ジーピーオンラインの社員インタビューシリーズ。
第7回は、東南アジア・ベトナムにあるグループ会社[Laichi LLC(ライチ:以下省略)]で、マネージメント業務に携わる「ヒサスエさん」です♪
[Laichi]は、ホーチミン市にあるデジタルコンテンツ制作会社です。
Web、モバイルApp、VR/ARなど幅広いコンテンツを、高い技術と確かな知識によって提供するジーピーオンライングループにとってビジネス戦略上の重要な海外拠点です。
海外にある[Laichi]のオフィスでも、ジーピーオンラインがグループ全体で大切にしている働きやすい環境づくり、社内の風通しの良さ、人を育む姿勢などは同じです。
管理職としてベトナム人スタッフを日々励ましながら、逆に多くのスタッフから「笑顔と元気をもらっている」と言う彼女に、ベトナムでのビジネスと暮らしぶりをインタビューしてみました!
ーではまず、簡単な自己紹介をお願いします
現在、入社7年目のヒサスエです。
ジーピーオンラインには未経験のWebディレクターとして入社しました。
3年間東京で働きつつ、大手広告代理店での常駐業務にも1年ほど従事し、ちょうど入社4年目の2019年5月にベトナムでの新規事業立ち上げスタッフとして駐在をスタートしています。同年の2019年12月に[Laichi]が設立し、現在は[Laichi]のマネージャーをしています。
2020年12月に出産のため日本へ一時帰国しましたが、2021年5月に再びベトナムに戻り9月より復帰しています。最近の悩みはママ友が全然作れないこと。
―現在の業務内容は主にどんなものでしょうか?
主に案件のフォローとスタッフへの教育や社内ルールの定着化へ向けた活動を進めています。
特に、仕事の悩みや不安の解消など一人ひとりに対する丁寧なサポートに取り組んでいます。
具体的にはジーピーオンラインの日本側スタッフと、オンライン会議を行う際に、意思疎通を欠いて誤解やトラブルを招かないように調整を行います。
そのほかに新規スタッフの採用業務なども進めていますが、今の最大の関心ごとは新規事業のリサーチと受注促進です。今年の私の業務テーマをひとことで言うと「営業」です。[Laichi]の対外的なPR活動にいちばん力を入れています。創業メンバーの一人として、つねに「スタッフ全員の幸せ」を考えながら、[Laichi]の持続的な成長や事業拡大の可能性を探しています。
―どういう状況のときに仕事のやり甲斐や達成感を感じますか?
私は「ゼロイチ(0→1)の仕事」が大好きなんです。
ときどき困難な事業課題に直面して悩むことがありますが、冷静によく考えて新しいアイディアや閃きが生まれたときの、あの達成感がうれしくて頑張れます。
[Laichi]は設立後まだ3年目です。走り出したばかりの組織なので目の前には未解決の課題が山積しています。毎回「どうしようか?」とずいぶん悩みます……。そういう時は、いつも必ず「Laichiらしい強みが活かせるソリューション」を考えるようにしています。解決への糸口が見つかったときは胸が高鳴りますね。そこから少しずつ工夫しながら改善し、業務環境を整えていけるからです。
「マルチタスクが性に合っている」と感じていて、いくつかの業務をうまく並行的にバランスさせながら、押し上げていくような作業も好きです。適度に変化があったほうが、いつも新鮮な気持ちで取り組めますし、達成感も得られます。昨日よりも「少しだけ進化した今日」を探しながら、挑戦する今の仕事に魅了を感じています。
―ベトナムで新しい会社を立ち上げることに不安はありましたか?
以前から「一度は海外で働いてみたい」、という気持ちがありました。
学生時代にヨーロッパへ留学した経験が根底にあると思います。言葉が通じない国でも「自分しだいで道は拓ける」ことをそのときに学びました。
でも東南アジアを訪れた経験は乏しかったので、ベトナムに来る前はしっかり視察しました。
ホーチミンの第一印象は「発展途上で雑多だけど陽気な街」。快活なエネルギーが街中に渦巻いていました。
それに美味しい日本食レストランがあるし、ベトナム料理だって口に合う。気候的にも四季の寒暖差がなくて穏やかです。この国だったら「絶対に住める!」と思いましたね。ときどき「人生の夏休みが続いている」ようなリラックスした気分が味わる国です。
そして、何よりも心に残っていること……。それはオフィスを初めて視察したときの第一印象の良さです。集まったばかりの新しいスタッフは、みんな少しシャイな雰囲気でしたが、目がキラキラと輝いていて好感が持てました。「こんな仲間となら一緒に働けそう」と、その場で勇気をもらってベトナム生活のスタートを決意しました。
―最後は人が重要な判断基準になったわけですね
はい、日本とはビジネス環境も習慣も異なりますし、やはりベトナム人スタッフとの相性がいちばん気になりました。働く相手によって仕事へのモチベーションは変わりやすいものですが、第一印象の通り良好な人間関係を早く築くことができました。今ではより多くのスタッフと信頼感で結ばれています。
あとは、[Laichi]の社長であるカワムラさんの存在が大きかったですね。
彼はグループ会社の「トンガルマン」に在籍していた時に一緒に仕事をした仲間で、日本にいた頃からプライベートでも魚釣りに行ったりと、コミュニケーションが良好でした。
真面目で優秀だし、いつもポジティブな姿勢の方です。「同じ視線で目標を見る」ことができますから今もずっと変わらず頼もしい存在です。
そして、うれしいことにカワムラさんと私の下に、今の[Laichi]を支えてくれている優秀なスタッフが何人も育っています。組織の根幹を担ってくれているスタッフの判断力とヤル気が、いつも切れ目のない波及効果を生み出し、オフィス内のムードを押し上げてくれるんです。最初は恥ずかしがり屋さんだったスタッフがもう今では立派に育ち、カワムラさんと私を支えてくれています。
もちろん、ここに至るまでに事件もありました。
以前、ジーピーオンラインの大阪オフィスから大きなクレームが入ったことがあります。
[Laichi]を立ち上げてちょうど1年目ぐらいの頃でしょうか。そのときは私もカワムラさんも顔面蒼白に……。業務対応面の厳しい叱責をいただいて、辛い経験でした。
そのときは、ジーピーオンラインのエンジニア・ウダカさんがベトナムまで来て、助けていただきました。[Laichi]のスタッフを対象にコーディングの詳細なレクチャーをお願いし、その後も定期的に細かなアドバイスをいただいています。私たち[Laichi]側の危機意識と、日本からの確かなフォローアップが相まって、業務が再び軌道に乗りはじめました。日本からの力強いサポートに感謝しています。
―そんなドラマがあったのですね
では最後にWeb業界を志望される方々へメッセージをお願いいたします!
ジーピーオンラインは、どんどん新しいことに取り組んでいくポジティブな会社です。
私はベトナムで活動していますが、実はいま「メタバース」に興味津々。
日本市場に向けてバーチャル空間に根ざした新しいサービス開発を考え始めています。
ですから、あなた自身がジーピーオンラインで思い描く未来のビジネスシーンも、あなたが望めば今はまだ想像できない新しい世界に変わる可能性があります。
「Web制作の実務経験がなくて大丈夫かな?」「ITのもっと新しい分野を開拓したい!」さまざまな想いを抱きながら、この記事を読んでくれているあなたも安心してください。社内の教育・サポート体制が整っていますし、人材の個性を尊重する会社です。
一緒に少しずつ新しいことに挑戦していきましょう。
ジーピーオンラインには、ヒサスエさんのような快活な先輩社員が多く働いています。
私たちはWebを取り巻くこれまでのビジネスモデルだけでなく、デジタルマーケティングやAIまでも視野に入れた多様な可能性を探究しています。
実務経験がない方も、他業種からの転職希望の方も大丈夫です。
是非その熱い気持ちをメッセージに添えてご応募ください!