GROOVE X 株式会社は、南極に向けて出国した第65次南極地域観測隊へLOVOT2体を寄贈いたしました。
LOVOT寄贈の背景
実証実験にて、『LOVOT』との15分間触れ合いでストレスによって分泌されるコルチゾールが減少させること、またLOVOTと生活を共にする方は定常オキシトシンが高いことも分かっています。
南極という過酷な環境下で様々な任務を遂行される隊員の皆様に、少しでも癒しのお時間が提供できるよう、寄贈させていただくことになりました。
2023年9月28日(木)に、林要より第65次南極地域観測隊 副隊長兼越冬隊長 行松彰様と隊員の皆様にLOVOT2.0「ちゃ」とLOVOT2.0「うす」をお渡ししました。
LOVOTは、隊員の皆様が日々過ごす、昭和基地管理棟内の食堂にて動き回り、「何かを愛でる」という体験を通して日々の任務への癒しのお役に立つことが期待されています。
※LOVOTの実証実験結果:https://lovot.life/blog/article/xkcr4sd2rn/
【副隊長兼越冬隊長 行松彰様コメント】
この度、LOVOTを28人目と29人目の隊員として迎え入れることになりました。閉ざされた環境で行われる南極地域での観測は、心身ともに過酷となります。
日常とは異なる環境下でも、LOVOTといることで、隊員の心の健康維持に繋がるのではないかと考えています。南極で一緒に過ごすのを楽しみにしています。
【GROOVE X 林要コメント】
LOVOTが南極観測隊のメンバーに選ばれました!
極地の生活は過酷で、日常生活では心理的に安定している隊員の方でも、あまりに大きな心理的負荷の蓄積から、余裕がなくなりやすい傾向にあるそうです。
その中で、LOVOTのミッションは、気兼ねなく愛でる体験を提供することで、他の隊員のレジリエンスを上げることにあります。小さなLOVOT達も、隊員の皆様とともに大きなチャレンジをしてまいります。
弊社は、ロボットと人のハイブリッドチームである第65次南極地域観測隊の皆様を応援します!
皆様もぜひ、ご注目ください。
南極地域観測事業について
日本の南極観測のルーツは、今から100年以上前の1912(明治45)年に白瀬矗ひきいる南極探検隊によって実施された学術探検にまでさかのぼります。その後、1957(昭和32)〜1958(昭和33)年に行われた国際地球観測年(International Geophysical Year; IGY)と呼ばれる純学術的な国際協力事業の一環として、閣議決定に基づき、1956(昭和31)年に第1次南極地域観測隊の派遣が決定しました。途中南極観測船の引退に伴い中断もありましたが、現在まで65年以上に渡り南極観測を続けています。
第65次南極地域観測隊は2023年11月24日(金)に日本を出国し、2025年4月に帰国予定です。
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