今回は2019年10月にIT業界未経験からヘッドウォータースに入社し、現在プロジェクトマネージャーとして複数案件を担当するNさんにインタビューを行いました。
#ヘッドウォータース入社までの経歴
元々は教諭を目指しており、4年制大学の教育学部を卒業後、千葉県で小学校教諭として4年間ほど従事していました。勉強を教えることが好きで、学生時代はアルバイトで塾講師もしていたことなどから教諭を目指しました。
教諭になって最初の1~2年はとにかくがむしゃらに仕事をしていましたね。
ただ、3~4年目になって仕事に慣れてきた頃、色々疑問点が出てきました。
当初、「人に教えることが好き」で選んだ教諭という仕事でしたが、小学校教諭という仕事は勉強を教えること以上に、生活指導やいじめ問題など人と向き合う仕事である側面が強くギャップを感じていました。
そのため、この仕事をずっとしていくというイメージが湧きにくいなと感じ転職活動を考えるようになりました。
その後退職し、社会人の転職向けプログラミングスクールに半年間ほど通い、そちらのスクールでヘッドウォータースの求人を見つけ入社に至りました。
#キャリアチェンジでIT業界/ヘッドウォータースを選んだ理由
大学時代に一般教養として様々な分野の学習をする機会があり、その一環でHTML等を使って簡易的なWEBサイトを作成するという課題に取り組みました。
その際、周囲の友人達はあまり楽しくなさそうでしたが、自分は意外と楽しく取り組むことができたことがIT業界を考えるきっかけでした。
もしかしたら適性があるのかな?と感じ、興味が持てる分野だったのでIT業界に挑戦してみようと思って選びましたね。
ここだけの話、向いていなければ教諭に戻ってもいいな、とも思ってもいました。(笑)
一般企業で勤務自体の経験がなかったので、自分の経験を広げるためにまずは1度やってみよう!という感じで挑戦しました。
その中でヘッドウォータースに決めた理由としては、「人」に魅力を感じたからです。
面接の際に、まずは人事担当の1次面接、その後入社当時の上長にあたる部長や役員との面接でしたが、すごく丁寧に説明してもらって、働いている人達の印象がすごく良かったんです。
特に現役社員との面接では、明るくパワフルな人柄が印象的で、この会社なら楽しく働けそうだなと感じたのが決め手です。
#入社後の主な業務内容
入社してまずは、プロジェクトメンバー3名程度の小規模な案件に参加しました。
WEBサイトの運用保守プロジェクトで、HTMLやWordPressを使って主にフロントエンドのコーダーとして業務にあたっていました。
その後入社半年くらいで、先程のプロジェクトと並行して大型プロジェクトのキックオフから参加することになり、そのプロジェクトはつい先日まで続いていました。
プロジェクトの始動当初はまだ技術力が不足していたので、最初はテスト設計から担当し、実務を通して徐々に学んだことで担当できる業務を増やしていきました。
長期的に継続していた大型プロジェクトだったこともあり、パートナーさんを含めメンバーの入れ替わりも多々あって、気が付けばキックオフから参加していた自分がプロジェクトの中でも古株になっていました。
そんなこともあって、企画の一部取りまとめを担当し始めたことをきっかけに、だんだんと開発から管理寄りの業務が増えていき、3年目の現在はプロジェクトマネージャーとして業務にあたっています。
先日その長期プロジェクトが終了し、現在はプロジェクトマネージャーとしてDX案件を含む3案件ほどのプロジェクトを担当しています。
#プロジェクトマネージャーという業務について
プロジェクトマネージャーとしての主な業務内容は、プロジェクトの進捗管理、顧客との調整、打ち合わせの準備やファシリテート、見積もりに作業者のアサイン計画など多岐に渡ります。
プロジェクトが円滑に進むよう、顧客との認識合わせが大切なので、メンバーからも疑問点があればしっかりと吸い上げて、顧客に確認するなど橋渡し的な役割も担います。
#入社後苦労したこと
そもそもIT業界未経験によるキャリアチェンジだったので、何もかも初めてのことで大変でした。
プログラミングスクールに通って概要こそ理解していたものの、実際のプロジェクトで使用する言語は異なっていたので、入社当初はとにかく勉強の毎日でしたね。
最初のころは、「こんなこと本当にできるのか?」って思いましたよ。(笑)
ただ、案件の中でペアプロ(※)する時間を設けてもらえましたし、教材を用いて学習する機会もいただけたので、とにかくしがみついて必死に取り組みました。
時には自分の時間を使って図書館で勉強したりもしました。
※ ペアプロとは・・・
2人が協力してプログラムの問題を解決する方法。
1人がソースコードを書き、もう1人がそのソースコードを読みながら、問題点や課題を改善してソースコードを作り上げます。お互いに意見を出し合い、技術的な課題や観点を補い合いながら完成物を作り上げます。
#入社後に感じたギャップはありますか
IT業界未経験だったので、当初はもっとがつがつ手を動かしてひたすらコーディングするようなイメージでした。
実際入社してみると、思っていた以上に業務の幅が広いなと感じましたね。
ヘッドウォータースという会社への印象は良い意味で入社前に感じていた印象のままで、
上長達も初心者だった自分に分かるよう目線を合わせて話してくれますし、質問しやすい環境や、配慮してくれているなとよく感じました。
よく代表の篠田が言ってますが、【礼節を持って接する】を体現している尊敬できる上司が多いなと感じます。
#ヘッドウォータースでの働き方
現在ヘッドウォータースではテレワーク、出社と必要に応じて選べるような制度になっていますが、僕の場合はほぼ毎日出社しています。
やっぱり本社は業務するには環境が整っているなと感じます。
移転して綺麗になりましたしね。ただ、社員がどんどん増えているのでたまに混んでいるなぁと感じます。(笑)
プロジェクトマネージャーとして顧客との打ち合わせは度々ありますが、新型コロナウイルスの影響から働き方が変わり、打ち合わせはほぼオンラインによる実施となったので、客先への訪問もそこまで多くはありません。(※プロジェクトに準じます)
フレックスタイム制が導入されていますが、僕の場合はほぼ9時~18時の定時で働いていますね。
残業はプロジェクトの進行状況によって必要に応じてになりますが、入社して約4年間のなかで残業時間がみなし30時間を超えたことはないです。
#今後どんなことに挑戦していきたいですか?
現在のプロジェクトマネージャーという業務の中で、顧客とのやりとりの際、もともと教諭の仕事で培ってきた【人にわかりやすく話すスキル】を活かせているな、とすごくやりがいを感じています。
引き続きプロジェクトマネージャーの業務経験を積んでいって、今後はもっと大規模な案件をまわせるようになっていきたいですね!
また、今後はもっと数字を意識して、会社全体の事も俯瞰して考えられるように視野を広げて、自分からより良い案を提案できるように引き出しを増やしていきたいなと思っています。
#どんな人がヘッドウォータースに向いていますか?
入社前に感じた社員の人柄の良さというのがヘッドウォータースの大きな魅力の1つだと思うので、謙虚で思いやりのある、礼節のある人柄の方でしょうか。
プロジェクトマネージャーという業務の観点でいうと、顧客との認識合わせが大切になってくるので、コミュニケーション能力が大切だと思います。
あとは僕自身がそうなのですが、思考パズルというか、考えることが好きな人は向いているのではないかなと思います。