういう気持ちで仕事に取り組むべきなのか、前に進めるためにどういう考えでアクションしていく事が適切なのか。その方法を間違えると解決までいくらでも遠回りするし、解決に至らない事も。よくスポーツで身近に上手い選手がいると上達が早いという。目標達成のための思考法、練習の取り組み方、練習以外での過ごし方等色々なヒントがあり、マネをするだけで近づける。そういう人が近くに居るかどうかが、その人に大きな影響を与えるのだと個人的には思う。

選択肢は一つではない

 自分は何をしたいのか、自分は何が適正なのか。よくそう思った事があった。でも結局やってみないと分からないな、というのが結論だった。であれば選択肢を狭める必要性は無い。私の周りは所謂大手企業や公務員になりたい人が多く、世の中一般的なレールにのる事を就活生の時から思ってる人が多かった。別にそれは悪い事ではないし、堅実だとも思うし、立派な選択肢だと思う。ただそこから外れる選択肢もあるのだと教えてくれた人は周りにはいなかった。でも実際にはそういう人は沢山いた。自分の可能性を広げるのは自分でしかないが、気付きを与えてくれるのは「人」なんだと思う。本でもセミナーでも何でも良い。話が飛躍するが、とにかく色んな人に会う事が自分の人生を豊かにする事だと思う。

プロフィールを見てもらえれば分かると思うが、私は20代で既に3回転職している。転職を悪と見る人もいるし、そうでない人もいる。結局は自分がどうしたいかで人生が決まる。数年前より明らかにベンチャー会社は増えているし、色々な考え方を持った人が増えたし、そういう人達と結びつけるサービスも増えた。人生はなるようになるし、逆に言うとなるようにしかならない。

前に進むためには自分と対話しながら、感じた事を素通りさせずに溜めておく。そうして自己納得をさせながら、やるだけやったら後はえいや!と半ば強引に割り切ってしまう。時にはそういう思い込みも大切。

周りと触れ合いながら、今の自分と見つめ合う。その行動の繰り返しをすれば自ずと前に進めると私は思います。

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